日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年9月1日日曜日

◆猛アピール!鹿島・大迫、東ア杯後8戦10発(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130901/jle13090105030007-n1.html

 J1第24節(31日、カシマスタジアムほか)鹿島が柏を3-1で下し、4位に浮上した。日本代表に選出されたFW大迫勇也(23)が、自身初の4戦連発弾で先制点を挙げるなどして勝利に貢献した。横浜Mは大宮に0-1で敗れたが、勝ち点47で首位を守った。大宮は連敗を8で止めた。浦和は新潟を1-0で下し、勝ち点1差の2位に上がった。日本代表の活動のために中断に入り、第25節は9月13、14日に行われる。

 勢いは本物だ。得点を決めたFW大迫は左手を天に突き上げると、チームメートからもみくちゃにされ、祝福された。

 「上位に食らいつくには負けられなかった。うまくこぼれてきたので、落ち着いて流し込めた」

 これでチームは今季のホーム負けなしを12に伸ばし、C大阪を抜いて4位に浮上した。

 見せ場はいきなり訪れた。前半3分。ゴール前でDF山村が左クロスを胸でトラップしたが、ボールは大迫のもとへ。浮き球を反転しながらそのまま右足でゴールに蹴り込んだ。今季14得点目は自身初となる4試合連続弾。同14分のチーム2点目は競り合いに勝ってアシストしたMF土居につなぐおぜん立てをし、後半21分には体を張ってボールを奪い返してチーム3点目の起点に。全3得点に絡む活躍を見せた。

 A代表初出場となった7月の東アジア杯(韓国)では2戦目の豪州戦で2得点したが、本職ではないトップ下での出場。さらに最終戦の韓国戦では出番なしと不完全燃焼だった。それでも、同杯後は8戦10発と猛アピール。その甲斐あってか今回はFW前田(磐田)、FW豊田(鳥栖)らを抑えてワントップの候補として招集。自身も「うれしいこと。ゴールに向かうことが大事」と燃えている。

 この日の得点と勝利は、6日のグアテマラ戦へ向け、2日から始まる代表合宿にはいいステップ。ザック・ジャパンの新戦力が、日本代表でもその力を発揮する。(伊藤昇)

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