日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年3月2日日曜日

◆鹿島4発快勝 新戦力が躍動(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2014030202000158.html



◇J1第1節第1日 鹿島4-0甲府

 昨年は1分け1敗と苦戦した甲府に4-0と快勝。鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督(58)は笑みが絶えなかった。スタメンの右サイドバック(SB)に20歳の伊東、センターバック(CB)に21歳の昌子、攻撃的MFに2年目の19歳豊川を抜てきし、起用は見事に成功した

 「多くの若手が出場したが、それが鹿島の現状だ。クラブの未来のためにそうしなければならなかった。まだ経験、駆け引き、守備、流れを読むことなど幼いところはあるかもしれないが、それには目をつむっても使っていかなければいけない」と力説した。

 CBには青木と昌子、ボランチは小笠原と柴崎といった具合に、各ポジションでベテランと若手を組み合わせ、バランスを取りながら若返りを図っている。開幕初スタメンの起用に応えて、完封、そして3点目のゴールを挙げた昌子は「J初ゴールが決められてうれしい。2点目が入った時には安心したけど、自分の3点目で試合が決められてよかった。完封はDFとして自信になるし、これからも使ってもらえるように頑張る」と会心の笑顔を見せた。

 ベンチでは19歳のDF植田やルーキーのFW赤崎が出番を待つ。世代交代に苦しみ、成績が急落する他のクラブを尻目に、鹿島は見事に戦力の入れ替えを始めた。 (荒川敬則)

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