日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年2月29日月曜日

◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第1節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51726
明治安田J1 1st 第1節 vs G大阪



またもや鈴木が決勝弾!鹿島、吹田スタジアムの初公式戦で1-0とG大阪に勝利!

7年ぶりのリーグ優勝を"目標"ではなく、自らの"義務"と課している鹿島が開幕戦を勝利で飾り、幸先のいいスタートを切った。2016明治安田生命J1リーグ、記念すべき吹田スタジアムでのファーストマッチは鈴木の決勝ゴールでG大阪に1-0と勝利する最高の結果を得た。




優勝を争うライバルの1つ、G大阪との開幕戦に石井監督は重大な決断をして臨む。急性虫垂炎で手術を受け、選手からやっとチームへ合流したばかりの柴崎、そしてポルトガルから電撃復帰を果たした金崎の2人をスターティングメンバーとして新スタジアムのピッチへ送り込んだのだった。

その指揮官の期待に応えるかのように、柴崎が中盤で小笠原とともに激しいチャージをみせれば、前線では金崎が果敢に仕掛ける。序盤から鹿島はホームのG大阪に襲いかかった。そして5分、カウンターから金崎のラストパスに赤崎が呼応してG大阪ゴールネットを揺らす。しかしこれはオフサイドの判定となり、赤崎の得点とはならなかった。その後も11分に遠藤が鋭いミドルシュートを見せるなど、鹿島の積極性が目立つ前半だった。







またこの試合へ大きな影響を与えたのが、30分のアクシデント。小笠原の前線へのパスに反応した赤崎が丹羽とボールを競り合うと、丹羽が右肩から倒れ込む。結局、このまま丹羽は起き上がれず、井手口と交代となってしまった。結果的にこの交代劇がG大阪にとって大きなシナリオ変更となった。





後半に入っても、両チームがレベルの高いパフォーマンスを見せる。そして残り25分を切ったところで両指揮官が動きを見せる。長谷川監督が大森に代わりエース宇佐美をピッチへ送ると、石井監督はもう1枚多くカードを切り、赤崎、遠藤に代え、鈴木とカイオをピッチへ送り込んだ。











そしてこの交代策が見事にはまる。交代から3分後、右サイドで西、金崎のコンビネーションからカイオがフワリとしたクロスをゴール前へ送る。ここへ飛び込んだのが、鈴木。19歳の若武者がプレシーズンマッチを含めると今季3試合連続となるゴールを決め、アウェイスタンドを興奮の最高潮へと導いた。





その後も鹿島はカイオらがG大阪守備陣を脅かせば、宇佐美や倉田といったG大阪攻撃陣を植田、昌子の両CBを中心とした守備陣が防ぎきった。また中盤では闘志みなぎる小笠原が最後まで運動量を落とさずにゲームをコントロールした。もらったイエローカードが5枚と多くなってしまったが、それほど鹿島の選手たちが激しさを見せたということだろう。





満員のアウェイスタジアムで完封勝利と最高の形でスタートを切った、2016シーズン。試合後の選手たちの表情には安堵の気持ちと手応えを感じた充実感が入り交じっていた。ライバルを倒しての白星発進。今年の鹿島にかかる期待は大きい。

【この試合のトピックス】
・昨年の2nd第10節に続き、鈴木が対ガンバ戦2点目となるゴール(リーグ戦のみ)。
・鈴木はプレシーズンマッチを含め、今季3試合連続ゴール。
・三竿がアントラーズでの公式戦デビューを飾る。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・後半もスタートからアグレッシブにいこう。特に相手へのプレスは厳しく。
・冷静に戦況を見ながらボールをつないで。積極的に相手エリア内へ仕掛けよう。
・カバーリングとサポートの意識を高く持って、各エリアで連係を高めよう。

ガンバ大阪:長谷川 健太
・前半も気持ちの入った45分だった。後半も続けること。
・最後のところは、しっかり体を張って守る!

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
前半からいい入り方ができ、自分たちの戦い方ができた。後半も続けていこうとハーフタイムで言った。最後に1点を取ってから押し込まれる場面もあったが、そこもうまく対応できたと思う。

Q スターティングメンバーを決めたポイントは?

