
日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2020年1月2日木曜日
◆“剛さんとの3年間”に声震わせたMF三竿「ずっと僕を評価してくれた」(ゲキサカ)

【新春お年玉セール特価品!!】Holton H378【中古】【フルダブルホルン】...
[1.1 天皇杯決勝 神戸2-0鹿島 国立]
指揮官との3年間の思い出に話が及ぶと、次第に声は震えていった。鹿島アントラーズMF三竿健斗は「お前が中心になって引っ張って行け」という直々のメッセージを胸に「自分がもっとやらないといけない」と新たな決意を語った。
三竿は2016年、育成組織から所属していた東京Vを離れて鹿島に加入。当初はなかなか出場機会を得られなかったが、サポートしてくれたのが当時コーチを務めていた大岩剛監督だったという。
「僕が鹿島に入ってからメンバー外の練習もずっと見てくれていたし、監督が評価しない中でもずっと僕のことを評価してくれた。守備の足の出し方や1対1の駆け引きは鹿島に来てから剛さんや羽田(憲司)コーチから教わっていたので、本当に感謝しかない」。
2017年5月下旬に大岩体制が始まると、直後のリーグ戦でMF小笠原満男に代わって先発に抜擢された。そこから現在まで主力に定着。「あまり自分が良くなくても、満男さんを出さずに僕を出してくれた。その責任を持って僕はプレーしていたけど……」。そんな指揮官は今季限りで退任。天皇杯が恩返しのラストチャンスだった。
しかし、前半で2失点を喫したチームは後半に猛攻でも得点を奪えず、0-2で敗れた。「自分たちの力のなさだったり、自分の不甲斐なさを痛感している」。指揮官のラストマッチをそのように振り返った三竿は「決勝という大舞台で自分たちのプレーを出せなかったことが一番未熟なところだと思うし、自分自身の納得いくパフォーマンスをできなかった」とうつむいた。
なお大岩監督は決勝戦のハーフタイム、これまで練習を積んでこなかった奇策3バックのシステムにトライ。すると押し込まれるばかりだった前半が嘘のように、良い時の鹿島が継続できていたプレッシングが機能るようになったが、そうした経験も三竿の力不足をより痛感させる形となった。
「3バックのミスマッチに対して、シーズンを通してそういうチームとたくさんやってきたけど、最近はそういう対応がうまくハマっていなかった。後半はフォーメーションを変えて同じシステムになったことでやることがハッキリしてプレスをかけやすかった。4-4-2でも自分たちでもっと変化できたらまた違ったのかなと思うけど、そこで修正できないのが今の僕の現状」。
1月1日に天皇杯決勝を終えて、今月28日にACLプレーオフを控えている短いオフシーズン。それでも三竿は「一個引き出しができたと捉えて、今日のみっともない試合を来季に活かせるように、何ができなかったかを自分でしっかり整理したい。その作業は辛いけどしっかりやりたい」と宿題を持ち帰るつもりだ。
大岩監督の在任中に獲得したのはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のみ。クラブの悲願達成は大きな価値を持ったが、国内無冠は手放しで喜べる結果でないのも事実だ。責任を痛感する三竿は「鹿島というクラブはタイトルを取り続けないといけないので、ずっとタイトルを取り続けていた満男さんがいなくなってタイトルを取れなくなったというのは本当に言われたくなかった。これからもっともっとレベルアップして、チームがタイトルを取れるように影響のある選手にならなきゃいけない」と前を見据えた。
この日の試合後、三竿は指揮官から「来年はもっと大変になるだろうけど、お前が中心になって引っ張って行けと言われた」という。その思いを胸に刻み込んだ未来のリーダー候補は「剛さんも鹿島のOBとしてタイトルを多く取ってきた中で、一先輩としても声をかけてもらったと思うので、自分がもっとやらないといけない」と新たな決意を語った。
(取材・文 竹内達也)
|
◆“剛さんとの3年間”に声震わせたMF三竿「ずっと僕を評価してくれた」(ゲキサカ)

Ads by Google
日刊鹿島
- 2
★2024年12月の記事まとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)2024-12-04
- 19
◆鹿島 左利きの鳥栖DF金太鉉を獲得 待望のセンターバック補強(スポニチ)2024-12-29
- 20
★【J1鹿島の今季初実戦で見えた鬼木アントラーズの姿とは】(サッカー批評)2025-01-13
- 27
★2025年03月の記事まとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)2025-02-28
- 30
◆鹿島、C大阪FWレオセアラ獲得交渉中…J1で4季連続2ケタ得点(報知)2024-12-17
- 39
◆鹿島アントラーズ 新監督のもと宮崎キャンプ全体練習スタート(NHK)2025-01-15
- 45
◆J2昇格の大宮 京都FW豊川雄太を完全移籍で獲得(スポニチ)2024-12-28
- 48
★【中後監督・中田FD就任「新・鹿島」の現在地】(サッカー批評)2024-10-20
- 54
★2024年観戦時ツイートまとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)2024-11-04
- 56
◆京都が鹿島DF須貝英大獲りへ MF米本は完全移籍に移行(スポニチ)2024-12-23
- 78
◆J1鹿島 タイトル誓う 開幕控えパーティー(茨城新聞)2025-01-29
- 82
◆明治安田J1 鹿島 ホーム戦無敗止まる(茨城新聞)2025-04-06
過去の記事
- ► 2024 (1133)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
-
▼
2020
(1404)
-
▼
1月
(176)
-
▼
1月 02
(17)
- ◆初の新国立…内田篤人「ベンチにヒーターが入っていた。ありがたかった」(ゲキサカ)
- ◆鹿島V逸 大岩監督ラストゲーム飾れず号泣(スポニチ)
- ◆天皇杯V逸で無冠の鹿島、タイトル奪還へ来季は10人規模の補強&スタッフも総入れ替えへ(報知)
- ◆鹿島来季新監督にザーゴ氏決定的 コーチ陣一新でOB相馬氏に打診 「ブラジル流」から「欧州流」に転換...
- ◆有終の美飾れず退任…大岩剛監督、目を赤らめ「非常に充実」《天皇杯》(超WORLDサッカー!)
- ◆2失点に関与の鹿島DF犬飼「2点目は個人的なミス」(ゲキサカ)
- ◆鹿島2014年以来の無冠 犬飼「悔いが残る」/天皇杯(サンスポ)
- ◆鹿島土居、痛感した世界レベルとの差「経験、場数」(ニッカン)
- ◆V逸見つめたDF内田篤人「アントラーズらしさでぶつかっていくのか、変えていくのか」(ゲキサカ)
- ◆【天皇杯決勝】どうした鹿島? 神戸戦の完敗を受けて内田が示した“強者の定義”(サッカーダイジェスト)
- ◆「完敗です」…相手を称えたDF町田浩樹が示した覚悟「鹿島というチームを体現していける選手に」(ゲキサカ)
- ◆鹿島DF町田「今日は完敗です」悔しさは五輪代表で(ニッカン)
- ◆素晴らしい雰囲気の中で…タイトル逃した鹿島、FW伊藤翔「優勝して感極まりたかった」(ゲキサカ)
- ◆付け焼き刃の3バックも効力発揮…MF永木「それだけが収穫」(ゲキサカ)
- ◆“剛さんとの3年間”に声震わせたMF三竿「ずっと僕を評価してくれた」(ゲキサカ)
- ◆指揮官の最後飾れず鹿島・三竿が涙「ふがいなさを痛感」/天皇杯(サンスポ)
- ◆天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 決勝(オフィシャル)
-
▼
1月 02
(17)
-
▼
1月
(176)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)