日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月18日日曜日

◆金崎 先発復帰へ!左足首捻挫OKでフル出場も視野(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/12/18/kiji/20161217s00002000250000c.html

クラブW杯決勝(2016年12月18日  横浜国際)


 いざ世界の頂へ。アジア勢として初めて決勝に進出した鹿島は18日、欧州王者レアル・マドリードと対戦する。石井正忠監督(49)は左足首捻挫の影響で途中出場が続いているFW金崎夢生(27)の先発起用を示唆。エースが満を持して先発復帰し、番狂わせの主役となる。RマドリードはFWクリスティアーノ・ロナウド(31)が“クラブ20冠”達成に照準を合わせた。

 試合開始のホイッスルとともに、エースが銀河系軍団の牙城を崩しにかかる。先発復帰する可能性が高まった金崎は、この日の非公開練習では主力組に入ったもよう。石井監督は会見で「この何試合か前から非常にいい状態になっている。今の段階だと90分間戦えると思っている」と説明し、フル出場も視野に入れていることを明かした。

 金崎はRマドリードとの決戦を前にして「やっと帰れる。長かった」と笑顔を見せた。11月29日のチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦で左足首を捻挫し、クラブW杯は3戦全て途中出場を続けていた。それでも初戦のオークランド戦、準々決勝のマメロディ戦では2戦連続ゴールをマーク。準決勝ではFW鈴木のチーム3点目をグラウンダーのクロスでアシストした。宿舎でもケアを怠らず、限られた時間で得点に絡み、アジア勢初の決勝の舞台へ導いた。

 エースの先発復帰を仲間もサポートする。2トップを組むことが濃厚なFW土居は「彼の良さを引き出せるように。時にはおとりだったり、黒子に徹する必要がある」と金崎をフリーにするための動きを意識したいと話した。準決勝でC・ロナウドのゴールパフォーマンスをまねて話題を集めるFW鈴木も「夢生君とはいい関係でやれている。お互いが張り合っている」と語っている。敵は公式戦36戦不敗とはいえ、クラブW杯前まで6戦連続失点。付け入る隙は必ずあるはずで、金崎を中心にそこを突く。

 今大会3得点目を挙げれば、07年ワシントン(浦和)、12年佐藤(広島)に並ぶJリーグ勢の1大会最多得点記録。さらにチーム最初のゴールをマークすれば、男子のFIFA公式大会決勝での日本人“初ゴール”となる。石井監督は「できるだけ今までやってきたことを最初から出したい」と、可能な限り序盤からアグレッシブにゴールに迫るプランを掲げる。エースが真っ先に得点を奪い、銀河系軍団を慌てさせれば勝機は見えてくる。

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