
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年1月20日日曜日
◆「頼れる存在がいなくなったことで、今シーズンは違ったチームになる」。内田篤人が語る鹿島、小笠原、そして…(GOAL)
■昨シーズンの自分は「20点」
――2010年7月以来8年ぶりにJリーグに戻って来られました。ドイツに行かれる以前のJリーグとの変化を感じられますか?
Jリーグはよく見ていましたし、それほど変わった印象はないのですが、スタジアムの雰囲気がすごく良くなっているなとは感じました。ガンバとか、フロンターレとか。「Jリーグ盛り上がっているんだな」って思いました。
――プレーやレベル面では?
技術的な面はやっぱりうまいです。もう少し激しさがあったらすごいのにと思いますが。
――昨季はイニエスタ選手など、ビッグネームがJリーグに加入しました。
続けてほしい、つなげてほしいと思います。イニエスタが、ポドルスキが、フェルナンド・トーレスが来たで終わるのではなくて。彼らを近くで見た選手が彼らから盗んだものを今後Jリーグで見せていってほしい。Jリーグに還元していってほしいと思います。
――昨シーズンの話をお聞かせください。結果をどのように捉えていらっしゃいますか?
個人としてはケガから明けたシーズンでしたが、(シーズン中に)筋肉的なケガを何回か繰り返してしまいました。だからよけいに今シーズンは頑張らないといけないと思います。チームから離脱することなく、チームに貢献しないといけない。チームとしてはずっと追いかけていたACLのチャンピオンを獲ることができたし良かったんですけど、Jリーグ、国内のタイトルを獲れていません。(自分が)試合に出る出ない関係なく、チーム全体でタイトルを獲りにいきたいと思います。
――昨シーズンを100点満点で採点すると…?
めっちゃ低いですよ、20点くらいじゃないですか、全然プレーしていないですからね。ケガが多かったし。20でも高いくらいじゃないかな。
――では、今シーズンはその辺りをもっともっと…。
もちろんケガをしないのは当たり前だし、チームを引っ張っていかないといけない年齢でもあるし立場でもあるので、そこはもっとやらないといけないと思っています。
――チームの中で役割が変わっていると感じますか?
僕がJリーグにいたのは20歳、21歳のころだったので。でも、もう僕30ですから。チーム全体のことを考えないといけないし、若手のことも考えないといけない。もちろん勝つために何ができるのかを考えて練習して、プレーすることが大切だと感じています。
――チームの成績を見ると、昨季前半戦は苦しみました。その後好転していったように見えたのですが。
前半戦なかなかうまくいかない時期でもチーム全体が(このままでも)もっとやれる、勝てると思っていた気がします。そこがやっぱり間違っていたという印象です。やっぱり泥臭く、汚くてもいいから勝ちにいかないといけなかった。
それを教訓に、今シーズンはスタートからコケないようにしないといけない。後半良くなっていった理由はチーム全員、選手全員が「やるべきことをやらないといけない」と思ったこと。その基本に立ち返って「アントラーズって守備ちゃんとやっていたじゃん」、「みんな走ってぶつかっていたじゃん」というところにフォーカスした。そういう印象です。
――何かきっかけはあったんですか?
段々と変わっていきましたね。時間もあると思います。急にコロッとは変わらないですけど、みんながどうしたらいいのかを考えた。監督もそうだし、フロントもそうだし、それが徐々にうまく軌道に乗ったのだと思います。
■「満男さん」の存在、安部のブレイク

――小笠原満男選手が昨季限りで引退されました。すでに何度も聞かれたかもしれませんが、内田選手にとって小笠原選手の存在とは?
満男さんが引退してからの取材は初めてなので、初めて聞かれました。
満男さんは口数は少ないし、ぶっきらぼうというか…サポーターや取材の人とかにはあまり印象が良くないかもしれないんですけど、本当はすごく優しくて、選手のこと、みんなのことを考えています。そして、一番勝ちたがっている、負けず嫌いという印象です。もちろんプレーヤーとして、サッカー選手としては蹴る技術は飛びぬけていますし、シュート練習をやっていても、一番いいところに蹴るのが満男さんだと思います。
プレーだけじゃなくて、ああいう選手、十何冠と獲ってきた選手がいただけでチームは違った。でも、僕らが精神的に頼れる存在がいなくなることで、今シーズンは違ったチームになるんじゃないかと思いますね。
――その中で内田選手がご自身の役割、チームの柱がいなくなったことを、どう捉えていますか?
