日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年12月25日金曜日

◆鹿島がオファー撤回したMFピトゥカ、サントスへの不満明かす「敬意を払われずに扱われたことが悲しい」(超WORLDサッカー!)






サントスのMFディエゴ・ピトゥカ(28)が、移籍交渉に応じなかったクラブを批判した。ブラジル『グローボ』が伝えた。

ピトゥカには、鹿島アントラーズが興味を寄せており、サントスへ獲得のオファーを提示。1度目は120万ドル(約1億2400万円)を提示したものの、サントスがオファー金額が低すぎるとして拒否。鹿島は、金額を上げ160万ドル(約1億6500万円)の再オファーを出していた。

しかし、サントスのオーランド・ロロ社長がピトゥカの売却について審議評議会で議題にしないように動いた結果、売却の意思決定を先延ばしに。その結果、鹿島がオファーを撤回する事態となっていた。

この件を受けて、ピトゥカ本人はクラブの対応に不満を抱えている様子。自身の気持ちを綴っていた。

「子供の頃からの心のクラブであるサントスへの愛情と献身を誰もが知っているし、僕もプロだと誰もが理解していると思う」

「僕は生計を立てており、サントスだろうと、他のクラブであろうと、給与が延滞または遅延されても、常に献身性とプロ意識を持って、ここでプレーすることで家族を支えている」

「僕はサントスの責任者たちから敬意を払われずに扱われたことを悲しく思っている。リベルタドーレス決勝を目指し、頭を上げて仕事を続けているけど、サントスの利益を得る人々に、このユニフォームを着て僕がした全てのことをリスペクトし、配慮するようにお願いしたい」

ピトゥカだけでなく、サントスは選手への給料の遅延が起こっている一方で、コパ・リベルタドーレスで勝ち上がって得られる報酬でそれを賄おうと考えているとのこと。そのため、鹿島への移籍の話を先送りにし、コパ・リベルタドーレスでピトゥカをプレーさせることを選択したようだ。

なお、鹿島は12月中の合流を望んでいると報じられていたが、サントスの経営陣は2021年から交代する。その際に、風向きが変わる可能性はゼロではないかもしれない。




◆鹿島がオファー撤回したMFピトゥカ、サントスへの不満明かす「敬意を払われずに扱われたことが悲しい」(超WORLDサッカー!)




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