
日刊鹿島アントラーズニュース
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2013年11月24日日曜日
◆2013Jリーグ ディビジョン1 第32節(オフィシャル)
J1 第32節 サガン鳥栖戦 マッチレビュー
ホームで鳥栖相手に痛恨の敗戦。一度は同点に追いつくも、終了間際の失点で万事休す。
先週末の広島戦に1-3で敗れ、天皇杯敗退が決まった鹿島は今週末、ホームに鳥栖を迎えてJ1第32節に臨んだ。スコアレスで迎えた後半に先制点を許すと、一度は同点に追いついたものの、終了間際に決勝弾を献上し、1-2で敗れた。
鹿島は日本代表の欧州遠征から帰国した大迫が、先発メンバーに復帰した。大迫は開始早々にシュートを放つなど積極的な動きを見せ、チャンスを演出していく。11分には遠藤が得意の左足を振り抜き、ミドルシュートを放ったが、クロスバーを直撃した。さらに21分、左サイドのジュニーニョからのクロスボールに大迫が反応し、GK林を振り切って右足ボレーシュートを打ったものの、枠の上へ外れた。34分にも、ダヴィからのパスを受けた大迫が右足ダイレクトでシュートを放ったが、GKにセーブされた。鹿島は鳥栖ゴールを再三脅かしたものの、得点を奪うことができずにスコアレスで前半を終えた。
前半を優勢に進めた鹿島だったが、後半に入ると鳥栖に先制点を献上してしまう。64分、キム ミヌにドリブルで縦へ突破されると、ペナルティーエリアの中から左足シュートを決められた。1点ビハインドを負った鹿島は反撃を開始する。70分には、縦パスに反応したジュニーニョがペナルティーエリア内でシュートチャンスを迎えるが、寸前で鳥栖DFのタックルを受け、ゴールならず。土居と西を投入してさらなる打開を図ると、同点弾は84分に生まれた。小笠原が蹴り込んだFKに青木が反応し、ヘディングシュートをゴール右隅に決めた。
終盤、同点に追いついた鹿島は逆転弾を目指して鳥栖ゴールに迫るが、逆に決勝点を奪われてしまう。95分、前掛かりになったところを鳥栖に突かれ、縦パスを受けたキム ミヌに、ペナルティーエリアの左隅からシュートを決められた。結局、試合は1-2で終了。鹿島はホームで痛恨の黒星を喫し、逆転優勝は極めて難しい状況となってしまった。
【この試合のトピックス】
・小笠原がJ1通算400試合出場を果たした。史上12人目の快挙。
・同点ゴールの青木は、今季リーグ2得点目。
・ リーグ戦では鳥栖に通算2分2敗と未だ未勝利。
・ 途中交代で出場した西は左サイドバックを務める。鹿島では、初。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・良い形にチャンスは作れている。相手ゴール前にあわてず、確実に得点をつなげること。
・集中力と積極性を後半も維持すること。我々からアクションをおこし、主導権を絶対に譲らないこと。
・自分のマーク対象に対して、最後まで責任をもつこと。
サガン鳥栖:尹 晶煥
・相手の勢いによってあわてているのでボールをしっかり収めること。
・ボランチはもっと距離間を大切にすること。
・守備面の面で簡単にクロスをあげさせないこと。
・必ずチャンスは来るのでしっかり決めること。
[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・残り2節だが、シーズンが終わったわけではない。しっかりと最後まで戦い抜くのは当たり前のこと。次はC大阪との直接対決で、その次は広島戦。ただ、今日考えるべきことではない。今はリフレッシュして、頭を切り替えること、休むことを考えるべき。
・試合に関しては、前半はチャンスを多く作っていた。数字だけを見れば、相手の方が上回っていたということになるかもしれないが、内容的には(そんなことはなかった)。強がるわけではなく、客観的に評価をしなければならない。自分たちが準備してきたものをやっていた。ハーフタイムには(選手たちに)言うこともあまりなく、「持続」ということを伝えた。相手の対策として準備してきたことはできていたと思うし、相手の武器の1つであるロングスローに対しても、しっかり対応できていたと思う。練習で想定したことを、選手たちは実行できていた。
