日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年11月30日水曜日

◆柴崎岳が待つ出番の時「僕の中では点が欲しい時とか…」(ゲキサカ)






 日本代表MF柴崎岳(レガネス)がカタールW杯スペイン戦に向けた29日の練習後、報道陣の取材に応じた。チームは現在、スペインの分析映像を通じて「どういったところに強みがあるか弱みがあるかを共有している最中」。その上で「まだまだ意思統一しているところはたくさんある。残りの時間でさらにブラッシュアップできたら」と展望を語った。

 前回ロシアW杯では全4試合に先発したが、今大会ではここまで出場機会ゼロ。大会直前にボランチの負傷者が続出したが、いずれも準備期間中に復帰を果たしたこともあり、ピッチに立つには至っていない。

 それでも初戦のドイツ戦を控えた取材対応で「自分が試合に出ようと出なかろうと、日本代表というチームの中でやるべきことは自分の中で整理できているし、自然な心持ちでいる」と話していたように、日々のトレーニングに変わらぬ姿勢で励み、試合中には出場している選手をサポート。チームの一員としての振る舞いを続けている。

 もっとも、出番に向けた準備を怠ることはない。これまでの2試合ではリスクを避けた戦いが続いたが、スペイン戦は勝たなければ決勝トーナメント進出が危うい状況。柴崎に求められるであろう役割は明確だ。

「一本のパスで局面を変えることを強みにしているので、そういったところはチャンスになる。いろんな想像はできるけど、僕の中では点が欲しい時とか、そういった姿勢を見せなきゃいけない時に、相手に少し怖さを与える意味でもそういったプレーが重要になる」。6年間を過ごしてきた国の代表との運命の一戦、背番号7がひそかに爪を研いでいる。

(取材・文 竹内達也)





◆柴崎岳が待つ出番の時「僕の中では点が欲しい時とか…」(ゲキサカ)





◆“ハイライン”スペイン攻略へ! 上田綺世「そこは狙っていくつもり」(ゲキサカ)






 コスタリカ戦では1トップで先発したもののシュート0本に終わった日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が、スペイン戦を2日後に控え、「100%のパフォーマンスを出して勝てるかどうかという相手。準備のところはしっかりしていきたい」と意気込んだ。

 コスタリカ戦では4-2-3-1の1トップで先発してW杯デビューを飾ったが、立ち上がりから周りの選手との息が合わず、相手の脅威になることができなかった。DF山根視来からの鋭い斜めパスをトラップミスしてボールを失ったシーンは、収めていればビッグチャンスへつながった可能性もあり、チーム全体として悔やまれる場面だった。

 出番は45分間で終了。29日のメディア対応では、「自分の中ではまだまだ足りない部分、できなかったこと、できたこと、色々ありました」とコスタリカ戦を振り返りながら、「チームとして次に勝つしかない。そこに向けて準備していくだけ」と気持ちを切り替えている。

 スペインとはU-24同士で戦った昨夏の東京五輪で対戦しており、「どっちかといえば、フィジカルというよりも、技術的に高いチーム。僕たちも、守備とかフォーメーションとか、戦術的なところを明確にして、頭をクリアにして試合に入らないとやられると思う」とハッキリとしたイメージを持っている。そして「慎重に行きながらも、細かいところをチームとしてすりあわせていけたらいいのかな」と戦略に思いをはせる。

 一瞬のスピードを生かし、相手の背後を突く動き出しが得意な上田としては、良さ出しやすい相手でもある。

「スペインはラインの高さが特徴。そこは狙っていくつもりですし、そこに自分の武器が噛み合えばいいのかなと思う。背後の抜け出しだとか、ヘディングとか、そういうその自分の武器を全面に出していきたい」

 日本はスペインに勝てば無条件で決勝トーナメント進出が決まる。引き分けでも条件次第でグループリーグ突破の可能性はあるが、条件上、0-0なら敗退することになっており、いずれにしてもゴールが必要だ。

「自信を持っていくこと。自分にないものは出そうとして出せるもんじゃない。持っている武器や、自分がやってきたことを信じる必要がある」と表情を引き締めた。

(取材・文 矢内由美子)





◆“ハイライン”スペイン攻略へ! 上田綺世「そこは狙っていくつもり」(ゲキサカ)





◆上田綺世、名誉挽回へ「自分がやってきたことを信じる必要ある」 スペインの隙突き1発だ【カタールW杯】(中スポ)






 サッカー日本代表は29日、1次リーグ第3戦のスペイン戦に向け、ドーハ市内で冒頭以降は非公開でトレーニングした。先発出場したコスタリカ戦でシュートゼロに終わったFW上田綺世(24)=セルクル・ブリュージュ=は「自分にないものは出そうと思って出せるものではないと思うので、自分が持っている武器、自分がやってきたことを信じる必要がある」と話した。

 スペインはボール保持のクオリティーが高く、支配される時間が長くなることが予想される。上田は「(ボールを)間違いなく持たれると思うので、その中で隙を狙ったり、隙を作ったりして、1発を狙うというのは必要だと思う」とストライカーの役割を強調。「相手に脅威だと意識させるのは、フォワードの動き出しが1つの要素だと思うのでカウンターや背後は狙っていかないといけない」と話した。





◆上田綺世、名誉挽回へ「自分がやってきたことを信じる必要ある」 スペインの隙突き1発だ【カタールW杯】(中スポ)





2022年11月28日月曜日

◆【W杯】長友佑都まねて?妻の平愛梨赤髪「日の丸カラー」で応援 柴崎岳の妻・真野恵里菜の姿も(ニッカン)






<FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:日本-コスタリカ>◇1次リーグE組◇27日◇アルラヤン・アハマド・ビン・アリ競技場

森保ジャパンの1次リーグ2勝目が懸かるコスタリカ戦、選手たちの家族もスタンドから声援を送った。

DF長友佑都(36=FC東京)の妻でタレントの平愛梨(37)は、23日のドイツ戦に続き、子ども3人と会場入り。平は長友をまねてか、「日の丸カラー」の髪の色を赤に染め、試合前から笑顔を振りまいていた。

平は26日にインスタグラムを更新し、子ども3人と長友のレプリカユニホームを着て、応援している姿を投稿していた。

また、柴崎岳の妻で女優の真野恵里菜(31)の姿もスタンドにあった。





◆【W杯】長友佑都まねて?妻の平愛梨赤髪「日の丸カラー」で応援 柴崎岳の妻・真野恵里菜の姿も(ニッカン)

◆FW上田綺世「ちょっとチグハグしてしまった」 W杯デビューも無得点で前半交代…堅守崩せず(報知)






◆カタールW杯 ▽1次リーグE組第2戦 日本0―1コスタリカ(27日、アハマド・ビン・アリ競技場)

 【アルラヤン27日=スポーツ報知W杯取材班】初戦でドイツに勝利した日本は第2戦でコスタリカに0―1で敗れた。後半36分に決勝点を許した。

 FW上田綺世(サークル・ブリュージュ)がW杯デビューした。1トップで先発したが、5バックで堅く守る相手を崩せず、シュート0本。ゴールを割れずに前半のみで交代した。代表初ゴールはまたもおあずけとなった。

 ―W杯初出場、初先発

 「うまくいかないこともありましたけど、次にいくしかない。しっかり準備したい」

 ―緊張は

 「もちろん緊張したし、緊張感もありました。その中でも結果を残さないといけない」

 ―相手に守備を固められていた

 「中を締めて統一感をもって徹底的にやってきたので、そこに対して僕たちがちょっとチグハグしてしまった」

 ―相手の5バックを崩す、点を取るイメージは

 「クロスからもそうだし、1回壁になってまた動き直して、というのもイメージしてましたけど、なかなか相手もしっかり締めていたし、そう簡単にはいかなかった」

 ―自身のプレー。できたこと、できなかったこと

 「それも(映像で)しっかり見返さないと」

 ―ボールを収められる時にボールが入ってこなかった印象もあった

 「でも、必ずしもいい状況でボールが入るわけじゃない。自分にボールが来た時にしっかりマイボールにして、マイボールの時間を増やしていくのもFWの仕事」

 ―最低限、勝ち点1でも得たかった試合。終盤に点を取られた

 「その通りだと思いますし、ちょっとフワっとした時間帯だった。そういうところを締めて、したたかにいかないといけない。振り返れば色々あるんですけど、ただ、もう次に向かうしかない」





