明治安田J1リーグ第10節 鹿島2―1G大阪 ( 2024年4月28日 パナスタ )
前節9位の鹿島は新人のDF濃野公人(22)の3試合連続ゴールなどでG大阪を2―1で下し、暫定5位に浮上した。
ルーキーの勢いが止まらない。濃野が1―1の後半9分、左クロスに右サイドから走り込んで決勝弾。J1の新人DFでは史上初となる3戦連発を決めた。サイドバックながら鋭い得点嗅覚を見せる関学大出身の22歳は「スペースを見つけたらどんどん入っていくように指示を受けていた。押し込むだけだった」と充実の表情で振り返った。
幼少期を過ごした大阪で輝きを放ち、チームのアウェー連敗を4で止めた。94年の城彰二(市原)、96年の柳沢敦(鹿島)が持つ新人最長の4試合連続得点にあと1に迫ったが、「自分一人の結果ではない。誰かのカバーがあってこそのこと」と謙虚な姿勢を忘れなかった。
◆勢い止まらず 鹿島・濃野3戦連発 J1新人DF初記録で連敗阻止(スポニチ)