日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年3月3日土曜日

◆清水東出身の砦、内田篤人のW杯代表入りを期待(ニッカン)






 W杯が約3カ月後に開幕します。気になるのが日本代表のメンバー発表。今回もサプライズ選出があるのか-。私は8シーズンぶりに鹿島に復帰したDF内田篤人(29)に注目しています。

 清水との開幕戦では先発出場し、後半39分までプレー。守備では無失点に貢献し、チャンスでは鮮やかなダイレクトボレーも披露していました。この試合には清水東時代の同級生や高校3年間、内田を指導した梅田和男監督(現静岡東監督)も観戦に訪れていました。数年ぶりに教え子のプレーを観戦した梅田監督は「6、7割の力でやっているように見えた。まだまだこれから上がっていくんじゃないかな」と期待し、最後にこう付け加えました。

 「やっぱり、清水東からW杯に出てほしいですね。内田が選ばれないと、(連続が)途切れちゃうから」

 清水東は全国大会優勝の経験もある名門校。実は、日本がW杯に初出場した98年フランス大会から、5大会連続で代表選手を輩出しています。

 98年フランス大会 DF相馬直樹(47=町田監督)、DF斉藤俊秀(44=清水オフィサー)

 02年日韓大会 FW西沢明訓(41=代理人)

 06年ドイツ大会 FW高原直泰(38=沖縄SV代表)

 10年南アフリカ大会 内田篤人

 14年ブラジル大会 内田篤人

 ロシア大会のメンバーに選ばれれば、6大会連続になります。先日の清水戦では、果敢な攻撃参加こそなかった内田ですが、守備で献身的なプレーを披露。要所で相手が嫌がる位置にボールを配球するなど、健在ぶりを証明していました。

 清水で生まれ育った私も、清水東でプレーする内田を覚えています。2学年下でしたが、1年生ながらレギュラーとして活躍。年代別日本代表に選ばれていました。もちろん、イケメンぶりは当時から。今では雲の上のような存在ですが、親近感を抱く選手です。

 同郷の1人として言わせてほしいことがあります。「ウッチー、まだまだ、やれることを証明してくれ!!」。運命のメンバー発表を今から楽しみにしています。

 ◆神谷亮磨(かみや・りょうま)1985年(昭60)8月28日、静岡市清水区生まれ。幼稚園からサッカーを始め、清水FCでプレー。高校は清水東を受験するも不合格で、東海大静岡翔洋(旧東海大一)に進学。08年、日刊スポーツ静岡支局に入社。担当は11、12年に磐田、13、14年にアマチュアサッカー、15年から清水。現在はJ3沼津や高校サッカーなどを担当。


清水東出身の砦、内田篤人のW杯代表入りを期待




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