日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月18日日曜日

◆レアルは「有名な選手ばかり」だけど…鹿島DF植田が求めるものは“ただ一つ”(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205658-205658-fl



 世界的なビッグクラブとの対戦を前に、鹿島アントラーズDF植田直通はモチベーションを高めている。

 初戦のオークランド・シティ(ニュージーランド)戦こそベンチを温めた植田だが、続くマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)で先発フル出場を果たして2-0の完封勝利に貢献。準決勝のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)戦でもスターティングメンバーに名を連ねると、体を張った守備で相手攻撃をはね返し続けてチームを3-0の勝利に導いた。

 そして決勝で対戦するのは欧州王者のレアル・マドリー(スペイン)に決まった。植田は「相手にとって不足はない。滅多に対戦できる相手ではないし、こういう機会を大事にしたい。自分が持っている力を全部注ぎたいと思う」と力強く話した。

「分析を聞いていても、有名な選手の名前ばかりが出てきた」と語るように、レアルの攻撃陣には世界的スーパースターのFWクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、FWカリム・ベンゼマ、MFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロースと錚々たるメンバーが顔をそろえる。しかし、「いよいよやるんだという気持ちになるし、やっときたかという思いでもある」と物怖じするのではなく、対戦を待ちわびている。

「自分一人で相手の攻撃を止めるのは無理だと思う。今まで戦ってきたように、チーム全体で体を張って守るしかない」とゴールを守り抜くことを誓った22歳の若武者は、たとえ対戦相手がレアルだろうが、求めるものはただ一つだと話した。「ただ、僕はタイトルがほしいだけ」――。世界最高峰の攻撃陣を抑え込み、世界の頂きを目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

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