◆FW上田綺世「ちょっとチグハグしてしまった」 W杯デビューも無得点で前半交代…堅守崩せず(報知)




◆[プリンスリーグ関東1部]帝京が東京Vユースとの直接対決で4-0快勝!2位以内とプレミアプレーオフ進出決定!:第17節(ゲキサカ)






 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2022 関東1部は27日、第17節を行った。

 プレミアリーグプレーオフ進出を争う2位・帝京高と3位・東京ヴェルディユースとの直接対決は帝京が4-0で快勝した。帝京は前半30分にFW伊藤聡太が先制ゴールを決め、後半にもDF大田知輝のゴールなど3点を追加。帝京は東京Vユースとの勝ち点差を5に広げ、2位以内とプレミアリーグプレーオフ進出を確定した。

 すでにプレミアリーグプレーオフ進出を決めている首位・昌平高は鹿島アントラーズユースと対戦。1-1の後半6分に鹿島ユースMF岡田理央斗に勝ち越し点を奪われたが、45+2分にMF土谷飛雅が同点ゴールを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。

 FW秦優太の決勝点によって流通経済大柏高Bに1-0で勝った三菱養和SCユースが暫定5位浮上。MF和田力也の2ゴールなどで矢板中央高を4-3で下した西武台高が、暫定9位に浮上している。

【第17節】
(11月27日)
[流経大柏高校グラウンド]
流経大柏B 0-1 三菱養和SCユース
[三]秦優太(33分)

[埼玉スタジアム第2]
西武台 4-3 矢板中央
[西]和田力也2(10、58分)、遠藤秀悟(62分)、西村航(78分)
[矢]髙橋海斗(14分)、坂本怜輝2(76、90+2分)

[カシマスタジアム]
鹿島ユース 2-2 昌平
[鹿]徳田誉(19分)、岡田理央斗(51分)
[昌]石川穂高(37分)、土谷飛雅(90+2分)

[帝京大学グループ千住総合G]
帝京 4-0 東京Vユース
[帝]伊藤聡太(30分)、大田知輝(57分)、山崎湘太(83分)、齊藤慈斗(85分)

(12月10日)
[鹿島学園高校グラウンド]
鹿島学園 10:30 浦和ユース





◆鹿島・小泉文明社長が森保采配に注文「柴崎岳を…」上田綺世に言及も(FOOTBALL TRIBE)









 サッカー日本代表は27日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦でコスタリカ代表相手に0-1と敗れた。試合後、明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長が現地観戦していたことを報告するとともに、元鹿島アントラーズ所属選手であるMF柴崎岳(レガネス)とFW上田綺世(サークル・ブルッヘ)の起用法について言及している。

 日本代表は前半からコスタリカ代表の強固な守備に苦戦したほか、MF鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)や上田綺世らが機能不全に。森保一監督はハーフタイムに上田綺世とDF長友佑都(FC東京)を下げて、DF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)とFW浅野拓磨(VfLボーフム)を投入。さらに後半途中にはMF三笘薫(ブライトン)やFW伊東純也(スタッド・ランス)らを送り出して局面の打開を図ろうとした。

 しかし日本代表は後半36分、DF吉田麻也(シャルケ)のクリアミスから失点。コスタリカ代表にワンチャンスをものにされると、最後までゴールを奪えず敗れた。また柴崎岳は今月17日の強化試合・カナダ戦で先制点をアシストしていたが、ドイツ戦につづきこのコスタリカ戦でも出番がなかった。

 試合後、小泉文明氏は自身のツイッターアカウントを更新。キックオフ前や試合後の日本代表選手の様子をアップすると「日本代表2戦目、0-1の痛すぎる敗戦。。。日本の速いペースにしたく無いコスタリカのゆったりテンポに終始付き合ってしまった印象ですが、ワンチャンをモノにされるのがW杯の怖さですね」と感想を綴っている。

 また前半45分間のみのプレーとなった上田綺世について「上田綺世選手はポストプレーなど足元でもらより、動き出しでスペースで欲しいタイプなので、今日のようなサッカーでは彼の良さはいきないと思っています」を見解を披露。

 くわえて「あとは試合のテンポを変えて前にボールを当てる期待で柴崎岳選手を見たかったです。気持ちを切り替えて最後スペイン戦勝ちましょう!」と、柴崎岳を起用すべきだったと主張。来月2日のスペイン戦にむけて、森保ジャパンにエールを送った。




◆鹿島・小泉文明社長が森保采配に注文「柴崎岳を…」上田綺世に言及も(FOOTBALL TRIBE)

2022年11月27日日曜日

◆夜中の1時、上田綺世が恩師の携帯を鳴らす――原点を忘れない男の気遣い。後輩も「本当に凄い」と憧れのまなざし【W杯】(サッカーダイジェスト)






茨城県リーグ1部で、18試合で33得点


 現地時間11月20日に開幕したカタール・ワールドカップ。4年に一度の祭典に、日本は7大会連続7回目の出場。育成年代で代表メンバーに携わってきた恩師たちも、大舞台でのプレーを心待ちにしており、活躍を待ち望んでいるだろう。

 FW上田綺世(サークル・ブルッヘ)を高校時代に指導した鹿島学園の鈴木雅人監督も、その1人だ。上田が同校に入学したのは2014年の4月。当時は170センチほどで、鹿島アントラーズノルテJrユースから鹿島ユースに昇格を果たせずに高校サッカーの門を叩いた。

 以前、当時の上田の印象を鈴木監督はこう話していた。

「1年生の頃は身体が出来上がっていなかった。スピードも2年生の後半にかけて上がってきて、ようやく身体的に成熟してきたんです。特に2年の終わりから3年の頭にかけて、得点を取る幅が広くなりました。右足、左足、頭、プレーの幅、動き出すタイミング。そういう(ゴールを奪うスキルの)吸収率が急に上がったように思えましたね」

 いわゆる晩成タイプ。高校入学直後はフィジカル面で苦戦し、結果が出なかった。だが、徐々に身体の成長が進むと、身長が180センチを超えた高校3年生を迎えてからは結果が伴うように。

 ストライカーとしての才能が一気に花開き、茨城県リーグ1部で、18試合で33得点をマーク。インターハイや選手権でも勝負を決めるような印象的なゴールも少なくなかった。

 今でも覚えているのが、3年次のインターハイ予選決勝だ。CKのこぼれ球を拾った上田は自陣から一気に持ち運び、50メートルを独走して1人でゴールを決め切った。

 目覚ましい活躍を見せた一方で、Jクラブのスカウトから評価を得られていたわけではない。ゴールを奪う以外のスキルに課題があり、怪我を抱えていた点も含め、高卒での即プロ入りは難しいというのが大半の評価だった。

 卒業後は法政大に進んだが、1年次からゴールを重ねて活躍。1つずつ課題と向き合い、プレーの幅も広がった。大学3年の夏には、中学時代を過ごした鹿島に卒業を待たずに入団。そういう意味では大学進学という選択は正しく、また鹿島学園時代に築いたベースがなければ、今の自分はなかっただろう。

 鹿島学園での日々は今も忘れていない。恩師への感謝を上田は持ち続けている。機を見て学校に顔を出し、今夏もベルギーリーグ挑戦と結婚の報告を兼ねて鈴木監督のもとに足を運んだ。





鹿島学園出身で初のワールドカップ戦士


 選手権予選の決勝当日の朝も鈴木監督に連絡を入れ、後輩たちの様子を気にかけていた。

 代表合流前最後の一戦となった11月12日のジュピラーリーグ17節・シント=トロイデン戦、上田の決勝点でチームは1-0の勝利を収める。その試合直後だ。鈴木監督の携帯電話が鳴った。

「アウェーで試合が終わった後にかかってきたので、『そっち何時?』って聞いたら夜中の1時と話していて。『今日カタールに出発します。ライブ配信ありますか?』って聞いてくれて」

