日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年4月14日土曜日

◆また差別発言…浦和MFマルティノスがSNSで怒り。クラブは「容認できない」と声明(GOAL)





なくならない人種差別問題。浦和レッズMFマルティノスがまた差別的な発言を受けた。

浦和レッズMFマルティノスが12日にインスタグラムを更新し、自身に対する差別的な発言を「許せない」と綴った。

マルティノスに対しては、横浜F・マリノス在籍時代の昨年9月にも、一部の人間による「肌の色」に関する差別的な発言があった。今回も同様にマルティノスの「肌の色」を差別するアカウント名で、誹謗中傷のツイートが投稿されている。

また起こった差別発言。マルティノスは「このような差別的な発言は絶対許せないし、非常に残念だと思っています」と悲痛な思いを綴っている。



これを受けてか、浦和レッズは12日、特定の選手へのSNSでの差別発言について「容認できない」との声明を発表している。

「日ごろより、浦和レッドダイヤモンズをサポートいただき、ありがとうございます。ここ最近、TwitterなどのSNSで、選手のなりすましアカウントなどによる、特定選手に対する差別や誹謗中傷を行う看過できない発言が、日常的に見受けられるようになっています」

「浦和レッズは、2014年に国際サッカー連盟(FIFA)総会の決議を尊重し『人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為を認めない』とする差別撲滅宣言をしており、上記のようなSNSなどの発言を容認することはできません」

「ぜひ、みなさまにおかれましても、上記のような発言は許さず、私たちサッカーファミリーの力で差別を撲滅できるよう共に戦っていただければと思います。よろしくお願い申し上げます」

■過去に起きたJリーグでの人種差別問題

2015年:FWパトリック(当時ガンバ大阪/現サンフレッチェ広島)
年1~2回埼スタで浦和の試合を観戦する高校生からツイッターで差別的な発言を受けた。

2016年:FWカイオ(当時鹿島アントラーズ/現アル・アイン)
浦和サポーターを名乗る男性からツイッターで差別的な発言を受けた。

2017年:FWラファエル・シルバ(当時浦和レッズ/現武漢卓爾)
R・シルバのインスタグラムに、サルや中指を立てる絵文字や黒い色の足跡、バナナなどといった差別的なコメントが相次いで投稿された。


また差別発言…浦和MFマルティノスがSNSで怒り。クラブは「容認できない」と声明


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