日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年2月8日月曜日

◆【鹿島】3バックの新オプション導入着手! 今季初の練習試合で70分間テスト(報知)






J1鹿島は6日、宮崎市内でJ1大分と今季初の対外試合(45分×3)を行い、1―1で引き分けた。得点者はMF松村優太。

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 試合は対戦相手の希望でメディア非公開で行われたが、鹿島は3バックの新布陣を約70分間テストしたもよう。クラブ創設から29年、伝統の4バックを基本布陣としてJクラブ最多20冠のタイトルを獲得してきたが、就任2年目のザーゴ監督(51)はこの日までに「臨機応変に対応できる選択肢を持つことはチームとして重要なこと」とオプションとしての新システム導入を示唆していた。

 新システムのテストは2本目の途中まで。DF犬飼智也とDF関川郁万の2人に、明大から加入のDF常本佳吾を加えた3人で3バックを形成。右ウイングバックにはDF広瀬陸斗、左にはDF永戸勝也が起用された。シャドーの位置にはMF松村優太と昌平高から加入のMF須藤直輝を配置し、1トップにはFW染野唯月。松村の得点シーンは、永戸のマイナスのクロスをダイレクトで合わせた形だった。松村は「新加入選手も多い。どんどん(連携を)すり合わせていきたい」と語った。

 2本目の途中からは従来の4―4―2でプレー。DF小泉慶とDF杉岡大暉がサイドバックを務め、FW上田綺世とMF遠藤康が2トップを組んだとみられる。

 キャンプは13日まで行われ、期間中にはJ2甲府とJ2長崎との練習試合が予定されている。今後も4バックが基本線とみられるが、3バックは攻撃が手詰まりとなった際の打開策となり、センターバック3枚の同時起用でパワープレー対策のオプションにもなり得るシステム。リーグタイトル獲得を見据え、チームの戦術の幅を増やしていく。(岡島 智哉)




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