日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年4月17日金曜日

◆U-22代表植田がプロ初ゴール!!鹿島が柏に3発快勝(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?161038-161038-fl



[4.16 J1第1ステージ第6節 柏1-3鹿島 柏]

 バヒド・ハリルホジッチ日本代表監督が視察に訪れた柏レイソル対鹿島アントラーズは、U-22日本代表のDF植田直通のプロ初得点、MFカイオとMF中村充孝の今季初得点で、鹿島が勝利をおさめた。

 連敗を2で止めた柏は、MF栗澤僚一が4試合ぶりにスタメンに復帰。3戦負けなしの鹿島(1勝2分)は、U-22日本代表の植田が開幕戦以来となる先発を果たした。

 立ち上がり6分、MF遠藤康の左足ミドルがゴールマウスを捉え、さらに8分にもMF土居聖真がミドルを放つ右足など、積極的な立ち上がりを見せた鹿島。中盤の構成をボランチ2枚並べる布陣に変更した柏は、高い位置でボールを回すことができず劣勢に立たせれる。それでも17分、FWレアンドロとパス交換したMF武富孝介がスルーパスを送ると、飛び出したFW工藤壮人のシュートがネットを揺らしたが、判定はオフサイド。スコアレスのまま試合は進む。

 前半も中盤に入ると球際で強さを見せてペースをつかんだ柏が、攻勢を強めていく。25分、レアンドロが右サイドでフリーになっていたFW工藤壮人へ。しかし、工藤のシュートはGK曽ヶ端準がセーブし、得点を許さない。続く32分には、MFクリスティアーノが個人技で右サイドを突破、左足でニアサイドを強襲したが、これもGK曽ヶ端に阻まれる。

 前半アディショナルタイム、鹿島は柏陣内でセットプレーを得ると、キッカーはMF柴崎岳。柴崎のクロスを植田がヘディングで合わせ、鹿島が先手をとって前半を終えた。

 後半開始4分、左サイドでFKを得た柏。クリスティアーノの強烈なシュートは、鹿島DFに当たってコースが変わり、鹿島ゴールに向かう。GK曽ヶ端が弾いたボールを武富がつめるが、さらにGK曽ヶ端は反応。そのボールをDFエドゥアルドが押し込んで、試合は振り出しに戻る。

 20分過ぎから鹿島が立て続けに柏のゴールマウスを捉える。途中出場のDF青木剛、FW金崎夢生、DF西大伍のシュートは、GK菅野孝憲の好守にあう。それでも26分、青木のクロスをゴール前に飛び込んだDF山本脩斗が合わせる。一度はGK菅野が弾いたがカイオがつめて、スコアは2-1。鹿島が再びリードを奪う。

 反撃に出る柏は、途中出場のMF秋野央樹の浮き球から武富が、さらにCKからDF鈴木大輔が決定機を迎えるも、シュートはいずれもGK曽ヶ端のセーブに防がれる。後半アディショナルタイムにも、途中出場の中村が加点した鹿島が逃げ切りに成功、09年5月16日以来となる日立柏サッカー場での勝ち点3を手に入れた。

(取材・文 奥山典幸)

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