静岡で強化キャンプ中のJ1鹿島は25日、2部練習を行った。キャンプ最終日の26日に控えた天津泰達(中国)との練習試合を前に、午後はセットプレーや紅白戦などで調整した。
リーグ中断前は故障がちだった内田は、地元に近いキャンプ地で予定通りメニューを消化した。「今は(動きを)抑えずにできている。気温が上がって体が動いているのもある」と順調な仕上がりを見せている。
キャンプでは低い位置からビルドアップする形に取り組んできた。後半戦の巻き返しに向け、攻撃パターンの再構築は不可欠。内田は「これを勝ち負け関係なく、試合でできるように。負けが続くと違うことを始めがちなので」と好意的に受け止めていた。
来季加入が内定し、特別指定選手のMF名古は6日間の練習を終え、「キャンプ通して自分の良さを出せている」と充実の表情。初の実戦となる天津泰達戦へ「監督のサッカーの意図を理解しつつ、自分の特長も出すべき。遠慮なくどん欲にボールに絡んで、ゴールにも絡みたい」と意気込んでいた。
(岡田恭平)
J1鹿島 静岡キャンプ 内田、調子上向き