日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年4月21日土曜日

◆【川崎vs鹿島プレビュー】川崎は知念、守田ら若手の先発が濃厚…雪辱を期す鹿島はベテランの働きに注目(サッカーキング)



■川崎フロンターレ 前節で負傷した大島は出場回避か、小林も欠場濃厚



【プラス材料】
 ミッドウィークの蔚山現代戦はターンオーバーで戦ったため、主力は連戦を回避することができた。過密日程で主力の多くは疲労の色が濃かっただけに、フレッシュな状態でゲームに臨めるというのが何よりの明るい材料だ。

 リーグ前節に引き続きFW知念慶やMF守田英正といった若手の先発が濃厚で、「自分たちの良さを出して欲しい。うまくフォローしてあげれれば」と、ベテランのMF中村憲剛は期待を口にする。

 昨季、最後まで優勝を争った鹿島にはリーグ2戦2勝と直接対決では連勝している。2戦ともに3得点を挙げて攻撃陣が爆発したことも特徴で、ここ最近、得点の湿りがちな攻撃陣にとっては改善のきっかけにしたい一戦となる。

【マイナス材料】
 ここ4試合で2得点と、チーム全体が得点力不足に苦しんでいる。前節はシュート4本で無得点。ただそうした現状にも「グループの組み合わせ、個々の生かし方もあるけど、そこを掴めていないところはある。そこがクリアになれば、思い切ってできる回数も増えてくると思う」と、MF阿部浩之は冷静だった。決定機の回数も少なく、攻撃陣が思うように噛み合わなかった。得点力の改善といきたい。

 チームにとって痛いのは、前節で脇腹を負傷したMF大島僚太、左ふくらはぎの負傷で前節を欠場したFW小林悠がともに出場が難しいところだ。チームの中心選手である二人を欠いた状態で臨む中で、どれだけチームのパフォーマンスを落とさずに戦えるか。

文:いしかわごう

■鹿島アントラーズ 名古屋戦で先発の小田は合格点を与えられるプレー




【プラス材料】
 ACLグループステージの水原三星戦で0-1と敗れ、中3日で迎える川崎戦。過密日程に負傷者続出が重なり、メンバーをやりくりするだけでも苦労するなか、リーグ前節の名古屋戦で先発したDF小田逸稀は得意な対人守備で完封勝利に貢献するなど、合格点を与えられるプレーを見せた。こうした若く、出場機会の少なかった選手の活躍は、チームの活性化にもつながり、勢いをもたらすことは今までの歴史が証明している。

 また、相手は昨季最終節で逆転優勝を許した川崎。選手たちは雪辱を果たす思いでピッチに向かう。連戦の疲労があるのも事実だが、鹿島はこういう試合で勝ってきた歴史があるのも事実。単純な物差しでは測れない大一番になる。

【マイナス材料】
 DF内田篤人、DF西大伍らが実戦に戻りつつあるが、依然として負傷者が多い状況が続く。メンバーを入れ替えて臨んだ水原三星戦を落としたことも、前向きにはなれない要素だ。普段、出場機会が少ない選手がピッチにいたとはいえ、単純なミスが多く、連係面でも未熟さ、自信のなさが伺えた。

 昨季の雪辱を期す川崎戦でも結果が得られなければ、チームに出口の見えない停滞感が漂い始める可能性もある。大岩剛監督を始めとするコーチングスタッフ、選手らは必死な思いで、現状打破に向けて試行錯誤を続けているが、この切迫感が試合でどう出るか。経験豊富で、状況判断に優れるMF小笠原満男、内田がどうチームを導くかが、カギを握る。


文:totoONE編集部

【川崎vs鹿島プレビュー】川崎は知念、守田ら若手の先発が濃厚…雪辱を期す鹿島はベテランの働きに注目



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