日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年5月7日火曜日

◆【鹿島】3連戦で3連勝&3位浮上、タイトル知るDF植田直通「優勝、ACLは連戦当たり前」(ニッカン)



植田直通


<明治安田J1:柏1-2鹿島>◇第12節◇6日◇三協F柏

鹿島アントラーズが柏レイソルに競り勝ち、3連勝で3位に浮上した。

どっちに転んでもおかしくない試合をものにした。

1-1の後半27分、柏にPKを献上したが、キッカーのMFマテウス・サヴィオが枠を外した。引き分け濃厚の後半追加タイム、ゴールキックからロングボールをつなぎ、最後はFW鈴木の浮き球に途中出場のFWチャブリッチが反応し、押し込みネットを揺らした。

メンバーをほぼ固定した中で、3連戦で3連勝。3月30日の第5節磐田戦からの3連戦は、1勝2敗だった。それだけに、DF植田直通は「自分たちの連戦に対しての苦手意識がちょっと出てきていた中で、ここで乗り越えたのはいいこと。ここから連戦が続く中で、1つも落とせない。ここで3連勝で乗り越えられたのはポジティブなこと」と話した。

前半は相手に許したシュートはわずか1本。だが、強風の中で、風下になった後半は、相手のロングボールを主体の攻撃に大苦戦し、10本のシュートを浴びた。それでも粘って勝ちきっての1勝。植田は「自分たちが思うようにいかない試合を勝ちにする力は大事。こういう試合で勝ち点を拾わないと上にはいけない。今日の勝ち方は納得していないけどよかった」と話した。

3位に浮上しても「だれも今の順位に納得していない。鹿島のいるべき位置は1位だけ」と言い切る。今後もルヴァン杯も含め連戦が続く。開幕から最終ラインは固定されているが、タフに乗り切っている。植田は「連戦の方が体が動く」と話し「こんな連戦で悲鳴を上げていたら、ACLは取れないしタイトルも見えてこない。自分たちの目標はそこ。優勝するにはこういう連戦は当たり前だし、その中でも結果を残さないといけない。みんなにも高い志を持って欲しい」。タイトルと「鹿島イズム」を知る植田が最後方からチームを引っ張る。





◆【鹿島】3連戦で3連勝&3位浮上、タイトル知るDF植田直通「優勝、ACLは連戦当たり前」(ニッカン)


◆鹿島MF名古新太郎が1年ぶりのゴール! 圧倒の前半で追加点がなかったのは「課題」(ゲキサカ)



名古新太郎


[5.6 J1第12節 柏 1-2 鹿島 三協F柏]

 最初のチャンスを確実にものにした。開始4分、柏レイソルのクリアボールをMF佐野海舟がヘディングでMF仲間隼斗につなげると、仲間は倒れ込みながらも佐野へ預ける。佐野のスルーパスを受けたMF名古新太郎は、マークにきていたDF川口尚紀を切り返して外すと、左足でゴールへ流し入れて鹿島アントラーズに先制点をもたらした。

 名古にとっては、昨年5月27日の鳥栖戦以来となるゴール。4-2-3-1のトップ下として、1トップのFW鈴木優磨のすぐ下でプレーしていた名古は、「優磨には厳しくいくっていうのはわかっていた」という。得点のシーンでは、ポジションを下げていた鈴木のケアをしようとしたDF犬飼智也の裏のスペースで、佐野からのパスを受けた名古がゴールに結びつけた。

 柏を押し込んでいた前半、最終ラインの選手やボランチのMF知念慶が柏の背後を狙って長いボールを供給。22分の名古へのボールはカットされてしまったが、14分には仲間があわや決定機という場面をつくっていた。

「こっちがバックパスをしたときに(柏が)だいぶラインを上げてきたので、『背後が空くな』っていうのは試合中に自分の中ですごく感じていて。それこそ(仲間)隼人くんも裏抜けしていましたし。ああいったところで相手のラインを押し下げてっていうのを意識していました」

 前半は柏のシュートを1本におさえる鹿島ペースで推移していたが、後半に同点に追いつかれてからはPKの献上も含めて、いつ逆転されてもおかしくない展開を強いられた。

「チャンスもありましたし、よくを言えば2点、3点ととりたかったですけど、そこはチームとしても個人としても課題です」

 今季名古が先発起用された6試合は、5勝1敗と高い勝率を誇る。この日の柏戦は3試合連続の先発で、1年ぶりの3連勝を記録した。

(取材・文 奥山典幸)





◆鹿島MF名古新太郎が1年ぶりのゴール! 圧倒の前半で追加点がなかったのは「課題」(ゲキサカ)


◆好守連発の鹿島GK早川友基 「駆け引きで勝てた」PK失敗を誘発(スポニチ)



早川友基


明治安田J1リーグ第12節   鹿島2―1柏 ( 2024年5月6日    三協F柏 )


