「やりきる、見せる、それ以外に答えはない」
鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督は4月16日、翌日に行なわれるルヴァンカップのヴァンラーレ八戸戦に向け、選手起用に言及した。
今季の鹿島は、これまでのリーグ戦8試合でGKの早川友基、左SBの安西幸輝、CBの植田直通がフル出場。さらに5選手(右SB濃野公人、MF樋口雄太、MFギリェルメ・パレジ、FW鈴木優磨、FWチャヴリッチ)を加えた計8人がリーグ戦で全試合に出場している。また7試合出場の選手も4人いる。
ポポヴィッチ監督は、以下のように自身の考えを明かした。
「プレー時間が少ない選手でも、多く出場している選手でも求めることは同じです。毎日トレーニングでやっていることを出すだけです。勝利を得るために我々がやってきたことをやりきる、見せる、それ以外に答えはないと思ってます」
その一方で、ここまで十分に出場時間を得られていない選手たちに発破をかける。
「(関川)郁万やナオ(植田直通)や(鈴木)優磨のクオリティを見せてほしい。ただ、ピッチでプレーするクオリティだけではなくて、それぞれがリーダーとして、勝者のメンタリティを持ってほしいと思っています。
名前を挙げた3人は若手にも非常に良い影響を与えてくれていると思う。彼ら3人がいるから若手の能力も引き上げられている。彼ら3人に肩を並べる選手が出てきてほしいと思っています」
指揮官は、17日の八戸戦で出場機会に恵まれていない選手たちの起用を問われると「私も期待しています」と、リーグ戦とは違った選手起用に含みを持たせた。
構成●サッカーダイジェスト編集部
◆鹿島指揮官も「期待しています」。鈴木優磨、関川郁万、植田直通「彼ら3人に肩を並べる選手が出てきてほしい」(サッカーダイジェスト)