日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年4月27日土曜日

◆鹿嶋市立中央図書館 ネットで新図書サービス(茨城新聞)






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スマホで本情報案内/県内蔵書を横断検索

鹿嶋市立中央図書館(同市宮中、飯塚貴子館長)では、手軽に本に関する情報が得られる「カーリルタッチ」と、読みたい本を簡単に探せる「よむしかサーチ」の二つのサービスを昨年から導入している。ともにインターネットを使ったサービスで、利用者の利便性向上につながっている。

カーリルタッチはスマートフォンを使い、本の作者やテーマなどに関するさまざまな情報をインターネット上で案内するサービス。専用アプリを起動し、同館の各本棚に付いたプレートをタッチすると、その棚にある全書籍や作者の情報、レファレンス(図書館員による調べ物の手伝い)の事例、デジタル資料などが確認できる。

現在同館では、本県ゆかりの作家、額賀澪さんや恩田陸さん、鹿島神宮、鹿島アントラーズなど45項目を選び、プレートを設置している。同館によると、同サービスを導入している図書館は全国でも数館。

カーリルタッチが利用できるスマートフォンは、決済機能「おサイフケータイ」に対応している端末。それ以外は、プレートに記載されたQRコードを読み込めば、同様のサービスが受けられる。

よむしかサーチは、同館を含む県内の公共図書館の蔵書を、横断的に検索できるサービス。同館のホームページ内にある同サーチの項目をクリックし、検索窓にキーワードを入力すると該当書籍が表示される。貸し出し情報などが確認できるほか、予約もできる。

同館に目当ての書籍がなく、他の図書館にある場合は、県内の図書館同士で書籍を融通し合う「相互貸借」を利用すれば同館でも本を借りられる。

両サービスは図書館の利用促進のほか、職員の負担軽減につながるメリットがある。サービスの利用者は徐々に増えており、同館の佛淵直貴主事は「図書館を効率よく利用できるようになったので、これまで以上に図書館に足を運ぶ方が増えればうれしい」と話している。(藤崎徹)




◆鹿嶋市立中央図書館 ネットで新図書サービス(茨城新聞)





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