 上田からの想い――。指揮官も素直に言葉を受け止め、こう返した。

「俺らも頑張るから、お互いに頑張ろう」

 上田の気遣いは選手たちにも届いており、刺激にもなっている。

「今年はワールドカップもあるし、海外移籍をしてしまったので来てもらえないけど、去年は選手権出場が決まった後に学校へ来てくれた。少し練習にも混ざってくれて、すごく良い刺激になった。この決勝前にもゴールを決めていたし、本当に凄い」(林結人/3年)

 母校での時間は上田にとって原点だ。そんな教え子のプレーに鈴木監督も目を細め、同校としては初のワールドカップ出場選手となった男にエールを送る。

「カタールに行くけど、怪我に気をつけて活躍をしてほしい」(鈴木監督)

 今から8年前、華奢だった15歳の少年は見違えるように逞しくなった。日本を代表するストライカーとなった男の活躍を、指揮官は誰よりも楽しみに待ち望んでいる。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)





◆夜中の1時、上田綺世が恩師の携帯を鳴らす――原点を忘れない男の気遣い。後輩も「本当に凄い」と憧れのまなざし【W杯】(サッカーダイジェスト)




◆FW知念慶が川崎フロンターレから鹿島アントラーズに完全移籍! 「新たな環境にチャレンジすることで成長したい」(サンスポ)






鹿島アントラーズは26日、FW知念慶が川崎フロンターレから完全移籍加入することを発表した。

2017年に川崎Fでプロキャリアをスタートさせた知念は、2020シーズンに大分トリニータへの期限付き移籍を経験したが、それ以外は川崎F一筋でプレー。要所での活躍を目立たせ、2022シーズンも明治安田生命J1リーグ27試合で7ゴールを記録していた。

鹿島への完全移籍に際し、知念は川崎Fの公式サイトを通じて「川崎フロンターレに加入して6年、いい時も悪い時もいつも温かい応援ありがとうございました。大学時代、実力も知名度もない自分を拾っていただき、ここまで育てていただいたクラブには本当に感謝しかありません」と感謝を述べ、以下のように別れを告げている。

「フロンターレではサッカーだけでなく1人の人間としても多くのことを学ばせてもらいました。壁にぶつかることもたくさんありましたが、チームメイト、監督・コーチ、チームスタッフ、サポーター、家族、多くの人の支えがあったからこそ辛いことも乗り越えられました。本当にありがとうございました。チームを離れるのは本当に寂しいです。ですが、自分は新たな環境にチャレンジすることで成長したいと考え、決断しました。みなさんに成長した姿を見せられるように頑張ります。5年間本当にありがとうございました」





◆FW知念慶が川崎フロンターレから鹿島アントラーズに完全移籍! 「新たな環境にチャレンジすることで成長したい」(サンスポ)





◆「このヘディングがカシマスタジアムで見れる」鹿島アントラーズが川崎フロンターレFW知念慶の獲得で「 紹介動画」公開! 「ダブルくらった横浜&広島戦」も入れ込んだ、反撃の狼煙(サッカー批評)






 鹿島アントラーズは26日、川崎フロンターレからFW知念慶が完全移籍で加わると発表した。

 知念は愛知学院大学を卒業した2017年に、川崎でプロキャリアをスタートさせた。ルーキーイヤーこそリーグ戦4試合出場1得点にとどまったものの、翌2018年からは大分トリニータに期限付き移籍した2020年を含め、毎年20試合以上に出場。川崎には小林悠、レアンドロ・ダミアンと同じポジションに強力なライバルがいるため先発の機会は決して多くなかったものの、CFの他にウィングでの起用にも応え、川崎の好成績に貢献してきた。

 ダミアンが戦列を離れる時期もあった今季は、J1で27試合に出場して7得点。先発の機会も10度あってキャリアハイのゴール数を記録したが、さらなる成長の場として新天地を求めた格好だ。

 両クラブから移籍が発表され、ともにツイッター公式アカウントにニュースを投稿すると、双方から温かい声が届いた。川崎のファンは「移籍は残念だけどアントラーズで成長して日本代表になって欲しい!変わらず応援してます!」「決まったらからには応援します!!!」「大好きな選手だからずっと応援してる」とのエールが続いた。

 受け入れる側の鹿島のファンは、もちろん大歓迎。

「今までは敵ながら大好きだった選手! 期待しかない」
「今季のカシマでのゴールは鮮明に覚えています。あの貪欲さと決定力をアントラーズの勝利のために存分に発揮してください」
「川崎より綺麗なサッカーではない。だけど、来てくれたからには全力で応援する」


■鹿島が上げた反撃ののろし


 さらに鹿島の投稿では、添えられた動画にも注目が集まった。ゴール前へ入っていく感覚、強いヘディングは知念の持ち味の一つで、そのストロングポイントをコンパクトにまとめた動画に、「このヘディングがカシマスタジアムで見れるんだね」「かっけー」「二つ目のすごいなぁ!」と称賛が続いた。

 さらに興味深いのが、「ダブルくらった横浜&広島戦のゴールも動画に入れてるあたり」という指摘。2022年シーズンの鹿島は、優勝した横浜F・マリノスを含む4チームに年間2敗を喫しているが、動画ではそのうちの2つである横浜FMと広島を相手にしたゴールをピックアップしていた。

 鹿島は25日にも、サンフレッチェ広島からの藤井智也の完全移籍での獲得を発表していた。J屈指の名門が、反撃ののろしを上げている。


実力は折り紙付きのFWだ。






◆「このヘディングがカシマスタジアムで見れる」鹿島アントラーズが川崎フロンターレFW知念慶の獲得で「 紹介動画」公開! 「ダブルくらった横浜&広島戦」も入れ込んだ、反撃の狼煙(サッカー批評)







◆鹿島のMF荒木遼太郎にセリエBカリアリが関心と現地報道!「洗練された足技」「ユーティリティ性と才能が幹部を魅了」(サッカーダイジェスト)






3節消化時点で昇格プレーオフ圏に3ポイント差の10位


 ワールドカップ期間中も、各クラブの補強担当者は、チームの向上につながる選手の獲得に向けて目を光らせている。すでにこの冬のマーケットで小林友希のセルティック移籍も発表された。

 イタリアのメディア『Sportal』によると、セリエB(イタリア2部)のカリアリが、鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎に関心を寄せているという。

 高卒1年目で開幕戦に出場し、ルーキーシーズンからゴールを記録した荒木は、2021年シーズンにJ1の36試合に出場して10ゴールと二桁得点を達成した。だが、2022年シーズンはケガで長期離脱を余儀なくされ、出場13試合の1得点にとどまっている。

 Sportalは「洗練された足技を持つトップ下で、中盤のすべての役割をこなすことができる若手」と紹介。「ネレオ・ボナートSDを魅了したのは主にユーティリティ性と才能」と報じた。

『Transfermarkt』によると、荒木と鹿島の契約は2023年1月まで。Sportalは「2023年にフリーで失うことを避けるために、手が届く額で放出するかもしれない」という点も重要と伝えている。

 先週就任したボナートSDは、会見で「新たな才能の発掘は、国内外のあらゆるマーケットをチェックできるかということだ。現在のデジタルプラットフォームが役立つ」と述べている。

「ミスのリスクをできるだけ減らし、あるいはゼロにしつつ、最善の選択ができなければいけない。スカウティング活動はクラブによって異なる。うまく進めていくためには、まず何よりもクラブと環境を深く知ることが重要だ」

 1970年にセリエAを制した過去を持つカリアリは、2004-05シーズンから1シーズンを除いて1部で戦っていたが、2021-22シーズンを18位で終えて降格。今季はセリエBの第13節消化時点で4勝5分け4敗。昇格プレーオフ圏に3ポイント差の10位につけている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆鹿島のMF荒木遼太郎にセリエBカリアリが関心と現地報道!「洗練された足技」「ユーティリティ性と才能が幹部を魅了」(サッカーダイジェスト)





2022年11月26日土曜日

◆鹿島がアーセナルと対戦?米国際大会に招待か。本田圭佑の古巣参戦決定も(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズは来年、米国の国際大会『ダラスカップ』でカタールW杯日本代表DF冨安健洋(24)所属のアーセナルやかつて元日本代表MF本田圭佑(36)を擁していたブラジル1部ボタフォゴFRと対戦する可能性があるようだ。25日、ブラジルメディア『Torcedores』が伝えている。

