日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年9月27日金曜日

◆【鹿島|採点&寸評】横浜に4発圧勝で天皇杯8強入り。ハットトリックのアタッカーが文句なしのMOM!(サッカーダイジェスト)






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ダブルボランチは及第点以上の出来


[天皇杯ラウンド16]鹿島4-1横浜/9月25日/カシマ
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5

開始早々は相手の勢いに押されたが、ワンチャンスを活かして先制に成功。同点にされても慌てることなく、前半だけで3ゴール。後半も危なげないゲームマネジメントでダメ押しの4点目もゲットし、力の違いを見せつけた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 6
エリキのPKを一度は止めたが、こぼれ球を詰められて悔しい失点。ただそれ以外は、ほぼノーミスの内容でゴールを守り抜いた。

DF
24 伊東幸敏 5.5
同サイドで対峙した横浜の遠藤にやや手を焼いた印象だが、粘り強く対応し、大事には至らず。ただフリーだった53分のクロスは味方に合わせたかった。

27 ブエノ 6
自分のミスは、自分でカバー。迫力あるスライディングタックルでボールを奪うなど、球際では強さを発揮した。

39 犬飼智也 6
的確なカバーリングとクロス対応。ただ奪った後の処理に課題。攻撃をサポートするチャレンジングなパス出しは悪くなかった。

26 小池裕太 6
エリア内でエリキを倒してPKを献上。もっとも、それを引きずらず、攻守に堅実な働きぶりで左サイドを安定させた。
MF
6 永木亮太 6.5
中村の1点目をアシスト。中村の2点目はアシストのアシスト。ボランチとしては、タイトかつハードな守備が光った。

4 レオ・シルバ 6.5(85分OUT)
相手の選択肢をジワジワと消す寄せ方が半端ない。ミドルゾーンで抜群の存在感を放つ一方、名手らしからぬパスミスも。


伊藤は二度の決定機逸も最後に仕事


18 セルジーニョ 5.5(79分OUT)
34分のビッグチャンスは決めるべき。味方を活かすパス捌きはまずまず。ただ、バイタルエリアでのプレーが少なかったか。

13 中村充孝 7.5(59分OUT)MAN OF THE MATCH
前半だけでハットトリックの離れ業。どのシュートも高い技術が凝縮されていて、改めて能力の高さを示した感あり。レギュラー奪取に向けて、大きなアピールとなった。

FW
25 遠藤 康 6
ファウルを誘う巧みなキープ。高い位置でのディフェンスも精力的だった。正確なマイナス気味のパスで中村の2点目をお膳立て。

15 伊藤 翔 6.5
59分のヘッド、65分のワンタッチシュートはいずれも相手GKの好守に阻まれるも、77分の1対1は鮮やかなチップキックでネットを揺らす。最後にしっかりFWとしての仕事を完遂。


途中出場
MF
41 白崎凌兵 5.5(59分IN)
主戦場の2列目左サイドで投入。前を向いてマイボールにできる時は、シンプルかつ効果的な攻撃を繰り出した。

MF
8 土居聖真 ―(79分IN)
大津のイエローを引き出したボールのもらい方は秀逸。逆サイドへの展開もスムーズだった。出場時間が15分未満のため採点なし。

DF
37 小泉 慶 ―(85分IN)
この日は右SBではなくボランチでプレー。次の展開を読んだ早い動き出しでピンチを未然に防ぐ。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
大岩 剛 6
中村の抜擢が大当たり。良い流れをそのままに、週末のリーグ戦を見据えた交代策もソツがなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)







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