日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月18日日曜日

◆大一番を前に…鹿島DF昌子の心に刻まれる“ハリルの教え”(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205661-205661-fl



 クラブW杯決勝に駒を進めた鹿島アントラーズだが、チャンピオンシップからの過密日程が続く。しかし、DF昌子源は「楽しみが大きすぎて、コンディションとかよう分からないです」と白い歯を見せ、翌日に控えるレアル・マドリー(スペイン)戦に向けてコンディション面に問題はないとした。

「楽しみでしかない。レアルと戦える機会はなかなかないと思うし、それが世界一を懸けた試合ですからね。簡単にはできない経験だと思うので、非常に楽しみです」

 11日に行われた準々決勝マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)戦の前半20分に相手選手と接触した昌子は、前歯を折るアクシデントに見舞われた。試合後には「喋っているだけでも痛いし、寝られそうにない」と話していたものの、14日の準決勝アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)戦では仮の差し歯を入れるだけでなく、痛み止めを飲んでピッチに立ち、3-0の完封勝利に貢献した。「周囲の方だけでなく、新聞やテレビでもさんざんいじられたので、歯についてはもういいです(笑)。もう、歯はばっちりです」。

 決勝は世界的なビッグクラブとの対戦になるが、「リスペクトし過ぎても意味がないと思う」とキッパリ。それは、日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督の“教え”でもあると明かした。「もちろん世界一のクラブなのでリスペクトはしています」と前置きしつつも、「僕がハリルジャパンに入り、ハリルさんから最初に言われたのが『リズペクトし過ぎるな』ということ」だった。

 リスペクトし過ぎずに、あくまで「自分のいつものプレー」で臨もうとする昌子。いつもどおりのプレーができさえすれば「ある程度は通用してくれるんじゃないかな」と語ると、「とにかく全力でぶつかるだけ」と大舞台で持ち味を発揮してゴールを守り抜こうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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