 ダラスカップは1980年から開催されており、世界中から下部組織のチームや年代別の代表チームが参加。Jリーグの下部組織では、2012年と2013年大会に柏レイソルU19が参加したほか、2017年と2018年大会にはサンフレッチェ広島U14が参戦。東福岡高校や前橋育英高校、それに年代別の日本代表も参加経験を持っている。

 来年4月1日から9日にかけて開催されるダラスカップには、12のチームが参加予定とのこと。大会公式サイトによると、アーセナルやメキシコ1部UANLティグレス、CFモンテレイの参戦が決まっているほか、2022年大会の覇者であるU20パナマ代表も参戦予定だという。

 また『Torcedores』の報道によると、ボタフォゴFRが今月25日までにダラスカップへの参戦を決めたとのこと。くわえて大会主催者は鹿島アントラーズとアルゼンチン1部の強豪リーベル・プレートにも招待状を送っているが、両クラブの参加可否は現時点で不明であるようだ。

 日本勢では2018年大会で前橋育英高校が優勝しているほか、2013年大会で柏レイソルU19が準優勝に輝いている。鹿島アントラーズ下部組織がダラスカップ参戦を決めるか注目が集まる。




◆鹿島がアーセナルと対戦?米国際大会に招待か。本田圭佑の古巣参戦決定も(FOOTBALL TRIBE)

◆鹿島、今季11発FW知念慶を川崎Fから獲得! 「勝利のために常にベストを」(超WORLDサッカー!)






鹿島アントラーズは26日、川崎フロンターレからFW知念慶(27)の完全移籍加入を発表した。

沖縄県出身の知念は2017年に愛知学院大学から川崎Fに入団してプロの世界に。2020年こそさらなる出番増加を目指して大分トリニータにレンタル移籍したが、2021年から川崎Fに戻って、FW小林悠やFWレアンドロ・ダミアンとの熾烈なポジション争いに再び身を投じた。

そして、復帰2年目の今季も途中出場が多かったが、明治安田生命J1リーグでは27試合に出場。得点数はキャリアハイの7ゴールをマークしたほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を含めた公式戦を通じても11得点を決めた。





◆鹿島、今季11発FW知念慶を川崎Fから獲得! 「勝利のために常にベストを」(超WORLDサッカー!)





◆上田綺世「W杯の雰囲気は入らないと分からない」コスタリカ戦でW杯デビューなるか(ゲキサカ)






 日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が25日、報道陣の取材に応じた。23日の初戦ドイツ戦では出番がなかったが、コスタリカ戦では大幅なメンバー変更が行われる見込み。カタールW杯グループリーグ第2戦コスタリカ戦に向けて「初戦でいい入りができたので、その流れと勢いを続けていくのと、ただあくまで初戦に勝っただけなので、もう一回地に足をつけていい準備をしていきたい」と意気込みを語った。

 ドイツ戦ではベンチとウォーミングアップエリアから戦況を見つめた上田。「W杯の舞台の雰囲気は入らないと分からないことが多いと思うし、ドイツ代表の強度を体感したわけでもない」と冷静だったが、チームの一体感は強く感じていたという。

「日本代表選手の戦う意志、0-1で前半しっかり終えて、後半の頭から前から行こうという戦術の統一性、一体感を見たのでそこに刺激を受けた。その中で自分の力を発揮しないといけない」。コスタリカ戦でメンバーを入れ替えて戦うのであれば、より求められるチームの団結力。層の厚さを見せつけるためにもしっかりと存在感を見せていく構えだ。

 W杯のベンチを経験して「あの中でプレーしてみたいというのはもちろんあるし、そこで活躍することの価値はサッカー選手であれば誰でもわかる。そこに対する欲みたいなのは出てきた」と上田。それでも「個人的な感情をぶつけてエゴイストになるつもりはない」と強調する。

「あくまでもチームのために、状況に応じて必要なことが変わってくると思う。背後の動き出しが得意でも背負うことを求められることもあるだろうし、自分の出場する時間、状況、タイミングでも変わってくる」。ピッチ内でも、ピッチ外でも貫くのはチームのためという姿勢。「求められることをしっかりしないといけない」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)





◆上田綺世「W杯の雰囲気は入らないと分からない」コスタリカ戦でW杯デビューなるか(ゲキサカ)





◆知念移籍濃厚のJ1川崎 湘南FW瀬川祐輔を完全移籍で獲得へ タイトル奪回に向け補強(デイリー)






 J1川崎が来季の新戦力として湘南からFW瀬川祐輔(28)を完全移籍で獲得することが23日、複数の関係者の話で分かった。交渉は大筋で合意に達しているという。

 2016年に明大からJ2群馬に入団した瀬川は大宮(当時J1)、柏を経て今季から湘南に加入。主にW杯日本代表FW町野と2トップの一角を形成し、チーム最多の32試合に出場して3得点を挙げた。川崎は今季7得点を奪ったFW知念の契約が切れ、鹿島に移籍することが濃厚。攻守のハードワークが持ち味で、前線だけでなく中盤もこなせる瀬川を補強し、タイトル奪回を目指す。





◆知念移籍濃厚のJ1川崎 湘南FW瀬川祐輔を完全移籍で獲得へ タイトル奪回に向け補強(デイリー)





◆広島の快足MF藤井智也が鹿島に完全移籍「チームの力に」(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズは25日、サンフレッチェ広島からMF藤井智也(23)を完全移籍で獲得したと発表した。

 藤井は岐阜県出身で、立命館大に在学した2020年に特別指定選手として広島でJリーグデビュー。同年J1で15試合に出場すると、正式入団した翌年からもレギュラーとして活躍した。3年間でJ1通算71試合2得点だった。

 クラブを通じ「自分の特徴であるスピードと仕掛けを存分に発揮して、チームの力になれるように日々精進します」とコメント。広島を通じても「大学生の頃、練習参加に来た日からこのチームが好きになり、楽しいことも苦しいこともたくさん味わいました。このチームの一員になれて良かったです。本当にありがとうございました!」と別れを告げた。





◆広島の快足MF藤井智也が鹿島に完全移籍「チームの力に」(ゲキサカ)





◆【鹿島】ビオラから深紅へ。広島MF藤井智也を完全移籍で獲得「特徴であるスピードと仕掛けを存分に発揮して、チームの力に」(サカノワ)






広島のサポーターには感謝、「大学生の頃、練習参加に来た日からこのチームが好きになり――」。

 J1リーグの鹿島アントラーズは11月25日、サンフレッチェ広島の藤井智也(FUJII TOMOYA)を完全移籍で獲得したと発表した。

 藤井は1998年12月4日生まれ、岐阜県出身、23歳。173センチ・68キロ。これまでのキャリアは、長良西スポーツ少年団 ― 若鮎長良FC ― 長良高校 ― 立命館大学 ― サンフレッチェ広島。2020年に特別指定選手として広島に登録され、2021年からプロ契約。

 2022シーズンは、リーグ27試合・1得点を記録。藤井は鹿島のファンとサポーターへ次のように決意を伝えている。

「このたび、サンフレッチェ広島から加入することになりました藤井智也です。鹿島アントラーズの一員になれることを大変嬉しく思います。自分の特徴であるスピードと仕掛けを存分に発揮して、チームの力になれるように日々精進します。皆さんとスタジアムでともに戦うことを楽しみにしてます! よろしくお願いします!」

 また広島のファンとサポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。

「このたび、鹿島アントラーズに完全移籍することになりました。まず、特別指定の期間を含め約3年間ありがとうございました。大学生の頃、練習参加に来た日からこのチームが好きになり、楽しいことも苦しいこともたくさん味わいました。今年はなかなかチームの力になることができず、悔しい気持ちでいっぱいです。そんな状況でもサンフレッチェファミリーの皆さんは温かいメッセージで鼓舞してくれました。そのおかげで何度も立ち上がることができました。このチームの一員になれて良かったです。本当にありがとうございました!」





◆【鹿島】ビオラから深紅へ。広島MF藤井智也を完全移籍で獲得「特徴であるスピードと仕掛けを存分に発揮して、チームの力に」(サカノワ)





◆鹿島が広島から藤井智也を獲得! 補強第1号に「頼もしい戦力」「なんかカッコいいムービーキター」とファン歓喜(サッカーダイジェスト)