A 源は足の状態、岳は術後ということでコンディションはどうかと思ったが、本人たちはこの開幕戦へ向けて準備ができているといっていたので、起用した。

Q 後半での交代策、特にカイオ選手と鈴木選手を同時に送り込んだ意図は?

A 優磨はいつもサイドハーフで起用するが、今日はFWで入ってもらい、DF陣の背後への動き出しを続けていこうと指示を出した。当然、得点を狙って欲しいと伝えた。カイオはいつも通りにサイドへ入ってもらった。宇佐美選手が途中出場していたので、彼を守備へ回そうという意図もあった。そして攻撃の起点を作って欲しいと伝えた。

Q イエローカードが5枚とかなり多かったが?

A 前線からプレッシャーをかける形でやっているので、そうなってしまった部分もある。フェアプレーの観点からは多いと思うが、サッカーではあり得ること。アグレッシブな戦い方は続けていきたい。

Q 来週のホーム開幕戦までの準備で注意したい点は?

A 通常の間隔より1日短いので、先ずは疲労をしっかり取らせてあげたい。プレシーズンマッチはあまり内容が良くなかったが、昨シーズン終盤よりやってきた戦い方をベースにしてやっていこうと伝え、それが今日はできた。その部分をもう1度確認していきたい。

ガンバ大阪:長谷川 健太
選手たちは気持ちを出して、非常に良くがんばってくれた。また新スタジアムでのリーグ開幕戦ということで、本当にたくさんのお客さまに来ていただいた。その前で勝利できなかったのは、自分自身が情けないと思っている。鹿島の交代策がはまったのと、こちらの交代がなかなか機能しなかった。細かいことをいうと色々あるが、結局、試合の明暗がそこで分かれたと思う。そういう意味で今日の敗因は交代のカードを切った私にある。選手たちは1点取られた後も手を抜かずに最後までゴールを目指して戦ってくれたと思う。こういう気持ちを持ち続けて中2日でのACLメルボルン戦で勝って、またチームの循環を良くしていきたい。


選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
勝ってほっとしている。いい時間帯も悪い時間帯もあった。苦しい時間で決めてくれて良かった。チャンスは多く作れていたけど、もっと前でプレスをかけられる場面もあったし、切り替えも早くすれば、もっといい内容になったと思う。イエローが多かったのは、みんなが危ないと感じたときに体を張って止めたから。危険なことがチーム全体としてわかっていた。

【植田 直通】
無失点で終わることができたのはDFとして一番うれしい。源君とはいつもやっているし、仲もいいのでコンビを組むことに問題はない。監督が石井さんになって前から奪うサッカーをやっていて、自分も少しはできたと思うが、この試合で課題も見つかったので、明日から練習で修正していきたい。源君が前に出て、自分がカバーすることもできていたので、次にも活かしたい。

【昌子 源】
自分の足の状態をチームメートが知っていたので、助けてくれたと思う。誰が出てきても、こっちは同じサッカーをするだけ。宇佐美選手が途中から出てきたけど、交代選手に何もさせないのが、アント
ラーズのサッカー。去年はけがで開幕戦に出られず、チームも負けて、どっちも波に乗れず、開幕戦の大切さを痛感している。カイオ、優磨と交代選手がアシスト、得点してくれたのでいい勝ち方だったと思う。

【中村 充孝】
どんな状況でも勝つのが、アントラーズ。勝てたのは大きい。(G大阪戦は)ナビスコカップ決勝のイメージがあるが、僕たちはリーグタイトルを獲ったわけではない。チャレンジャーの気持ちでキックオフから主導権をとっていこうと話していた。いい入りができたし、守備もいい感じでできていた。決め切るところなど課題が見つかった。目指すところはもっと上。いいパスで終わるのか、きっちり決め切るのか、個人としてもチームとしてもそこまで突き詰めていきたい。

【鈴木 優磨】
カイオくんからいいボールが来たので当てるだけだった。チームの流れを読んで、この状況で何が必要かを整理できていた。前から追いかけて、体を張って、犠牲心を持っていこうと思っていた。勝ち点3を手にしたのは大きい。勝ちたいという気持ちがすべて。苦しい時間が多かったが、1点差で勝ててよかった。改善すべき点があったので、次に活かしていきたい。

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