鹿島の新外国人MFラドミル・ミロサブリェビッチ(31)が1日、来日後初めてオンラインで取材に応じた。「ライコ」の愛称を持つ1メートル83のセルビア人ボランチは「今まで個人の数字にこだわったことはない。チームを第一優先に考えてきた。チームのために自分の力を100%出すことができるのが、私の良さだと思っている」と決意を示した。
恩師と再タッグを組む。前所属のセルビア1部ボイボディナでは、昨年12月までポポヴィッチ監督の指導を受けていた。「彼が求めているサッカーと自分の特長が合致していたし、監督としての熱量や人間としての素晴らしさが私にも合っていた。今までの監督の中で、自分が一番信頼関係を築けていた監督」と強く慕う存在だった。指揮官からは「誰もがそこでプレーするのを夢にまで見るクラブ」と鹿島について伝えられたことを明かし、「私のキャリアの中で鹿島が一番のビッグクラブ。そういうクラブでチャレンジしたいという強い意志が決め手になった大きな理由」と来日を決断した。
28日にチームに合流し、30日のホーム磐田戦はスタンドから観戦。「スタジアムも素晴らしい雰囲気だし、全てのタイトルを獲ってきたクラブの重みを実感している」と印象を語った。「いち早くピッチに立ってチームの役に立ちたいし、勝利に貢献したい」。出場選手登録が完了すれば、7日のFC東京戦からプレー可能となる。
◆鹿島新加入MFミロサブリェビッチ「チームを第一優先に」ポポ監督と再タッグ結成(スポニチ)