藤井は昨季、右ウイングバックとして27試合に出場


 鹿島アントラーズは11月25日、サンフレッチェ広島からMF藤井智也を完全移籍で獲得したことを発表した。

 藤井は立命館大卒の23歳。プロ2年目の広島では昨季、主に右ウイングバックとして27試合に出場し、1得点・1アシストを記録していた。

 クラブを通して藤井は以下のようにコメントしている。

「鹿島アントラーズの一員になれることを大変嬉しく思います。自分の特徴であるスピードと仕掛けを存分に発揮して、チームの力になれるように日々精進します。皆さんとスタジアムでともに戦うことを楽しみにしてます!よろしくお願いします!」

 また、「藤井選手、これからともに戦いましょう!」と加入を伝えた鹿島の公式ツイッターにはファンから以下のようなコメントと、紹介動画の感想が寄せられている。




「スピードと視野の広さに思いきりもいい!そんな印象だね!頼もしい戦力だ!」
「紹介動画作るのめっちゃいい試みだと思う」
「なんかカッコいいムービーキター」
「藤井選手よろしくお願いします」
「マジだったのか!嬉しい」
「これは楽しみだ」
「第一号!!」

 岩政大樹監督の続投を発表している鹿島では、藤井が補強第1号。年明けの新シーズンにむけて、ファンの期待も高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


2022年11月25日金曜日

◆W杯“森保の愛人枠”柴崎岳の人格まで変えた元ハロプロ妻のアドバイス(週間実話WEB)






いよいよドイツとの初戦を迎える森保JAPAN。「サプライズなき選出」と言われた中でも衝撃だったのは、二大会連続での選出となったスペイン2部CDレガネス所属の柴崎岳(30)だ。

スポーツ紙の記者も驚きを隠さない。

「なぜ柴崎が選出されたのか全く分からない。守田英正と遠藤航が故障を抱えているとはいえ、柴崎はフィジカルが弱く、予選でもミス続きでスタメン落ちしていましたからね。ネット民から柴崎は〝森保の愛人枠〟とまで言われています」

W杯直前のカナダ戦では、それなりの働きを見せていた柴崎だが、以前はプレー以外での記者からの評判も悪かったという。

「取材対応もファンサービスもとにかく酷かった。渡欧前の2016年まで所属していた鹿島アントラーズでは、番記者が挨拶に来ても名刺すら受け取らなければ目も合わせない。試合後のインタビューに応じるのも、自分が得点を決めて勝った試合の後だけなどで、年に2~3回でした。その貴重なインタビューでも『勝てて良かったです』『点が取れて良かったです』と、使えないコメントだけ。番記者の間では〝コミュニケーション障害〟とまで陰口を叩かれてましたよ」(同・記者)


メディアとファンに神対応


そんな柴崎を変えたのは、ロシアW杯後に結婚した女優の真野恵里菜(31)だという。

「元ハロプロメンバーの真野は、ファンあってのスポーツ選手という考えの持ち主。柴崎がインタビュー嫌いなことを知った真野が『ファンのためにもキチンとメディア対応をしないといけないよ』『ファンサービスもするように』と優しく柴崎を諭した。それをきっかけに、メディア対応が劇的に改善されたんです」(同・記者)

それまで嫌っていた日本代表の試合後インタビューにも、求められれば積極的に応じるようになり、記者たちの見る目も変わった。

「何度も会う記者には自ら挨拶をするようになりましたし、出待ちのファンがサインをお願いすれば、可能な限り応じています。結婚で、これほど人格まで変わるのかと驚きましたよ」(同・記者)

守田と遠藤の回復次第では、中盤でタクトを振るう可能性もある柴崎。メディア対応のように、見違えるようなプレーで我々を驚かせてもらいたいものだ。




◆W杯“森保の愛人枠”柴崎岳の人格まで変えた元ハロプロ妻のアドバイス(週間実話WEB)

◆森保ジャパンのサブ組が熱のこもった練習を展開 柴崎岳「このチームにネガティブな行動を取る人間はいない」(報知)






 【ドーハ24日=スポーツ報知取材班】日本代表はドイツ戦の歴史的勝利から一夜明けた24日、ドーハ市内の施設で出場機会がなかったサブ組を中心に約1時間半の練習を行った。先発組がジョギングなど軽めのメニューをこなす中、サブ組が熱のこもった練習を展開した。シュート練習では、MF相馬勇紀が強烈なゴールを連発し、DF山根視来が好クロスで居残り練習の効率を上げた。ミニゲームではMF守田英正が激しい寄せで緊張感を高め、MF柴崎岳もFW上田綺世のシュートをスライディングで防ぐなど、コスタリカ戦に向けて調整した。

 MF柴崎岳「気難しい選手がいないというか。みんな一生懸命やってくれますし。僕らが言わなくても一生懸命やってくれることは非常に良いことだと思います。試合に出られないからと言って、何かちょっと、ネガティブなことを考えたりだとか、行動するような選手はまれに現れますけど、それ以前に今はそういうことがない。練習から身が入っている。それは見ていて、非常に安心感というか、良いチームだなと感じる」

 DF谷口彰悟「(試合に出られず)悔しい気持ちはもちろんある。それは全員だと思います。俺を出せよ、と思っていない選手はいない。その気持ちを練習でやるしかない。とにかく自分が回ってきたときに、パフォーマンスを出すために、準備していくしかない。ピッチに立ちたいという気持ちを超越するというか、それは当たり前で、そのうえで良い準備をしていくというレベルの話。みんなそういうことができるレベルの集まりなので」

 サブ組の練習を見れば、チーム状態が丸わかりと言われるが、森保ジャパンが良い状態にあることが伝わる練習だった。





◆森保ジャパンのサブ組が熱のこもった練習を展開 柴崎岳「このチームにネガティブな行動を取る人間はいない」(報知)





2022年11月24日木曜日

◆上田綺世は「キャプテン翼」みたいな点取り屋だった…恩師らが語る挑戦と挫折の成長物語(読売新聞)






 サッカー・FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表のFW上田綺世あやせ選手(24)が初の大舞台に挑む。水戸市出身。挑戦と挫折を繰り返しながら日本代表まで駆け上がった「点取り屋」の成長を、恩師らの記憶からたどった。


負けん気強い「生粋のFW」


 「綺世にボールを渡して、後はお願いって。『キャプテン翼』みたいでした」。水戸市の吉田ヶ丘サッカースポーツ少年団(SSS)時代の恩師・坂本豊司とよしさん(68)は、自陣でパスをもらうと1人でスルスルと相手を抜き去りゴールを奪ってきた上田選手の姿を、人気漫画の天才サッカー少年に重ね合わせた。

 サッカーをしていた父親の影響で、幼い頃からボールを蹴っていた上田選手が吉田ヶ丘SSSに入団したのは小学3年の頃。普段は物静かな少年もサッカーの時だけは違った。休憩時間や練習後も1人で黙々とシュートを打ち続ける熱意に、坂本さんは「点を取ることだけが楽しいという生粋のFWだ」と感じた。

 小学6年の時のある試合で見せた姿は今も忘れない。上田選手はゴールを決めたが、点の取り合いの末に敗戦。エースとしての責任を痛感して歯を食いしばる負けん気の強さに、坂本さんは「この子は良い選手になる」と直感したという。


ユース昇格果たせず、初めての挫折


 そんな上田選手の初めての挫折は中学生の時だった。学校のサッカー部ではなく、J1鹿島アントラーズの下部組織の一つ「ノルテジュニアユース」(日立市)に所属していた上田選手。しかし、県外からも有力選手が集まるエリート集団の中で、高校生年代を対象としたユースへの昇格は果たせなかった。

 今でこそ1メートル82の長身を生かした打点の高いヘディングも持ち味だが、当時は1メートル70程度で線も細かった。水戸市立第四中学時代の担任だった圷要人あくつとしひとさん(41)も「ダントツうまいという感じではなかった」と振り返る。

 ただ、圷さんはその人柄に注目していた。よく覚えているのは、仲の良い同級生が病気で入院した時、上田選手が見舞いに足しげく通っていたことだ。退院後も同級生に寄り添う気遣いをみせていた。また、ジュニアユースの練習が休みの日には、圷さんが顧問を務めていた第四中サッカー部に顔を出し、積極的にボール拾いもしてくれた。

