日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年2月29日月曜日

◆G大阪、新スタ公式戦初戦は黒星…交代策的中の鹿島が白星スタート(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160228/405992.html



 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージの開幕節が28日に行われ、ガンバ大阪と鹿島アントラーズが対戦した。

 昨季の天皇杯を制したG大阪とJリーグヤマザキナビスコカップ覇者の鹿島による開幕節屈指の好カード。新設された市立吹田サッカースタジアムで初の公式戦に臨むG大阪は、FW宇佐美貴史とFWパトリックがベンチスタートとなり、新加入のFWアデミウソンとMF藤本淳吾を先発起用。最前線にはFW長沢駿が入った。一方の鹿島は、急性虫垂炎の手術を受け、出場が危ぶまれていたMF柴崎岳が先発。また、ポルトガル2部のポルティモネンセから再加入を果たしたMF金崎夢生もスタメンに名を連ねている。

 最初にチャンスを迎えたのはアウェーの鹿島。6分、ショートカウンターを仕掛けると、エリア手前中央の赤崎秀平が右に流れた金崎にパス。エリア内に走り込んだ赤崎に折り返しのクロスが渡ると右足ダイレクトでゴール左に流し込んだが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。11分にはミドルレンジから遠藤康が左足で強烈なシュートを放ったが、GK東口順昭が好セーブで凌いだ。

 鹿島がやや押し気味に試合をすすめる中、G大阪はアクシデントに見舞われる。28分、ファールを受けた丹羽大輝が右肩を痛めて負傷退場を強いられ、32分に井手口陽介を投入。ボランチで出場していた今野泰幸がポジションをひとつ下げて最終ラインに入ることとなった。

 交代直後の33分にも鹿島にチャンス。中村充孝が金崎とのワンツーで左サイドを突破すると、エリア内左深い位置からファーサイドを狙ってシュート。しかしここは枠の上に大きく外れてしまう。一方のG大阪は41分、左サイド高い位置でボールキープしたアデミウソンがマイナス方向にグラウンダーのパスを通すと、走り込んだ藤本がゴール正面から左足ダイレクトで狙ったが、シュートはクロスバーを直撃した。前半はこのままスコアレスで折り返す。

 後半に入り51分、鹿島は小笠原満男が蹴った左CKに植田直通が頭で合わせたが、シュートはGKの正面に飛んだ。65分にはG大阪にチャンス。自陣からカウンターを仕掛けると、アデミウソンから右サイドでスルーパスを受けた大森晃太郎がエリア内左から左足インサイドでシュート。しかしここはGK曽ヶ端準がなんとか弾き出し、ゴールを割らせない。

 G大阪は65分、大森に代えて宇佐美を投入。対する鹿島も69分、赤崎と遠藤康を下げて鈴木優磨とカイオをピッチに送り出す。すると72分、鹿島は交代選手が結果を残す。金崎からのパスをエリア内右で受けたカイオがゴール前にクロスを入れると、走り込んだ鈴木が高い打点のヘディングを叩き込み、ネットを揺らした。

 先制点を奪われたG大阪は84分、アデミウソンに代えて倉田秋を投入し、同点ゴールを目指す。終盤はG大阪がクロスボールを中心に攻め込んだが、最後まで得点を奪うことはできず、試合は1-0で終了。鹿島が2016年のJ1リーグ開幕節を白星で飾った。

 G大阪は3月2日にAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でメルボルン・ビクトリーと対戦。その後、6日にJ1第2節でヴァンフォーレ甲府と対戦する。一方の鹿島は次節、5日にサガン鳥栖と対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 0-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 72分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

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