日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年9月1日日曜日

◆【J1:第24節 鹿島 vs 柏】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160954.html

8月31日(土) 2013 J1リーグ戦 第24節
鹿島 3 - 1 柏 (18:35/カシマ/16,212人)
得点者:3' 大迫勇也(鹿島)、14' ジュニーニョ(鹿島)、53' 工藤壮人(柏)、66' ジュニーニョ(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:序盤の攻撃が鮮やかで2点取れました。ここ何試合かトップ下の先発で土居選手を使われていますが、レギュラーの大迫選手など若い選手を起用していると思います。この若い選手にどういう役割を果たしていて、どういう効果を持っているのか?
「土居選手に関しては、非常に良いプレーをし続けているんではないかと思います。今後、どのような道、将来になるかは本人次第だと思いますし、皆さんご存じの通り、うちは平均年齢が非常に高くなってきているチームであって、再建していかないといけません。だからといって、一気に若い選手を入れて戦えるかというと、戦えないわけです。各ポジションに経験があり、それを伝授していく選手がいて、少しずつ入れ代わっていくということをしていかなければいけません。ベテランが使えないとは考えていないですし、ベテランなりの味があります。特にうちのベテランに関して言えば、非常にプロ意識が高く、見本となる姿勢を常に日々の練習や取り組みで示しています。若手に良い見本を見せています。あとは自分たちが培った経験をどうやって伝達してもらうかです。うちのクラブの場合は、受け継ぐという伝統がありますので、全員がある程度の年齢になればそうしたことをしていかなければならない、ということを理解しています。当然ながら、試合は出たいでしょうけど、プラスアフラのところで自分たちが還元していく立場だと理解してやっていくわけです。そのなかで、土居選手のような若い選手が、僕が求めていることに応えています。いままで彼はハーフやトップの選手としてやってきましたけど、僕はトップ下のセカンドストライカーとして指導し続けて、いまやっとトップ下はこういうことをやるんだ、求められているんだということを理解して、できるようになってきています。彼に求めていることが、非常に出来てきていると思います。まだ年齢的に若いわけであって、若い選手というのは基本的なベースとして運動量や勢いが持ち味としてあるわけです。当然ながらそこに、サッカーのセンスや技術、戦術的な理解度も加わりますけれど、基本はやっぱり走る、運動量というところがあるはずなので、若い選手なのでもう少しそういったところを僕は要求していきたいなと思います。彼が持っている技術とサッカーセンスを考えると、いま以上のボールに触る回数、攻撃を操る、状況を打開する、ということがもう少しできるはずなので、シビアな話をするとそういうことを要求したいです。ただ、彼の経験値で考えれば、非常に良い出来だと思いますし、あとはそれを継続していくことと、先ほど言った運動量を上げるということをもっとやってもらえれば、と思います」

Q:今日が終わると、リーグ戦は残り10試合になりますが、その目標を改めてお聞きしたいのと、リーグ再開に向けてどういう部分を改善していきたいですか?
「皆さんご存じでしょうが、ずっと連戦で来ていたので、西選手も何針か縫ったなかで出場してもらったし、柴崎選手だったり、今日もちょっといろんな部分で相談して無理してもらったんですけど、青木選手、山村選手、他にも大迫選手がいますけど、大迫選手は残念と同時にうれしいことに日本代表に行きますので無理ですが、連戦をやり続けている選手をまずは休ませないといけません。人間ですので、怪我をしてしまいますし、本当は練習をみっちりやりたいのですが、休ませなければいけません。皆さんご存じの通り、うちはまだ選手層が厚いと言えるレベルではありません。能力が高い選手はいますが、しっかりと磨き上げなければいけない選手が多く、また来週も土曜日に試合がありますし、そこに向けてしっかり調整したいと思います。リーグ戦においては、ホームではしっかり勝つことができていますけど、アウェイで勝てないことを改善しないといけませんし、特にアウェイの後半でパワーダウンしてしまうところは、全員で引き締めていかないといけません。地道に一節毎に勝つことを目標にやっていきたいですし、それが1位なのか2位なのか、3位なのか、どういう順位になるのかわからないですけど、いまも必死で、いまいる選手でやっていかなければいけないのが事実です。日程的な部分で考えれば、本当に選手層を厚くして、各ポジションに2人同じレベルの選手を抱えるか、ずば抜けた外国人選手を入れるか、あるいは若い選手でいくか、その3つの選択肢かないわけです。この3つで考えていくと、来年は若い選手になっていくのではないかと思いますし、クラブと思い描いているイメージだけですけど、DFラインについては恐らく若いDFラインになるだろうし、中盤も若い選手になっていくだろうし、あとは組み立てのところでどうなっていくのか、今シーズンが終わったところでどうなっていくのか、ということを見ていきたい。また経験値がある選手がどれくらい貢献し続けることができるか、あるいはそういう意気込みを持っているのか。状況が代わってくるかもしれません。今は思い描いているだけですが、約3~4ヶ月あるので、いろんなことが起きるだろうし、クラブというのは生き物なので、そこはシーズンが終わったときにクラブと話し合いながら決めていければいいと思います」

「この場を借りてリーグに謝罪を申し上げたいと思います。試合中に、テクニカルエリアをはみ出してしまったことをお詫び申し上げたいし、気をつけていきたいと思います。それに至った理由が当然ながらあるわけで、相手チームの15番のジョルジ・ワグネル選手が自由自在に自分の経験値を発揮していた。嬉しいことに試合中、声援があるのでなかなか指示が選手にたどり着かなかったということで、彼が後半にあれだけ活躍し続けた時間帯が長くて、一生懸命、選手たちや通訳を通じて、彼を自由にさせないでマークするようにと伝え続けていたんですけど、なかなか伝わりませんでした。その苛立ちからテクニカルエリアをオーバーしてしまいました。お詫びと同時にサッカーが好きな記者の皆さん、クラブの関係者は、それだけ能力が高い選手がいると相手は困るということは理解できると思います。レベルの高い選手を自由にすれば流れを失うものです」

以上

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