茨城県鹿嶋市神向寺の同県立カシマサッカースタジアム前の国道51号交差点で18日夜、横断歩道を歩いて渡ろうとした女性2人が車にはねられ死亡した事故で、J1鹿島は21日、2人が同スタジアムで18日に行われた試合の運営スタッフで、22日と来月6日の試合に、選手らが喪章を着けて臨むと発表した。
死亡したのは、同県鉾田市の43歳女性と63歳女性。鹿島と京都サンガの試合終了後の18日午後9時55分ごろ、信号機のある横断歩道を歩いて渡っていたところ、ワンボックスタイプの車にはねられ、病院に搬送されたが、頭や胸を強く打つなどしていていずれも死亡した。県警鹿嶋署は、車を運転していた同県神栖市、会社員、男(35)を現行犯逮捕し、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで身柄を送検している。
J1鹿島はホームページに「アントラーズファミリーの突然の悲報に接し、クラブ一同、謹んでお悔やみ申し上げます」とするコメントを出した。
22日にさいたま市で行われる天皇杯の大宮戦と、来月6日にカシマで行われるJリーグのC大阪戦で、選手とスタッフが喪章を着用する。
6/18(土)京都戦の試合後、カシマスタジアム前交差点を横断中の試合運営スタッフ女性2名が車にはねられ、お亡くなりになりました。#antlers #kashima #鹿島アントラーズ
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) June 21, 2022
アントラーズファミリーの突然の悲報に接し、クラブ一同、謹んでお悔やみ申し上げます。https://t.co/B5sJnSnXQU
◆カシマスタジアム前事故、死亡2女性は試合運営スタッフ J1鹿島選手ら喪章着け試合へ(茨城新聞)