日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月4日日曜日

◆鹿島・金崎のような闘争心を柔道の若手にも持って欲しい(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161204/jle16120403110009-n1.html

鹿島ファンの柔道日本代表男子の鈴木コーチが祝福のメッセージを送った 

 明治安田チャンピオンシップ決勝第2戦(3日、浦和1-2鹿島、埼玉)2004年アテネ五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで鹿島ファンの鈴木桂治氏(36)=柔道日本代表男子コーチ、国士舘大柔道部男子監督=が祝福のメッセージを送った。

 お見事な逆転一本、ならぬ“2発”勝ちでしたね。感服しました。ホームの第1戦で負けたときはどうなるかと思いましたが、やはり試合は最後の瞬間まで分からない。それが真剣勝負の醍醐(だいご)味です。

 私は茨城県常総市(旧結城郡石下町)出身で、小学生の頃はサッカーをしていました。“地元”の鹿島を応援するようになったのは中学生のとき。(1993年に)Jリーグが始まり、サッカー雑誌を読みあさりました。わくわくしながら開幕を見ていました。

 地元・茨城のクラブですから、試合結果は常に気になります。憧れは“レジェンド”のジーコさんで、応援しているのは同年代の小笠原選手。今では大ベテランになりましたが、若くして中心選手でしたから、尊敬すべきアスリート。まだお会いしたことがないので、機会があればお話ししたいですね。

 第2ステージ途中で金崎選手が石井監督の交代の指示に激高したことがありました。監督へのあの態度は絶対に駄目ですが、闘争心を前面に押し出すのは大切。柔道の若い選手にもあのような気概を持ってもらいたいものです。

 これで常勝軍団復活。お互いスポーツ界を盛り上げ、ともに黄金期を築いていけたら最高です。(柔道日本代表男子コーチ、国士舘大学柔道部男子監督)

鈴木 桂治(すずき・けいじ)
 1980(昭和55)年6月3日生まれ、36歳。茨城・常総市出身。3歳で柔道を始める。98年講道館杯全日本柔道体重別選手権100キロ級で史上初の高校生優勝。世界選手権では2003年大阪(無差別級)、05年カイロ大会(100キロ級)で優勝。五輪は2大会連続で出場し、04年アテネ大会の100キロ超級で金、08年北京大会100キロ級は1回戦敗退。12年7月、第一線から退き、国士大柔道部監督に就任。同年11月には男子日本代表のコーチに就任。1メートル84。

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