鹿島は9日、J1第3節広島戦(10日・カシマ)に向け、鹿嶋市内で冒頭20分のみ報道陣に公開のトレーニングを行った。豪雨によるグラウンドコンディションの悪化を考慮してクラブハウスでの練習が見送られ、急遽カシマスタジアムでの調整となった。
7日に敵地で行われたACLシドニーFC戦(2〇0)に帯同した18人は長時間のフライトを経て8日夜に帰国。実質“中1日”で広島戦を迎える。シドニーFC戦で先制点を決めたMF土居聖真は「試合が始まってみないと(コンディションは)分からないが、やるしかない。プレー自体は充実している。楽しくやれています」と語った。
広島はJ1クラブで唯一、今季の公式戦で全勝(3試合7得点1失点)している難敵。ミッドウィークに行われたルヴァン杯G大阪戦はリーグ戦から先発11人を入れ替えて勝利した。MF三竿健斗は「去年とは選手も監督も違う。攻撃力がアップしている」と警戒。大岩剛監督は「自分たちのボールの動かし方がカギになる」と話した。
予想スタメンは以下の通り。
◆GKクォン・スンテ
◆DF安西幸輝、植田直通、昌子源、山本脩斗
◆MF三竿健斗、小笠原満男、中村充孝、土居聖真
◆FW金崎夢生、ペドロ・ジュニオール
【鹿島】公式戦3戦全勝の難敵・広島戦へ調整 “中1日”もMF土居「やるしかない」