日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年9月12日土曜日

◆【J1採点&寸評】鹿島2-1仙台|ダイナミズムを生み出したSBは特筆に値。試合を決めた途中出場のFWも「7」(サッカーダイジェスト)






サッカーダイジェスト 2020年 9/10号 [雑誌]


鹿島――古巣相手に永戸は上田の決勝点をお膳立て


[J1第15節]鹿島2-1仙台/9月9日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
先制点を奪ったことで優位にゲームを進められた。終盤の失点は余計だったが、劣勢の時間帯でも慌てずに、自陣ゴール前でしぶとく対応。しっかりと勝ち切れる力を示した“らしい”勝点3だった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
相手の態勢、味方の位置を良く観察してキックの長短を使い分ける。先制点も自身のロングキックが起点となっていた。

DF
37 小泉 慶 7 MAN OF THE MATCH
果敢に敵陣エリア内に侵入し、エヴェラウドの得点をアシスト。機を見たオーバーラップは迫力十分で、精力的な上下動など右サイドにダイナミズムを生み出す。最後までタフに戦い、存在感を見せつけた。

39 犬飼智也 6.5
前にスペースがあれば迅速に持ち運ぶ。43分の相手のカウンターを阻止したディフェンスは見事だった。

33 関川郁万 6.5
次の展開を読んで先回りし、ピンチを未然に防ぐ。最終ラインでのつなぎも安定感があり、ビルドアップを下支えした。

14 永戸勝也 6.5
自陣からの正確なロングフィードで上田の決勝点をお膳立て。セットプレーでも質の高いボールを供給した。

MF
6 永木亮太 6(84分OUT)
味方を素早くサポートして、パスコースを確保。スペースを埋める動きなど、随所で気の利いたプレーを披露。

20 三竿健斗 6.5
前に出すか、後ろに下げるか。その判断が的確でボールの流れをスムーズにする。効果的なワンタッチパスも。持ち前のボール奪取でも貢献。


鹿島――荒木の浮き球パスは秀逸だった





MF
7 ファン・アラーノ 5.5(72分OUT)
柔軟なテクニックは見せたが、周囲と上手く連動するシーンは限られていたか。所々で正確性を欠いてしまったのは残念。

26 荒木遼太郎 6.5(72分OUT)
エヴェラウドの得点場面で、アシストした小泉を走らせた浮き球パスは秀逸。48分にはセンターライン付近から単独突破&惜しいシュート。

FW
8 土居聖真 6(62分OUT)
9分の狙いすました一撃はポストに嫌われる。3戦連発とはならなかったが、多くのチャンスに絡んでみせた。

9 エヴェラウド 6.5(62分OUT)
16分、29分のヘディングシュートは決められず。だが前半終了間際のチャンスはきっちりと“頭”で流し込んだ。


途中出場
MF
25 遠藤 康 6.5(62分IN)
この時間帯、この状況で最も必要なプレーは何か。それを熟知し、体現する。相手からすればやっかい、味方にとってこれほど頼りになる選手はなかなかいない。

FW
36 上田綺世 7(62分IN)
対峙するDFをかわして力強い右足シュートをねじ込む。シンプルな形だが、これぞ点取り屋というゴールで勝利に導く。永戸からのパスを受けた時のトラップも完璧だった。

MF
11 和泉竜司 6(72分IN)
74分には永木のクロスに反応し、後ろに下がりながら頭で合わせたが、シュートは惜しくもバーに嫌われてしまった。

MF
4 レオ・シルバ 6(72分IN)
要所でプレーに絡み、中盤を構成。軽やかな切り替えしで相手を翻弄するなど、高い技術を見せつける場面も。

DF
3 奈良竜樹 ―(84分IN)
犬飼と関川の両CBの間に入り、自陣ゴール前を固める。堅実なプレーでクローザー役を全うした。

監督
ザーゴ 6.5
途中出場させた上田が値千金の決勝点をゲット。終盤は5バックにして逃げ切りを図るなど手堅い采配で4連勝を達成した。
 

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