 豪快なシュートや得点パターンの多さで注目される上田選手。一方、前線で攻撃の起点をつくる「ポストプレー」や相手DFを引きつけて味方を生かす「おとり」の動きといった献身性も持ち味で、圷さんは「この人柄があってこそ培われたものだ。こうした子が成長するし、チャンスも巡ってくる」と納得している。

 そして、圷さんは今、上田選手を思い浮かべながら生徒たちに向き合い、こう語りかけるという。「ほら綺世を見てごらんって」


線細かった高校時代…でも光っていた得点感覚


 第101回全国高校サッカー選手権県大会決勝を数時間後に控えた11月13日朝、鹿島学園(鹿嶋市)サッカー部の鈴木雅人監督(47)のスマートフォンが鳴った。電話の主は、高校時代に指導した上田綺世選手。所属クラブがあるベルギーからだった。「先生、これから(W杯の開催地)カタールに旅立ちますが、(県大会の)優勝を願っています」。上田選手の激励に、鈴木監督は「こちらも全国大会に出て勝ち進む。お互い頑張ろう」と応じた。

 J1鹿島アントラーズの下部組織「ユース」(高校生年代)への昇格を果たせなかった上田選手を鹿島学園に勧誘したのは鈴木監督だ。「身長も低く、線も細かった」。中学3年の上田選手を初めて見た時はそう思ったが、「ストライカーに不可欠な得点感覚は、他の選手にはない光るものを持っていた」という。

 上田選手がサッカー部に入部すると、鈴木監督は「点取り屋」としての非凡な才能に磨きをかけるため、前線からの守備には多少目をつむった。全員攻撃・全員守備が求められる現代サッカーでFWの守備参加も例外ではない中、思い切った方針だった。

「右足、左足、頭とどこでも得点できるようになりなさい」「動き出しにこだわって自分の得点パターンの形をつくりなさい」。鈴木監督は繰り返しそう説き、ひたすら点を取ることだけに専念させた。


才能開花…Jリーグから世界へはばたく


 鈴木監督の薫陶を受けた上田選手はFWとして徐々に頭角を現した。3年時には鹿島学園の10番を背負って第95回全国高校サッカー選手権に出場し、2得点を挙げた。鈴木監督は「大学でさらに伸びてくれれば」と、高校時代の後輩が監督を務める法政大への進学を勧めた。

 才能は一気に開花した。磨き続けた多彩な得点パターンが評価され、大学3年時には日本代表に選出。鹿島アントラーズからの誘いを受け、夢だったプロ入りも果たした。4年目の今季は、ベルギー1部のセルクル・ブルージュに移籍する7月までに、鹿島でリーグ戦18試合に出場し、10得点をたたき出す活躍を見せた。

 鈴木監督は「理想のストライカーに変貌へんぼうを遂げた。教えてきた身として誇り高い気持ち」と目を細める。

 「W杯は選手にとって偉大な大会。そこで結果を残すのが夢」。今月1日、W杯日本代表メンバーに初選出された直後、上田選手は所属クラブのインタビューで力強く語った。鈴木監督との13日朝の電話では最後にこう告げたという。「カタールで点取ってきます」

 地道に階段を上がり、「理想のストライカー」に成長した教え子が世界の舞台で躍動する姿を、鈴木監督ははっきりと想像できる。「綺世らしく一瞬のチャンスをものにして、チームを勝利に導いてほしい」。恩師はそう願っている。(寺倉岳)




◆上田綺世は「キャプテン翼」みたいな点取り屋だった…恩師らが語る挑戦と挫折の成長物語(読売新聞)





◆鹿島・三竿健斗のサンタクララ移籍報道が話題!フリー流出でクラブ批判も(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズ所属の元日本代表MF三竿健斗(26)は、元FC東京所属FW田川亨介(23)を擁するポルトガル1部CDサンタ・クララ移籍の可能性が報じられている。この一報には鹿島アントラーズサポーターから悲鳴が上がっているほか、移籍金ゼロで海外挑戦する可能性への関心も高まっている。

 三竿健斗は2016年、東京ヴェルディから鹿島アントラーズへ完全移籍。加入2年目の2017シーズンから出場機会を確保すると、2018シーズンにはAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献。中盤の主力選手として活躍する中、今季もJ1リーグで31試合に先発出場して2ゴールをマークしていた。

 そんな中、一部メディアが24日に同選手のCDサンタ・クララ移籍が濃厚であると報道。鹿島アントラーズとの契約が今季限りであることから、移籍金は発生しないという。

 するとツイッターでは鹿島アントラーズサポーターから「三竿健斗の代わりはいない」、「三竿健斗には感謝しかない」、「お子さんいて大変だけど、海外で頑張ってほしい」、「三竿ショックでW杯どころじゃない」といったコメントが見られている。

 またフリー流出の可能性に対しては「鹿島のフロントは何をしているんだ!」、「移籍金取れず主力選手引き抜かれるのか…」、「複数年契約していないフロントにガッカリ」といった批判が噴出している。

 なおCDサンタ・クララは今季、ポルトガル1部リーグ13試合終了時点で勝ち点13。18クラブ中14位に沈んでいる。また田川亨介はリーグ戦7試合の先発出場で1ゴール1アシストにとどまっている。




2022年11月23日水曜日

◆夏全国3位の昌平、プレミア参入→悲願の日本一へ! 津久井佳祐主将「最後は国立で笑顔で」「日本一のキャプテンとしてアントラーズへ」V誓う(埼玉サッカー通信)






プレミア参入から日本一へ――。第101回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が21日に行われ、埼玉代表で今夏総体3位の昌平は2回戦からの登場で、初戦(12月31日)の相手は近江(滋賀)に決まった。抽選会後、藤島崇之監督、津久井佳祐(3年)主将が取材に応えた。

近江は2年ぶり2回目の出場。今季はプリンス関西で現在5位につける。対戦はないが、藤島監督は「しっかりと結果を出していますし、充実した力を持っているチーム」と気を引き締める。

昌平が入ったDゾーンは、総体覇者の前橋育英(群馬)や同大会で激戦を繰り広げた日章学園(宮崎)、大津(熊本)が入るなど、激戦区に。津久井は「強豪と言われるところが何個かいて、その中で試合するのが楽しみ」と強豪校との対戦を歓迎。1回勝てば夏の王者・前橋育英と戦う可能性もあり、「夏の優勝校とやれるとすればすごく嬉しいこと。しっかりと勝ちたい」とした。

前日には主戦場とするプリンス関東1部で、残り2節を残して2位以上が確定し、プレミアリーグ参入戦への進出を決めた。津久井は「選手権のことは考えず、まずはプリンスリーグの残り2試合と参入戦を全部しっかりと勝って、それが選手権に繋がっていけたら」と話す。藤島監督も「真剣勝負ができるということがすごくプラスになる。選手権は選手権、参入戦は参入戦という位置付けの中で、それをちゃんと良い方向性を共有できるように、この期間を持ってまたさらに成長した姿で選手権に臨むことができれば、本当に良い意味で見えてくるものもあるんじゃないかなと思います」と選手権前の真剣勝負を経て、最後の一伸びが出てくることを期待した。

夏は3位が2度ある昌平だが、冬はベスト8が壁に。MF須藤直輝(金沢)、FW小見洋太(新潟)、MF小川優介(鹿島)、MF柴圭汰(福島)のカルテットに加え、昨年プロ入りしたGK西村遥己(新潟)、MF平原隆暉(北九州)、そして今年FC東京入りを決めた当時1年生のMF荒井悠汰を擁した2020年大会は2度目の8強進出を果たした中で、準々決勝の山梨学院戦は「マッチング的にはうちもそんな悪くはないと思ったんですけど、なかなかシュートまで行けなかったというシチュエーションが多かった」。「逆に言えば、今年のチームなんかはその部分も打開できるだけの力もついてきているとは思っていますし、そういった意味ではまたそういったステージにチャレンジできる状況を作れれば、良い意味で楽しみな状況かなと思います」と語る。

