鹿島アントラーズMF佐野海舟(22)が1日、最終節・横浜FC戦(3日、カシマ)を前に取材に応じ、日本代表としての責任感を口にした。
佐野はワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表に追加招集され、ミャンマー戦で途中出場でデビューした。「代表に行って、注目される責任感はあるが、チームとしてやることは変わらない。持っている力を出し切って勝利に結び付けて、サポーターの皆さんと喜びたい」と決意を口にした。
今季の鹿島は、岩政大樹監督の下、新しい鹿島をつくる目標を掲げ、これまで手を付けてこなかった「攻撃の組み立て」に着手。開幕当初は「4-3-3」を用いたが、勝てない時期を経て伝統の「4-4-2」へ変化。堅守が復活し、一時は首位を狙える位置にまで浮上したが、終盤に失速した。9月16日のセレッソ大阪戦に勝利して以降、3敗3分けで勝利から遠ざかっている。
佐野は現状の課題に「チームとしてやろうとすることに重きを置きすぎて、ゴールを狙うことが出来ていない。どこかのタイミングでゴールを狙うことが必要だと思う」と話す。相手は、降格が決まりかけている横浜FC。「ここ最近は得点が取れていない。失点も多い中でまずは失点をしないことを大事にして。攻撃に流動性を出してどんどん貪欲にゴールを狙うことが重要だと思う。勝てていない状況が続いているので。最後は勝って終わりたいと思っている」と、7戦ぶりの白星を誓った。
◆【鹿島】日本代表デビューのMF佐野海舟、7戦ぶり勝利へ課題を挙げる「ゴール狙うことが必要」(ニッカン)
『代表に行って、注目される責任感はあるが、チームとしてやることは変わらない。持っている力を出し切って勝利に結び付けて、サポーターの皆さんと喜びたい』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) December 1, 2023
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