日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年3月16日土曜日

◆U-23日本代表26人発表 パリ切符へ、FW荒木が国内組の底力見せる 海外組の招集は難航(スポニチ)



荒木遼太郎


 日本サッカー協会は15日、国際親善試合(22、25日)に臨むU―23日本代表26人を発表した。パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯(カタール)開幕を来月15日に控える中、海外クラブ所属選手の招集が難航。大岩剛監督(51)は約2年ぶりに名を連ねたFW荒木遼太郎(22=FC東京)ら国内組の奮起を促し、日本の底力で乗り越えると誓った。

 今こそ、Jリーガーの底力を示す時だ。パリ切符を懸けた戦いが約1カ月後に迫る中、海外組の招集は直近の活動となった昨年11月より3人少ない5人。だからこそ、都内で会見した大岩監督は国内組へ大きな期待を寄せた。

 「今のJリーグはレベルが高い。そこでゲームに出続け、活躍し、そしてチームメートから信頼を得続ける。そういう選手がおのずと日本代表に入ることができる」

 最終予選は国際Aマッチウイーク対象外で、日本協会側に選手の拘束力がない。所属クラブとの個別の話し合いで招集できるかどうかが決まるため、現在も交渉中だが、山本ナショナルチームダイレクターによると、MF久保やGK鈴木彩らの招集は「(可能性は)ゼロではないけど厳しい状況」という。指揮官はかねて、最終予選に招集できない海外組は今月の活動にも参加させない方針を示しており、今回選出外のMF鈴木唯、三戸ら常連組抜きで予選を勝ち抜く必要がある。

 逆境の状況で求めるのは国内組のアピール。その筆頭として期待されるのが荒木だ。今季、開幕2戦連続ゴールをマークするなど絶好調で22年ドバイ杯以来の選出。21年に計10得点でベストヤングプレーヤー賞に輝いた男は「いつも通り、自分のプレーで結果を残す。頑張っていきたい」と再ブレークを誓う。指揮官は「ビジョンを持って戦い、最終予選に向けてメンバーを選んでいきたい」と競争を促した。この2試合で結果を出せば、最終予選、そしてパリまで道は開ける。国内組が日本の強さを証明する。





◆U-23日本代表26人発表 パリ切符へ、FW荒木が国内組の底力見せる 海外組の招集は難航(スポニチ)





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