日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年11月4日日曜日

◆鹿島セルジーニョ、三竿に「叫んだ」好パス呼び込む 5戦連発でACL優勝王手(デイリー)






 「アジアCL・決勝第1戦、鹿島2-0ペルセポリス」(3日、カシマサッカースタジアム)

 クラブのアジア王者を決める決勝戦の第1戦が行われ、鹿島(日本)がホームでペルセポリス(イラン)を2-0で下した。後半13分にMFレオシルバが先制点を決めると、同25分にはMFセルジーニョが追加点を決めるなど、2人のブラジル人が大仕事をやってのけた。

 守備面でも、日本代表DF昌子源を中心にイランの難敵を完封。悲願のアジア王者に向けて大きく前進した。第2戦は、ペルセポリスのホームであるテヘランで10日(日本時間11日午前0時)に行われる。鹿島は引き分け以上か、1点差以内の敗戦ならば大会初優勝となる。

 勝利を決定づける、貴重な追加点だった。1-0で迎えた後半25分、MF三竿のふわりとしたパスを、セルジーニョが左足でキッチリと流し込んだ。技ありのシーンについては「あの瞬間、(三竿)健斗に叫んだんだ。言葉が通じたのか、パスが来たので後は決めるだけだった」と、爽やかに振り返った。

 これでACLでは5戦連発。ペルセポリスのゴールを守っていたのは、イラン代表としてW杯にも出場し、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)のPKも止めた名手・ベイランバンドの牙城も破って見せた。まさに助っ人としてふさわしい活躍を見せているセルジーニョだが「誰が点を取るかは問題ではない。目標はタイトル獲得だから」とキッパリ。第2戦を見据えて「謙虚さを保って、タイトルを獲りにいきたい」と語っていた。





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