日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2016年12月4日日曜日

◆鹿島・小笠原、感激!09年以来の優勝「こういう経験をして強くなる」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161204/jle16120403130010-n1.html



 明治安田チャンピオンシップ決勝第2戦(3日、浦和1-2鹿島、埼玉)鹿島が浦和を2-1で破り、通算1勝1敗、2戦合計2-2と並んだがアウェーゴール数で上回り逆転。7年ぶり、リーグ最多の8度目の優勝を果たした。鹿島はクラブW杯に出場し、8日の1回戦でオークランド(ニュージーランド)と横浜国際総合競技場で対戦する。浦和は10年ぶり2度目のJ1制覇を逃した。

前半、ボールをコントロールする鹿島・小笠原=埼玉スタジアム(撮影・中井誠)

 鹿島の静かなる闘将MF小笠原満男(37)が優勝シャーレを高々と掲げ、サポーターと歓喜を分かち合った。

 「7年間1位ではなかったので…」。2009年以来となる優勝の喜びに、思わず本音がこぼれた。

 平坦(へいたん)な道のりではなかった。昨季の王者として臨んだ5月のナビスコ杯(当時=現ルヴァン杯)では1次リーグでまさかの敗退。選手の士気が下がり始めたのを感じ取った。3日後のリーグ戦(対名古屋)前、ミーティングで「俺らはここに勝ちにきたんだ」と仲間を鼓舞。名古屋に2度のリードを許しながらも3-2で逆転勝ち。勢いに乗ったチームは優勝街道を快走し、第1ステージを制した。

 「こういう経験をして強くなる。ここで浮かれるか、あのピッチにもう一度、立ちたいと思うかで今後につながる。タイトルを取り続けるのがアントラーズ」

 これで鹿島の国内三大タイトル(リーグ、天皇杯、ルヴァン杯)は合計18に達した。常勝を知るベテランは重みのある言葉を残した。

鹿島アントラーズ
 1947年に住友金属工業蹴球同好会として創部。ホームタウンは茨城県鹿嶋市など5市。本拠地はカシマスタジアム(4万728人収容)。元ブラジル代表の名選手ジーコを招いて強化を図り、Jリーグ創設に参加した。J1で8度、ルヴァン杯で6度の優勝はともに最多。天皇杯もプロ化後、最多の4度優勝。アントラーは英語で「シカの枝角」の意。石井正忠監督。井畑滋代表取締役社長。

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事