日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年3月19日日曜日

◆上田綺世、今季14発の絶好調 カタールW杯無得点から成長「存在示す」…第2次森保ジャパン初陣へ今度こそエース(報知)



上田綺世


◆ベルギー1部 サークル・ブリュージュ1―1ゲンク

 ベルギー1部でサークル・ブリュージュの日本代表FW上田綺世(24)が好調を維持している。ホームのゲンク戦で前半40分に先制点を決めた。今季リーグ戦で14ゴール目。後半終了間際までプレーし、試合は1―1で引き分けた。日本が16強入りした昨年のカタールW杯では無得点。第2次森保ジャパンの初陣となる親善試合(24日・ウルグアイ戦、28日・コロンビア戦)では再スタートのゴールに期待がかかる。

 24歳のFW上田が持ち前の得点感覚を発揮した。後方からのスルーパスを冷静に足元で収めると、すかさず右足で先制ゴール。「点を取れる動き出しをして、そこに良いボールをくれた。取れて良かった」と冷静に振り返った。昨年7月、鹿島からベルギーに渡り、約9か月で14得点を積み上げた。課題だった守備でも意識の変化がみられ、チームの主軸に成長した。

 第2次森保ジャパンでは次期エース候補として、大きな期待が寄せられる。16強入りした昨年のカタールW杯ではW杯優勝経験国のドイツ(2〇1)、スペイン(2〇1)に1次リーグで勝利し、組織として守ることには手応えを得た。一方で、さらに得点を取り切るという攻撃面の課題に直面。改善に着手する必要があると日本サッカー協会は、大会後のリポートでまとめた。上田は同大会、コスタリカ戦(0●1)の出場1試合にとどまり無得点に終わった。だが、その課題を解消していく重責を担う。

 持ち味はシュート範囲の広さと威力、正確性。体の強さとパスを引き出す動きだ。そして「決まるまで打ち続ける」というメンタルも備える。海外移籍を経て生粋の点取り屋として仕上がってきた。24日にウルグアイ戦を迎える。「新チームで呼ばれるということはすごく意味のあること。ポジション争いで存在を示せるよう自分らしいプレーができたらいい」。上田の雪辱ゴールで森保ジャパンが再出発する。





◆上田綺世、今季14発の絶好調 カタールW杯無得点から成長「存在示す」…第2次森保ジャパン初陣へ今度こそエース(報知)


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