日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年2月29日月曜日

◆【中田浩二の視点】鹿島・鈴木ゴールへの姿勢が良いから競り勝てた(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/02/29/kiji/K20160229012123650.html

鹿島の鈴木はDFを背負ってプレーしたり、体を張れるFW

 途中から出場して金崎と2トップを組んだ鈴木は、ゴールシーンでカイオが抜けだした時、ボールに対して勢いをつけて飛び出した。そのため2人にマークされながらしっかりヘディングできていた。特長はゴールに向かう姿勢がいいこと。技術的にはうまくないが、DFを背負ってプレーしたり、体を張れる。

 今季はゴールするためのポジションをしっかり取れるようになった。もともとFWで、プレーの幅を広げさせるために中盤もやったし、本人も出場機会を求めてどこでもやろうとしている。

 私も鹿島での現役時代にユースにいた鈴木と一緒にプレーしたことがある。2年前にトップチームの合宿に参加したが、ひ弱で何もできずにへこんで帰っていった。だが、そこから懸命に練習して成長。体もかなり強くなった。この世代はきっかけがあれば一気に伸びるので、このまま試合に出続ければ五輪代表の隠し玉になる可能性はある。あとはゴール前以外でどれだけ仕事ができるか。守備、そして90分間を通してできるかなど。まだ足りないところがあるからサブなのだが、可能性は持っていると思う。(元日本代表DF)

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