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サッカーJ1の鹿島アントラーズの試合日に発生する県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)から東関東自動車道の潮来インターチェンジ(IC、潮来市)までの渋滞緩和に向けた「カシマサッカースタジアム周辺渋滞対策協議会」の第2回会議が20日、水戸市三の丸の県三の丸庁舎で開かれた。国道51号にバス専用レーンを設置して行う渋滞対策の社会実験について、2020年2月中〜下旬予定の鹿島のホーム開幕戦で実施することを決定した。
バス専用レーンは試合後の約1時間、スタジアムから潮来IC(8・2キロ)間の片側1車線に設置する。東京方面へ帰る高速バスやツアーバス約100台の利用を想定。
片側1車線区間は、消防署南交差点(鹿嶋市)から洲崎交差点(潮来市)の4・4キロで、基本的にバス専用とし、一般車は国道124号方面への迂回(うかい)路(11・6キロ)へ誘導する。
協議会事務局の県都市整備課によると、スタジアムから潮来ICまで混雑時は約70分かかるが、バス専用レーンでの移動時間として平常時の約15分を目指す。
協議会では、来場者や地元への周知についてなど課題も挙がった。
同協議会会長で筑波大システム情報工学研究科の大澤義明教授は「道路整備というとハードばかりだが、このようなソフトの対策は先駆的な取り組み。社会実験は1回だけでなく、2回目も行って良い方向に見直しながら進めていきたい」と語った。(三次豪)
◆開幕戦で渋滞緩和実験 カシマスタジアム、バス専用レーン設置(茨城新聞)