国際サッカー連盟(FIFA)は26日、W杯ロシア大会で日本の決勝トーナメント進出が懸かる1次リーグH組第3戦のポーランド戦(日本時間28日午後11時キックオフ)の主審を、ザンビアのジャニー・シカズウィ氏(39)が担当すると発表した。
シカズウィ主審は今大会、18日の1次リーグG組のベルギー―パナマで笛を吹いた。試合は3―0でベルギーが勝利。同主審はベルギーに3回、パナマに5回の警告を与えている。21日のフランス―ペルーでは第4審判を務めた。
また、同主審はJ1鹿島がレアル・マドリード(スペイン)と対戦した2016年12月18日のクラブW杯決勝の主審を担当して物議を醸したこともある。この試合では2―2の同点で迎えた後半終了直前、RマドリードのDFセルヒオラモスが鹿島FW金崎を背後からの激しいチャージで倒したが、反則の笛を吹いた同主審は胸ポケットに手を伸ばしたものの、既に1度警告を受けていたセルヒオラモスに2枚目のカードは出されず。鹿島の石井監督(当時)は試合後に「レフェリーが勇気を持てなかった場面があり残念だ」と話していた。
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日本―ポーランド戦の主審はシカズウィ氏 16年クラブW杯決勝・鹿島VSレアル戦でも笛