日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月3日日曜日

◆浦和ファイナル3連敗、興梠が“幻”の同点弾/ナビスコ杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131103/jle13110305120000-n1.html



 ナビスコ杯決勝(2日、浦和0-1柏、国立)カップを掲げる柏の選手たちに鋭いまなざしを送る。浦和のFW興梠が、幻の同点ゴールを淡々と振り返った。

 「たぶんあれはオフサイド。主審がいいレフェリングをしたと思う」

 0-1の後半45分に相手のクリアがMF柏木に当たり、こぼれ球を興梠がゴール。線審が旗を揚げず歓喜の輪が広がったものの、主審はオフサイドと判定した。スタンドの7割を埋めた浦和サポーターは騒然。「あのゴールを取り消すなんて勇気がある」とペトロビッチ監督は皮肉を飛ばしたが、エースはジャッジの変更を潔く受け止めた。

 10月27日のリーグの柏戦は2-1で勝利。前哨戦を取った勢いで、2007年のアジア・チャンピオンズリーグ以来の戴冠を目指した。しかし、ゴール前を固める相手に決定機が作れない。前半ロスタイムに一瞬の隙を突かれて失点し、DF槙野は「あの時間帯での失点がすべて」と肩を落とした。

 03年に初優勝後、3度目の決勝でまたも敗れた。昨年まで鹿島でナビスコ杯を2連覇していた興梠は、「決勝で負けたのは初めて(実際は終盤に途中出場した06年に続いて2回目)。この悔しさは2度と味わいたくない」。すでに天皇杯は敗退し、残るはリーグの4試合だけ。2位からの逆転優勝に向けて「やっているサッカーは悪くない。このまま続けていけば」と前を向いた。(浅井武)

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