◆パリ五輪アジア採取予選兼U―23アジア杯▽準決勝 日本2―0イラク(29日・ドーハ)
U―23日本代表はイラクを2―0で下し、パリ五輪の出場権を獲得した。日本の五輪出場は8大会連続。FW細谷真大、MF荒木遼太郎がゴールを決めた。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【7・0】初戦での10人での戦いからここまで、連戦のマネジメント力は秀逸。ベストメンバーを送り出し、見事な勝利つかみとる
GK小久保玲央ブライアン【6・5】後半に訪れた「嫌な時間帯」にしっかりと仕事。大会を通じ、守護神として五輪出場権獲得に大きく貢献した
DF関根大輝【6・0】スケールの大きなプレーをしつつも、堅実さも発揮して無失点に貢献
DF高井幸大【7・0】隠しきれない逸材感。守備面で安定感を示しつつ、球出し、持ち運びで攻撃の起点にもなった
DF木村誠二【6・5】危なげなくプレーし、高井とのチャレンジ&カバーのコンビ間の連係も秀逸だった
DF大畑歩夢【6・5】ガッツと技術が詰まったキープから荒木のゴールを演出
MF藤田譲瑠チマ【7・5】圧巻の2アシスト。ハイライトだけ見ても十分にいい選手であり、勝利の立役者だが、90分を通じて見ることでそのすごさがさらに理解できるだろう。MOM
MF松木玖生【6・5】強さを前面に出しつつ、技術でも魅せた。五輪本大会を考えても、お互いの良さを出し合える藤田、荒木とのトライアングルは大きな収穫
MF山田楓喜【6・5】攻守にバランスよくプレーした。おそらく好調ではなかったが、時間帯や展開に応じた判断力、ベースにある走力が光る
MF荒木遼太郎【7・0】貴重な2点目。シンプルに、いちいち上手い。ザック・ジャパン時代の香川真司を彷彿
MF平河悠【6・5】「いい守備からいい攻撃」を体現できるプレーヤーとして、その存在は貴重
FW細谷真大【7・0】エースのお仕事。完璧な抜け出しから芸術的トラップ、巧みなルーレットを経て冷静なシュート
MF藤尾翔太【6・0】後半28分IN。山田楓に代わって右サイドで出場し、途中から中央へ
MF佐藤恵允【―】後半34分IN。出場時間短く採点なし
MF川崎颯太【―】後半34分IN。出場時間短く採点なし
DF西尾陵矢【―】後半アディッショナルタイムIN。出場時間短く採点なし
FW内野航太郎【―】後半アディッショナルタイムIN。出場時間短く採点なし
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ
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