1年時だった前回はスタンドで見守った津久井にとっては初の選手権だ。「やっぱり高校選手権っていうのは子供の頃から憧れであったので、そこに立てるっていうだけで嬉しいですし、そこで勝っていけたら、なお嬉しいのかなと思います」と話す。もちろん、狙うのは「日本一」だ。

津久井を始めとする今年の高3は3年前、FC LAVIDA時代に日本クラブユース選手権で初めて関東大会を突破、全国でも8強入りし「LAVIDAの○番といったら」の代名詞になった代。その時の借りを返す場でもある。「ラビから6年間一緒にやってきて、その時の悔しい想いは未だに残っている。それをしっかり晴らしたい」と語る。今年9月には鹿島アントラーズ内定が発表され、FC東京内定のMF荒井悠汰(3年)とともに大会の注目選手として臨むが、「注目されるっていうのは悠汰を見ていたらわかる。その中でもしっかり自分のプレーをしたい」と話した。

藤島監督は「ベスト8の壁、まずはそこをしっかりと破れるように頑張りたいと思いますし、その中で今年のチームは本当に日々成長しているというのを実感できるチームなので、そういった意味でこの1ヶ月間の中でまたさらに成長できるという確信はしています。日本一の景色をちゃんと見られるように、これからも頑張っていきたい」。津久井主将は「今年のチームは笑顔でやるチーム。最後は国立で笑顔で終われたらなと思います」と意気込み。そして最後に「日本一のキャプテンっていうところになってから、アントラーズに行きたいとは思っています」。悲願の選手権制覇で「日本一のキャプテン」の称号とともにプロの世界に飛び込むことを誓った。

石黒登(取材・文)




◆夏全国3位の昌平、プレミア参入→悲願の日本一へ! 津久井佳祐主将「最後は国立で笑顔で」「日本一のキャプテンとしてアントラーズへ」V誓う(埼玉サッカー通信)





◆【W杯】上田綺世「日本の価値がどんどん上がって来ていることを示すチャンス」初出場で示す(ニッカン)






【ドーハ(カタール)22日】サッカー日本代表FW上田綺世(24=セルクル・ブリュージュ)が日本、アジアの価値を高めていく。

FIFAワールドカップ(W杯)初戦のドイツ戦を前に、前日練習を冒頭15分以外、非公開で調整。サウジアラビアが、格上のアルゼンチン相手に大金星を挙げた結果も知ったと言い「どういう展開になるか、全く読めない。サウジもそう。僕らも、どういう展開になっても対応しないといけない。試合始まった中で、共有しないといけない」と難敵・ドイツを警戒しつつ、平常心を強調した。

サウジは3本のシュートで、2得点マーク。上田は「難しくて分からないですけど」と前置きした上で「15本で1点しか入らない、3本で2点を決めたというのは、あくまで結果論。圧倒的に3本の方が、15本シュート打つより、得点が入る確率が低い。15本打てるに越したことはない。3本のチャンスをより、2本モノにしているのかが勝負の分かれ目。15本打てる方が僕はいい。より、多くのシュートチャンス、本数を打っていくことは、流れをつかむため、勝つためにも大事なこと」と、持論を展開した。

ただ、全てがうまく運ぶ訳ではない。「(ドイツは)そういう風に出来る相手ではない。強度も高い。シュートチャンスはなかなか来ない。カウンター、少ないチャンスを決めるためにも、1本のチャンスを決める準備をしたい」と静かに闘志を燃やした。

全ては、アジア、そして日本の価値を上げるため、存在感を示すため-。「自分がFWとして日本を代表する以上は、日本のスコアを動かせるのは自分だし、そこの価値って大きい。相手も強い中で、FWの価値は求められるし、見えない景色を見るために大切なことだし、ここで価値を示すチャンスだと思うので」と言った。

自身も日本からベルギーに渡り、アジア人としての価値を体感する日々。「今は欧州でプレーしている選手が多い中で、日本、アジアが評価されないってのは、もう評価されにいかないといけないと思う。どうしても、欧州と比べたら、アジアって、レベル低いって思われているけど、今でもブンデス、プレミアでプレーしている選手もいるし、やっぱり日本のサッカーの価値がどんどん上がって来ていることを示すだと思う」。初のW杯で、アジアに、日本に、上田綺世がいることを証明してみせる。





◆【W杯】上田綺世「日本の価値がどんどん上がって来ていることを示すチャンス」初出場で示す(ニッカン)





◆上田綺世が日本の現在地を見事な表現 「もう日本は評価されにいかなきゃいけない」(報知)






 【ドーハ(カタール)22日=内田 知宏】上田綺世が独特の言い回しで、今大会の目標を語った。W杯で点を取ることの価値について問われ、「すごく価値があると思っていて、FWとして日本代表として戦う以上は、スコアを動かせるのは自分。(もともと)そこの価値は大きいのに、さらにW杯で相手も強くなる(ことで価値が上がる)。FWの価値が求められるし、(チームが8強入りの)見えない景色を見るためには(得点が)絶対に必要になってくる」と力強く答えた。

 さらに、日本サッカー全体の価値を示すことにも言及。「日本のサッカーを価値を上げるためにも、今は欧州でプレーする選手がほとんど。日本、アジアが評価されなければ」と言いかけ、「もう評価されにいかなきゃいけない」と続けた。その後表現を訂正したが、「アジアってレベル低いと思われているけど、日本サッカーの価値がどんどん上がってきている」という状況、選手の心境を表現した言葉だった。





◆上田綺世が日本の現在地を見事な表現 「もう日本は評価されにいかなきゃいけない」(報知)





◆アディダス本社を回避!? 内田篤人が「じゅん散歩」を“途中退場”したワケ(AsageiBiz)






「一歩一会」をテーマにタレントの高田純次が散歩を楽しむテレビ朝日系「じゅん散歩」。高田が街中で繰り出すテキトーなボケが好評で、2015年秋の放送開始から1500回以上を数える。11月14日と15日の放送では、40年以上交流のある俳優・柄本明をゲストに下北沢を探索したが、21日の放送に登場したのはサッカー元日本代表の内田篤人。六本木1丁目を舞台にサッカーW杯カタール大会ゆかりの地を訪ねた。

 日本代表が初戦でぶつかるドイツにちなんで、2人が訪れたのはドイツ料理のお店。シェフが腕を振るうチキン料理に舌鼓を打った内田は「相手の膝がとろけちゃうようなドリブルなんで、メッシ」などと話しながら、その味を称賛していたのだが…。

 その後、どこに行くか話していたところ、内田は神妙な面持ちで「それがですね、ちょっとこの後、仕込みがありまして…1回、席をはずさせていただきたい」とまさかの“途中退場”を直訴。これに高田は「じゃあ僕、その間、そのへんで一服してきますわ」とボケをかまして笑いを誘うも、内田は「じゃあ、すみません。仕込みに行ってまいります」と高田を置いて店を後にしてしまった。

 SNS上では《内田さん本当に出ていっちゃった》《高田純次を置いてどこへ?》といったリアクションが寄せられていたが、番組はゲスト抜きで進行していく。ドイツ料理店のシェフのすすめで高田が次に向かったのは、隣のビルにあるアディダスの本社。シェフによると、今回のワールドカップにボールや日本代表ユニフォームを提供しているという。まさにサッカーW杯期間中、内田と訪れるにはうってつけのスポットだったのだが…。

「内田さんが途中で画面から消えたのは、やはりアディダス本社に入れない事情があったのでは?」

 とは海外事情に詳しいスポーツライター。その後の番組内容と照らしてこう続ける。

「アディダス本社のショールームで、高田さんは大はしゃぎ。日本代表のユニフォームに袖を通すと、サッカーボールでバスケット風のドリブルを見せて笑いを誘っていました。内田さんがいればもっと盛り上がったはずですが、引退する20年シーズンまで在籍していた鹿島アントラーズのユニフォームはナイキ社製で、現在もアンバサダーを務めるドイツ・シャルケはイギリスブランドのアンブロ社製を採用しています。さすがにテレビ番組でアディダス製品があふれる本社に足を踏み入れるわけにはいかなかったのでは…。番組はゲスト不在という不自然な形で進行していましたが、サッカー関連ビジネスの厳しさを改めて思い知らされました」