 鹿島が柏に競り勝ち、今季初の3連勝を飾った。前半4分に名古新太郎の今季初得点で先制も、同点に追い付かれた後半はシュート10本を浴びる我慢の展開。それでも1―1の後半47分にFWチャヴリッチが決勝弾を決めた。ゴールデンウイーク3連戦を劇的勝利で締め、ポポヴィッチ監督は「Jリーグにとっても非常にいい試合だった。エキサイティングでエモーショナルで、パッションの詰まった試合だったと思います」と総括した。

 試合の分岐点の一つが後半27分。DF植田直通のハンドで柏にPKを与えた。キッカーはFWサヴィオ。低く狙い澄ましたキックは枠の右に外れたが、右に跳んだGK早川友基はシュートコースを読み切っていた。「情報が入っていた。枠に来たら絶対に止められていた。駆け引きで勝てた」。その後も好セーブを連発。チームに流れを引き戻した背番号1は「結果的にこうやって点を取れた。勝ち点3につながって良かった」と胸を張った。

 試合のクライマックスは勝ち越した直後の後半50分。早川が敵陣から放り込まれたロングボールに飛び出したが、大きくバウンドしたボールが頭上を越えた。ゴールは無人。歓声と悲鳴が交錯する中、ボールに追い付いたサヴィオのシュートがポストに直撃した。「最後はみんなの心臓を止めかけました」。3連勝に大きく貢献した守護神は、苦笑いを浮かべながらスタジアムを後にした。





◆好守連発の鹿島GK早川友基 「駆け引きで勝てた」PK失敗を誘発(スポニチ)



◆鈴木優磨→チャヴリッチ 新ホットラインで鹿島が今季初3連勝 「同じ絵を描けた」後半AT決勝弾(スポニチ)



アレクサンダル・チャヴリッチ


明治安田J1リーグ第12節   鹿島2―1柏 ( 2024年5月6日    三協F柏 )


 鹿島が柏に競り勝ち、今季初の3連勝を飾った。1―1の後半47分にFW鈴木優磨(28)のパスからFWチャヴリッチ(29)が決勝ゴールを決めた。前半4分にMF名古新太郎(28)の今季初得点で先制も、後半は同点に追い付かれる我慢の展開。それでも土壇場の勝負強さでゴールデンウイーク3連戦を締めくくり、勝ち点22の3位に順位を上げた。

 2人の目が合った。引き分け濃厚の後半アディショナルタイム。中盤でボールを受けた鈴木が前線を見る。チャヴリッチは走り始めていた。DFラインの背後へ浮き球のパス。背番号7はファーストタッチでゴール前へ運ぶ。飛び出してきたGKに対し、柔らかい右足のタッチで冷静に流し込んだ。

 途中出場で2戦連発となる劇的な決勝弾。大仕事を果たしたセルビア人FWは試合後、「まず鈴木選手からもの凄くいいパスが出たことが大事だった」と“相棒”への感謝を開口一番に伝えた。

 新ホットラインが完成した。3―1で快勝した前節3日の湘南戦。チャヴリッチのパスから鈴木が先制ゴール。今度は鈴木のクロスからチャヴリッチが3点目を決めた。2試合連続で鈴木のアシストを受けたチャヴリッチは言う。「アイコンタクトを取れたので同じ絵を描けた」。今季、クラブ初の欧州出身選手として加入。合流初日から、コミュニケーションに積極的だったのが鈴木だった。「来日して一番最初の試合から、お互いが力になれるんじゃないかと感じていた。少し前は感覚がまだ合っていなかった試合があったが、かみ合っていると感じている」

 鈴木も「彼が走り出すタイミングでボールを出せれば得点の確率は上がると思う。ようやく合ってきた」と手応えを口にした。開幕から約3分の1を消化した今季。攻撃の中心にいる両者の関係性とともに、チームの成績も上向きつつある。





◆鈴木優磨→チャヴリッチ 新ホットラインで鹿島が今季初3連勝 「同じ絵を描けた」後半AT決勝弾(スポニチ)





◆明治安田J1第12節 鹿島3連勝 柏に2-1(茨城新聞)



アレクサンダル・チャヴリッチ





明治安田J1第12節の鹿島は6日、千葉・三協フロンテア柏スタジアムで柏と対戦し、2-1で勝利して今季初の3連勝を果たした。鹿島の今季通算成績は7勝1分け4敗、勝ち点22で、順位は3位に上がった。

鹿島は前半4分、名古のゴールで先制した。後半20分に追い付かれたが、同追加タイム、鈴木のパスに抜け出したチャブリッチが勝ち越しゴールを決め、劇的勝利を収めた。

鹿島の次戦は12日、カシマスタジアムで東京Vと対戦する。

▽三協F柏(観衆13,384人)
柏 3勝3敗5分け(14) 1-2 鹿島 7勝4敗1分け(22)
0-1
1-1
▽得点経過   柏 鹿
前4分 【鹿】 0-1 名古
後20分【柏】 1-1 島村
後47分【鹿】 1-2 チャブ





◆明治安田J1第12節 鹿島3連勝 柏に2-1(茨城新聞)





★2024年J1第12節 鹿島vs柏(三協フ)ツイートまとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)







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