http://www.sanspo.com/soccer/news/20161218/jle16121805000001-n1.html
【小島伸幸の好セーブ】
鹿島にとっては千載一遇のチャンスだ。大事なことは守備。中でも最終ラインの設定だろう。高すぎても駄目だし低すぎても駄目。引いて守る戦い方では、いいようにクロスボールを入れられて、失点してしまう。レアル相手には通用しないということだ。
最終ラインを、ペナルティーエリアから15メートル前ぐらいの位置に設定することがベストだろう。そしてDF裏のスペースをDF昌子、DF植田が対応できるようにしておくことが重要になる。
得点の可能性が一番高いのはセットプレーから。昌子、植田ら高さのある選手は期待できる。FW金崎、FW鈴木ら、調子のいい選手にも注目したい。
鹿島がレアル相手に大量得点は望めない。現実的に勝つためには、1-0や2-1といった、ロースコアに持ち込むしかないだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)