僕もそういう立場にならないといけないし、そういう期待の目はあるかもしれないけれど、僕は満男さんには追いつけないので、自分がどう思ってチームを勝たせられる存在になるのかを考えて行動します。もちろん満男さんがいなくなったことで、チーム全体の危機感は絶対あるので、それがうまい方向に転がるようにしたいと思います。
――引退後、小笠原選手と言葉を交わしたり、何か言われたことはありましたか?
僕、実は記者会見を後ろで見ていたんです、こっそり。やっぱり寂しいなと思いました。(会見が)終わって数日してから話して「何するんですか?」って聞いたら「まだ決めてない」と。「決まったら話するからまた呼ぶわ」と言って去っていきました。
――「(チームのことを)よろしくな」みたいなことは?
全然、全然。満男さん、クラブハウスに来ていたので「部外者は出て行っていいですか?」みたいな感じでした(笑)。
――鹿島は若手も徐々に出てきている印象があります。特に昨シーズンは高卒2年目の安部裕葵選手がブレイクしました。彼の良さは?
走れるし、戦えるし、技術があります。現代サッカーでサイドの選手が持っていないといけないものを確実に持っています。あの年齢でJリーグであれだけできたら、誰がどう見ても、もう海外に行っちゃうのかなという感じがします。それをJリーグにいるうちに見ておかないといけないし、「僕、Jリーグでやることないよ」というところまで結果を残してほしい。それだけやれる実力、ポテンシャルは持っていると思います。
――特に、どういうところが違いますか?
ドリブル一つでも相手の逆をしっかり取れるし、難しい局面でも打開できます。あとは“走れる”というのが大きいかな。もし彼が今後活躍してどこかに行ったとしても、あれだけ走れて戦えれば、どこに行ってもやれるなと思います。
――クラブ・ワールドカップの準決勝レアル・マドリー戦の後、悔し涙を流したといったメンタルの強さを感じます。
彼は精神的な部分では変な話、心配ないというか、芯が通っていると思います。若いけど、落ち着いてプレーもできるし、闘争心もあるし、本当にいい選手です。
■いいサッカー悪いサッカー関係なく

――タイトルに向けたシーズンがまた始まります。どういった戦いをしていきたいですか?
ACLを獲ったことで、アジアから追われる立場になりました。選手・クラブ、みんな見られる立場になったので、そういった中でもやることを変えずにひたむきに勝利を目指す。変に奢ることなく、周りの目は気にせず、今まで通りチームが勝つために個人それぞれが何をしないといけないのかを考えてプレーすることが大事だと思います。
――今オフに昌子源選手がトゥールーズへ、西大伍選手がヴィッセル神戸に移籍しました。また、J1で言うと川崎フロンターレが2連覇しています。その中で鹿島の役割をどう考えていますか?
うーん、なんだろう。でも、サッカーをしていれば移籍で出て行く入って来る、いろいろあります。その中でJリーグができてからずっとタイトルを獲り続けているのがアントラーズなので。誰が入って来ても出て行っても、このクラブはタイトルを獲らないといけない。いいサッカー悪いサッカー関係なく、タイトルを獲らないといけない。
――ではご自身の今季の目標は?
タイトルを獲りたいです。勝ちたい。何でもいいし、何個でもいい。
そして、僕自身はケガをせずにチームに帯同しないといけないと思っています。「やれる・やれない」は何となく分かっているので、体調やコンディションをしっかり保つ。何回かケガはするかもしれないけれど、その期間をなるべく少なくしないといけないと思っています。
――アントラーズはかつて「常勝鹿島」と言われていて、しばらく遠ざかっていいました。昨季アジアを獲って今季は「常勝軍団復活」といった印象があります。選手の中ではそういった意識はありますか?
やっている選手は全部のタイトルを獲りたいんです。「常勝」と言われたのは先輩たちが頑張ってきたから言われたのであって。僕らの代はもっと頑張らないといけないと思います。
――最後に、意気込みをお聞かせください。
スタートからうまくいけるように、キャンプからチームみんなで監督中心に戦い方、方向性を確認して、準備することが大事だと思います。始まってからはできることは限られているので、シーズン前、準備の段階が非常に大事だと思います。(昨季は)タイトルが国内では獲れていません。今シーズンは何個と言わずできるだけ獲ってチームとしても選手としてもレベルアップできるように頑張ります。
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