日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年9月1日日曜日

◆【鹿島】大迫、4戦連発!6日グアテマラ戦へ弾み(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130901-OHT1T00028.htm

 ◆J1第24節 鹿島3―1柏(31日・カシマスタジアム) 日本代表の新戦力がゴールの競演を見せた。鹿島は日本代表FW大迫勇也(23)が前半3分、自身初の4戦連発となる先制ゴールを挙げる活躍を見せ、柏を3―1で撃破。柏も同FW工藤壮人(23)が2試合連続得点を決めたが、勝利には結びつかなかった。2日からは大阪府内で日本代表合宿が開始。グアテマラ戦、ガーナ戦に向け更なるアピールを続ける。

 止まらない。ザック・ジャパン期待の新鮮力FWが、いきなり結果で応えた。前半3分だ。日本代表に復帰した鹿島の大迫が、自身公式戦初となる4戦連発で、チームに先制点をもたらした。

 「いいところにボールが来たから、叩きつけるだけだった」。指揮官の教えを守った一発でもあった。ゴール前でクロスを受けたDF山村の胸トラップが一瞬こぼれたところに反応し、右足ボレーを決めた。

 7月の東アジア杯ではザッケローニ監督(60)から「ゴールの枠の幅の延長線上の中にいろ」とアドバイスを受けた。「そういう表現で言われたのは初めて。得点の確率は上がるし、納得できる。常に狙っている」と実行することを心がけてきた。

 これで東アジア杯後、クラブで1トップを務めてから公式戦8戦10発。最前線としては理想の存在だ。得点だけでなく、ポストプレーでMFジュニーニョの2点目をお膳立てすると、3点目は前線での守備から起点となった。打って守って競らせて良し。ザッケローニ監督が「攻守で良い動きができる」と説明した選考理由を体現してみせた。

 周りとの信頼関係もゴール量産の要因となっている。「好調? みんなが自分を見てくれているから」とパスを出してくれる味方に感謝する。一方、サイドバックとしてクロスを上げる立場のDF前野も「点を取るだけじゃなく、守備もしてくれるから、僕らもしっかり守備をしたいし、点を取ってもらいたい気持ちになる。代表でも定着してほしい」と応援する。

 3戦連続2発とはならなかったが、これで大迫が得点した試合はホームでは17戦14勝3分けと負けなし。チームも昨年11月17日の仙台戦からホーム14戦不敗となった。「一番前でやりたい。ゴールの近くでプレーするのが僕の持ち味。ゴールを取ることが第一です」。鹿島で覚醒したストライカーが、ザック・ジャパンでも暴れてみせる。

 ◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年5月18日、鹿児島・加世田市(現南さつま市)生まれ。23歳。3歳からサッカーを始め、鹿児島育英館中でFWに転向。鹿児島城西高3年時に全国高校サッカー選手権大会で1大会個人最多得点(10点)を記録。09年に鹿島入団。10年1月のイエメン戦で代表初選出。182センチ、73キロ。独身。

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