日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年6月2日金曜日

◆鹿島 名門ゆえの石井監督解任 大型補強で自主性重視の指導に限界(スポニチ)




 今季J1で監督が交代するのは下位に低迷する新潟、大宮に続き3チーム目。だが鹿島はリーグ戦は7位に低迷中とはいえ、首位とは勝ち点6差。追いつけない数字ではない。他のクラブならこの成績で解任はしないだろう。だが「常勝軍団」と呼ばれる鹿島ゆえに、クラブに25年携わった石井監督をこの時期に交代させるに至った。

 石井監督の指導法は前任のセレーゾ氏とは真逆で、選手の自主性を重んじた。就任後から昨季まではチームにマッチしていた。ところが大量補強した今季は、その指導では戦術や起用法に限界が生まれ始めた。クラブは次第に「自主性がアバウトさにつながっている」と判断するようになった。

 強く具体的に物事を主張できる大岩新監督への交代は(1)選手の能力を引き出す視点(2)具体性を持った指導やアプローチ(3)体力強化の3点を変革することが期待されている。名門が熟考の末、大胆にかじを切った。 (鹿島担当・波多野詩菜)

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/06/01/kiji/20170601s00002179180000c.html

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