 画面から消えた内田は11月23日放送回に出演予定。いったいどんな“仕込み”をして高田を待つのか、放送をチェックしてほしい。





◆アディダス本社を回避!? 内田篤人が「じゅん散歩」を“途中退場”したワケ(AsageiBiz)


◆J1鳥栖、横浜MF樺山を完全移籍で獲得へ 鹿島からレンタルの垣田獲得も有力視(スポニチ)






 J1鳥栖が横浜の樺山諒乃介(20)を完全移籍で獲得することが22日、分かった。

 MF、FWを主戦場とする樺山は年代別代表にも名を連ねてきた世代を代表する選手で、興国高(大阪)2年のときにJ1横浜への加入が内定した逸材。2021年、横浜に入団すると開幕戦の川崎F戦でクラブの高卒新人14年ぶりとなる先発デビューを飾り、話題を呼んだ。同年4月28日のルヴァン杯でプロ初ゴール。同年7月にJ2山形へ育成型期限付き移籍した。22年に横浜へ復帰を果たし、リーグ戦7試合に出場も無得点。7月から再び山形へ育成型期限付き移籍。J2リーグ戦で今季15試合に出場して2得点を記録している。

 期待の若手が今季新風を吹き込んだ鳥栖で、川井監督のもとで才能を開花させるのか、注目が集まる。

 また、今季鹿島から期限付き加入し28試合で6得点を挙げていたFW垣田裕暉(25)についても完全移籍での獲得が有力視されている。





◆J1鳥栖、横浜MF樺山を完全移籍で獲得へ 鹿島からレンタルの垣田獲得も有力視(スポニチ)


2022年11月22日火曜日

◆柴崎岳「森保ジャパンは大きな成長をしている」ドイツ戦のテーマは“中盤のバトル”(ゲキサカ)






 MF遠藤航(シュツットガルト)が脳震盪の復帰プログラムからようやく全体練習に合流したばかりで、MF守田英正(スポルティング)は左ふくらはぎで別メニュー調整が続いている日本代表のボランチ。運命のカタールワールドカップ初戦、ロシアW杯経験者で今大会の最終予選から序列を落としていたMF柴崎岳(レガネス)に先発出場の可能性が出てきている。

 初戦でぶつかるドイツはMFヨシュア・キミッヒ、MFレオン・ゴレツカら中盤に絶対的な強みを持つ相手。大一番に挑む背番号7は「相手も中盤に強みを持っているチームなので、ポジション的にそこのバトルは非常に重要になる」としつつ、「彼らのトランジションの速い部分を抜け切れるかどうかが鍵になってくると思う」と展望を述べた。

 “中盤のバトル”といっても、求められる仕事は決して、タックルで相手とのぶつかり合いを制したり、セカンドボールの拾い合いで上回ったりするだけではない。柴崎は「そこは非常にセンシティブなテーマ。攻撃の部分もそうだし、守備の中でもいろんなデュエルの定義がある。僕自身、いろんな考えを持って話したいと思っているので、あまりこの短い時間でどうとは言いづらい」と言葉を選びながらも、次のように続けた。

「さまざまな形のデュエルの中で、結果的にどっちのチームがどういった形で主導権を握るかという部分が、過程はどうあれ結果としてどうなっているかが大事だと思っている。全ては結果に直結する部分としてどうだったかが大事」

 まさに求められるのはチームを勝利に導く仕事だ。MF田中碧(デュッセルドルフ)とともに先発した17日の国際親善試合カナダ戦では先制ゴールにつながるスルーパスなど、キックという絶対的な武器を発揮した一方、結果につながるゲームコントロールに課題が残り、1-2で敗れた。

「ボランチの選手もそうだし、チームとして守備にしろ攻撃にしろ一辺倒な戦い方にならないようにはしないといけないと思っている。そういった意味で中盤の選手はそこの変化を一番先につける部分でもあると思う。ゲームの展開を見ながら日本に有利になるような判断を求められる」。カナダ戦での反省も活かしつつ、さらに緻密さが求められるドイツ戦に挑んでいくつもりだ。

 森保ジャパンの発足時から4年間余り、怪我で離脱していた時期を除けば一貫して招集されてきた柴崎。前回のロシアW杯で見せたパフォーマンスは影を潜める時期もあり、W杯最終予選の途中から先発出場の機会が激減したが、チームへの思いは変わらない。

「発足時からメンバーもだいぶ入れ替わっていて、若いメンバー、特に五輪世代は五輪という大きな大会を経験して、そこからまたグッとA代表に食い込んできた。そこは発足時と全く違うし、4年経てば経験値もプレーも変わってきて、大きな成長を森保ジャパンはしていると思う。ここまで積み上げてきたものを一番重要なこの大会で出せるかが評価軸になる」

 そんな中、柴崎自身は前回大会の結果を過度に意識するわけでもなく、ピッチ上の仕事だけにもこだわることなく、フラットな気持ちでチームに貢献していく構えだ。

「前回のリベンジだとも思っていないし、新たな大会として捉えている。自分が試合に出ようと出なかろうと、日本代表というチームの中でやるべきことは自分の中で整理できているし、自然な心持ちでいる。ロシアのリベンジとよく言われるストーリーだけど、どちらかというとこの森保ジャパンがカタールの地で何を作っていけるか、挑戦の気持ちでいる」。必ずしも理想的とは言えない4年間を過ごしてきた30歳は、決戦に向けて静かに準備を進めている。

(取材・文 竹内達也)





◆柴崎岳「森保ジャパンは大きな成長をしている」ドイツ戦のテーマは“中盤のバトル”(ゲキサカ)





◆【W杯日本代表】上田綺世がドイツ戦で先発も!?「日本の新たな歴史を作りたい」(サカノワ)






国際Aマッチ11試合無得点。そろそろ代表初ゴールが生まれるのは“必然”のタイミングだ。


[カタールW杯 GS1節] ドイツ代表 – 日本代表/2022年11月23日16:00(日本時間22:00)/ハリーファ国際スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)は11月20日(日本時間21日1:00)、グループAの開催国カタール代表対エクアドル代表戦でいよいよ開幕する。グループEの日本代表は11月23日(日本時間22:00)、ドイツ代表との初戦を迎える。FIFAランキングはドイツ11位、日本24位。

 日本代表の宿舎やトレーニングなどの様子に迫る、日本サッカー協会(JFA)のユーチューブ公式チャンネル『JFA.TV』の「Team Cam」第3弾のなかで、FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が今大会の抱負を語っている。鹿島アントラーズでは約半年間でその時点でリーグ1位の10ゴールを記録。そしてベルギーに渡った後、新天地でリーグ7ゴールを決めている。しかも最近6試合5ゴールと勢いに乗ったまま、このカタールに乗り込んだ。

 今最も得点を決めている日本人ストライカーとあって期待も膨らむ。

 しかし一方、日本代表ではこれまで11試合ノーゴール。動き出しを武器にするタイプとあって、出場時間も短いため、鹿島やセルクル・ブルージュのように、そこに合わせられる(合わせてくれる)パサーがなかなか現れずいいるとも言える。

「少しずつモチベーションも、コンディションも上げていければいいと思います。ベルギーでやり続けて積み重ねてきたものが、少しずつ結果になってきた段階。高い強度でプレーしているので、そこは少なからず、成長できていると思います」

 上田はそのように語り、気負いも感じられない。

「ワールドカップは選手としての夢の場所。自分が出られるとは、子供の頃は想像もしていませんでした。幸せを感じていますし、日本の新たな歴史を作れたらいいと思います」

 ストライカーのスタンスは揺るがない。チームの勝利のために――。その目的のため、自身はゴールを狙う。

 日本代表で先発はほとんどなかったが、出場すれば確実にチャンスを作り出してきた。もしかすると、ドイツ代表戦での先発もあり得る。例えば守田英正が間に合わず、ボランチに柴崎岳が入れば――。カナダ代表戦の相馬勇紀のゴールのように、上田の背後を突く動きがより生きるかもしれない。

 もちろん途中出場であっても、久保建英や鎌田大地が近くにいる環境でプレーーできればゴールの匂いも強まる。いずれにせよ、そろそろ一発=国際Aマッチ初ゴールが出るのは“必然”のタイミングと言える。





◆【W杯日本代表】上田綺世がドイツ戦で先発も!?「日本の新たな歴史を作りたい」(サカノワ)





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