日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月18日日曜日

◆【クラブW杯】Rマドリード、鹿島を“本気”で潰す(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20161218-OHT1T50002.html



 クラブ世界一を決めるクラブW杯決勝は18日、横浜国際総合競技場でJリーグ覇者の鹿島(開催国枠)と欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が激突する。両チームは17日、横浜市内のグラウンドで前日の公式練習を行った後、同競技場で記者会見に臨んだ。Jリーグ参入から多くの奇跡を実現してきた鹿島は、主将のMF小笠原満男(37)が必勝宣言。世界一のタイトルをクラブの歴史に書き加える。

 格下相手にもなめてかかるつもりは一切ない。前日会見で相手の鹿島について問われたジダン監督(44)は「秩序があり、とても走っている。我々を苦しめるだろう」。同席した主将のDFセルヒオラモスも「ライバルをリスペクトしている」とJリーグ王者の力を認め、“本気”で潰しにかかるつもりだ。

 背景には日本サッカーのレベルアップがある。ジダン監督がフランス代表で制した98年のW杯は日本は1次リーグ敗退だった。しかし、近年は主力のほとんどが欧州クラブに所属し、力を付けている。「日本のサッカーは改善されている。関係者の努力のたまものです」とうなずいた。

 大一番に向け頼もしい男も帰ってきた。故障を抱えていたセルヒオラモスはこの日から合流。「状態は非常にいい。自分の仕事はDFだが、ゴールを決められたらうれしい」と不敵な笑みを浮かべた。スタメンについて問われた指揮官は「明日になれば分かります」とけむに巻いたが、前回優勝した14年大会では得点王にもなっている主将が復帰することで、“最強布陣”を敷くことが可能となった。

 15日の初戦は時差ぼけなど万全でない中で戦ったが、来日から約1週間が経過しコンディションは万全に整ったという。ジダン監督は「正直、ホテル暮らしは退屈」と漏らして報道陣を笑わせつつ、「勝って自分たちがベストだということを見せたい」と表情を引き締めた。現役時代の02年に前身のトヨタ杯を制したジダンが、今度は監督として世界一になる。(武藤 瑞基)

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