「あの時はターンオーバー要員というか、試合に出られない時期があったので、ちょっとずつだけど序列を少しずつ上げられているのかなと思う。年代別代表といいA代表といい、なかなか同世代にいい選手がたくさんいて試合に出られない時間もあったけど、地道にやってきた結果だと思う」
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◆8年ぶりバーレーン再訪の町田浩樹、うだる暑さに苦笑いも「地道にやってきた結果」(ゲキサカ)
北中米W杯アジア最終予選第2戦バーレーン戦(10日・リファ)に臨む日本代表は7日、敵地バーレーン入り後初回のトレーニングを行った。午後6時の練習開始でも気温35度、湿度70%と厳しい蒸し暑さが残る中、選手たちは大粒の汗を流しながらの再始動となった。
練習終了後、報道陣の取材に応じたDF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)は「東京は暑いなと思ったけど、比べ物にならないくらいこっちのほうが暑かった」と苦笑いで取材エリアに登場。それでも5日の初戦・中国戦(◯7-0)に向けた日本滞在時から、サウナでの暑熱対策を進めてきていたといい、「日没を過ぎるとちょっと下がる感じはする」と冷静に試合時の状況を見つめていた。
町田にとってバーレーンでの国際試合は、2016年秋に行われたAFC U19アジア選手権以来8年ぶり。東京五輪世代の一人として10年ぶりにU-20W杯出場権を掴み、日本が初優勝を飾った思い出の大会だが、町田自身はW杯出場を決めた後の準決勝ベトナム戦(◯3-0)のみの出場に終わったという悔しさも残した。
あれから鹿島、サンジロワーズで8年間成長を続け、A代表の選手としての再訪。「あの時はターンオーバー要員というか、試合に出られない時期があったので、ちょっとずつだけど序列を少しずつ上げられているのかなと思う。年代別代表といいA代表といい、なかなか同世代にいい選手がたくさんいて試合に出られない時間もあったけど、地道にやってきた結果だと思う」。大きく成長した姿でW杯最終予選に臨む。
(取材・文 竹内達也)