8月31日、鹿島アントラーズのディエゴ・ピトゥカが練習後のオンライン取材に応じた。前々節のサガン鳥栖戦、前節のアルビレックス新潟戦とホームで2連勝を達成し、上位陣との差を縮めた。次は9月2日に敵地でのJ1リーグ第26節湘南ベルマーレ戦に臨む。
湘南の印象。「良いチームであることに変わりはありません」
首位の横浜FMや2位の神戸といった上位陣を追走するべく、鹿島は次節(J1リーグ第26節)の湘南戦でも勝ち点3獲得を狙う。2019年からの4シーズンでは、7月と8月の夏場に開催されているレモンガススタジアム平塚でのアウェーゲーム。今年は9月2日の開催となるが、関東地方ではまだまだ真夏のような暑さが続くだけに、残暑が予想される中でのナイターで鹿島の真価が問われる。
「(湘南は)降格圏にいますが、それでも良いチームであることに変わりはありません。厳しい試合になるでしょう」
8月31日にオンライン取材に応じたディエゴ・ピトゥカは、そのように湘南の印象を話す。夏場の暑さの中でもピッチ上を精力的に走り回って鹿島を牽引するブラジル人ボランチは、湘南の地から始まる残り9試合でもひたすらに勝利を目指す。
「もちろん、相手チーム(湘南)をリスペクトしながらも、自分たちがここまで積み上げたものを全部ぶつけていけば、“9つの決勝戦” にすべて勝つことができると思っています。そうすれば、自然と(優勝に)近づいていけるのではないでしょうか。まず、湘南戦も“決勝戦”だという意気込みで挑みます」
深紅の背番号「21」がJ1リーグの頂点に向けて、さらにギアを上げていく。
◆【鹿島】真価が問われる残暑の中でのアウェー湘南戦。ディエゴ・ピトゥカ「“決勝戦”だという意気込みで挑む」(サッカーマガジン)