日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年7月1日木曜日

◆札幌が浦和FW興梠慎三に獲得オファー 移籍アンデルソンロペスの穴埋めにペトロヴィッチ監督教え子(報知)






 J1札幌が今夏の新戦力として浦和FW興梠慎三(34)に獲得オファーを出したことが30日、分かった。今季12得点のブラジル人FWアンデルソンロペス(27)が6月中旬に中国・武漢へ移籍濃厚となり離脱。その穴を埋めるべく即戦力FW獲得に向け、水面下で交渉に動いていた。

 興梠は2005年デビュー以来、鹿島、浦和で活躍し、リーグ戦452試合に出場、J1通算得点歴代3位の158点の記録を誇る元日本代表ストライカーだ。昨季までJ1史上初9年連続2桁得点も継続中だが、今季はデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(27)ら豊富な攻撃陣で13試合(先発2試合)1得点にとどまっている。ただ、天性の得点感覚は健在。3クラブでの10年連続2桁得点も視界に入ってくる。

 札幌を率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督(63)は、浦和監督時代の13~17年に興梠を指導していた。これまで興梠は「サッカーの面白さを教わった恩師」と話している。移籍が実現すれば、大卒ルーキーFW小柏剛(22)ら若いアタッカーにとっても最高の手本となり、11位から浮上を狙う札幌にとって大きな力となる。

 興梠はシーズン途中の移籍なら自身初。J屈指の点取り屋は新たな戦場を求めるのか。決断が迫られる。




◆札幌が浦和FW興梠慎三に獲得オファー 移籍アンデルソンロペスの穴埋めにペトロヴィッチ監督教え子(報知)





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