宮崎県宮崎市でキャンプ中のJ1鹿島は2日、ひなた陸上競技場でJ2甲府と練習試合を実施した。1本目は0-0、2本目は0-2、3本目は0-0だった。特に2本目は連動した攻めを展開することができず、逆にカウンターから失点を許すなど課題が多い試合となった。
1本目は強度の高い守備から主導権を握った。日々磨いている前線からの積極的なプレスがはまり、試合を支配する時間帯が長く続いた。攻めては有効なサイドチェンジやボール奪取から決定機を2度創出した。ただ、ゴールを決め切るには至らなかった。
1本目から一転、2本目は「入りからばたついてしまった」と知念。1本目よりも高い位置からプレッシャーをかけてくるよう修正を図った甲府の守りに対し、攻撃のスイッチを入れる縦パスやロングボールを供給することができず、前線まで運ぶ前にボールを失ってピンチを迎える場面が目立った。
2失点について、ポポビッチ監督は「決定機を決め切れないなら決めさせてはいけない。勝てないんだったら負けないという戦い方を学ぶ必要がある」と語気を強めた。
若手中心の3本目は細かなパス交換から好機を多くつくり、厳しい台所事情にあるチームにとって収穫点と言えるだろう。
チームは3日に午前練習を行い、キャンプを打ち上げる。
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— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) February 2, 2024
今日行ったヴァンフォーレ甲府とのトレーニングマッチのハイライトを、YouTube公式チャンネルにアップしました。
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◆J1鹿島 宮崎キャンプ J2甲府と練習試合 決定機、課題多く 監督「負けない戦い方も」(茨城新聞)