・サッカーの試合の中で、勝ちに値するプレーをして勝つ時もあれば、内容的にひどい中で、運が味方して点が入って勝つこともある。内容が良くても、相手が事故のような形で点を取って敗戦することもある。シーズンの中ではそのようなこともある。
・1失点目については、ビルドアップのミスから、青木選手に対するファウルがあったかどうかというところでその部分から喫してしまった失点だった。1失点目の後、少し慌ててしまって、急ぎ過ぎた時間もあった。だが、その後は落ち着いて、引いた相手に対してサイドチェンジを多くして、スライドさせてそこを使うという部分を落ち着いて出せた。同点に追いついた後は、勝たなければいけない状況だったから、選手たちが前へ行ってしまって、競り合いのところからカウンターを食らう形になった」
・内容を総合的に見て、得点が入ったかどうかの部分が結果に影響したと思う。試合によっては、内容が悪くても、「蹴ったら入った」というようなこともある。今回、痛い敗戦であることは間違いないが、誰かのミスや、選手1人が起こしてしまった敗戦だとは捉えていない。勝った時はみんなで勝ったわけだし、負けた時は、自分たちで改善できた部分があったかもしれない。勝っても負けても、うちのチームはみんなで責任を取る。
・率直に言って、一番ひどかった選手を聞かれたとしても、浮かばない。チームとして良かった。もしかしたら、本来の、あるいは今以上のパフォーマンスを見せられたと思われる選手はいるかもしれないが、基本的には全員が動いて全員が戦って全員が走って、チームのためにプレーを続けたという事実は残っている。チームとして、機能的な部分は(やることは)やった。あとは効率というところで、あれだけ作ったチャンスで(ゴールを)決めていれば状況は変わった。
・相手の戦い方は称えなければいけない。ロングボールを使ってセカンドボールを拾うというのは、かなりの運動量を必要とする。それを彼らがやり続けたことは称えなければいけない。ただ、全てが彼らの思い通りに機能したわけではないと思う。我々も彼らの良さ、やろうとしているサッカーを防ぐことができた。決めるべきところ、チャンスで落ち着いてやれれば、違う状況になったと思う。
・相手よりも、チャンスやシュートの数、ポゼッションでも上回ったが、それでも勝てないのがサッカーの不思議な部分だと思う。
サガン鳥栖:尹 晶煥
寒い中、たくさんの方にお見えいただいて、彼らの力を受けて勝利をつかめたと思う。感謝したい。優勝争いをしている相手に対して、簡単にはそれをさせないんだというところを求めながら試合に入った。選手たちは高い集中力を見せて、良いものを見せてくれたし、結果としてこのような形になったと思う。(追い付かれた後、雰囲気に飲み込まれずに突き放して勝てたが)集中力を高まってきていて、相手に対して負けない、引けを取らないというところが前面に出てきている。それが今のパフォーマンスにつながっていると思う。
選手コメント
[試合後]
【青木 剛】
勝てなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。たくさんのサポーターが応援してくれた中、勝ちで答えられなかった。前半は良い内容だったし、後半も継続して、勝ちに結び付けたかったが上手くいかなかった。最後まで試合に対して、勝ちを目標としてやる事は変わらないので、最後まで戦いたい。
【柴崎 岳】
残り2試合に勝つ事が大事だと思う。前半にチャンスはあった。運の無さも少しはあるかもしれないけど、嫌な流れだった。カウンターから決められ、1点返したが前がかりになり過ぎた。もう少し気配り出来れば良かった。まだチームとしてやる事が浅い。やるべき事がまだあると思う。
【遠藤 康】
決められる所で決められない。自分たちで苦しい状況にしてしまった。先制を許し、チームがドタバタになった。空いたスペースもあったので、上手くつければ良かった。内容は良かったと思うが、勝ちきれない。勝ちきれないのは、アントラーズらしくない。悔しい試合だった。
大迫選手、伊東選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。
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