日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年5月24日水曜日
◆広州の猛攻浴びた鹿島、先勝許すも最少失点でホーム第2戦へ(ゲキサカ)
[5.23 ACL決勝トーナメント1回戦第1戦 広州恒大1-0鹿島 広州]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は23日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、鹿島アントラーズは敵地で広州恒大(中国)と対戦し、0-1で敗れた。第2戦は鹿島のホームで30日に行われる。
MFレオ・シルバ、MF遠藤康、DF植田直通、DF西大伍、DF町田浩樹が負傷欠場するなど台所事情の苦しい鹿島はMF三竿健斗がセンターバックで先発。両サイドにはMFレアンドロ、MF土居聖真が入り、FW金崎夢生とFW金森健志が2トップを組んだ。
序盤はホームの広州が勢いよく試合に入った。前半15分、左サイドを強引に突破したDFリー・シュエポンがそのままPA内に切れ込み、角度のない位置から左足でシュート。同19分にはMFパウリーニョのスルーパスからFWアランが決定機を迎えたが、いずれもGKクォン・スンテの好セーブに阻まれた。
鹿島も前半21分、MF永木亮太の左CKに三竿健が頭で合わせるが、枠を捉えられない。その後は一進一退の攻防が続き、互いに相手ゴール前まで迫る場面をつくったが、決定機には至らず、前半はスコアレスで折り返した。
鹿島は後半4分、金森に代えてFWペドロ・ジュニオールを投入するが、徐々に広州が圧力を強めていく。同8分には左クロスから完全にフリーになったFWリカルド・グラルがヘディングシュートを放つが、クロスバーの上。同21分、アランの狙い澄ました右足ミドルもわずかにゴール右へ外れた。
広州の猛攻に耐える時間が続く鹿島。広州は後半25分、アランの左クロスに途中出場のFWユー・ハンチャオが頭で合わせるが、ここもクォン・スンテが立ちはだかる。守備陣が粘り強く耐えていたが、後半30分、セットプレーからついにゴールをこじ開けられた。
右CKがファーサイドに抜けてきたボールをパウリーニョが右足で押し込み、広州が先制点。鹿島は後半37分にMF梅鉢貴秀、同41分にFW鈴木優磨を投入し、交代カードを使い切った。同42分にはPA手前で鈴木がファウルを受け、絶好の位置でFKを獲得したが、永木のキックは大きく枠外。そのまま0-1で敗れ、第1戦を落としたが、最少失点に食い止め、ホームでの第2戦に望みをつなぐ格好となった。
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?217013-217013-fl
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