日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月1日金曜日

◆サッカー、鈴木優磨が今季2点目ベルギー1部(デイリー)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


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 【ゲンク(ベルギー)共同】サッカーのベルギー1部リーグで30日、鈴木優磨らのシントトロイデンは敵地でメヘレンを2-1で破った。フル出場した鈴木は1-1の後半42分に決勝点を挙げた。今季2点目。シュミット・ダニエルはフル出場し、伊藤達哉は出番なし。

 伊東純也のゲンクはホームで三好康児のアントワープと2-2で引き分けた。伊東は後半13分に退き、三好は出場機会がなかった。


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◆サッカー、鈴木優磨が今季2点目ベルギー1部(デイリー)





◆元鹿島のカイオ、名門ベンフィカで窮地に。2試合連続ベンチ外、1月に放出の噂も(フットボールチャンネル)



カイオ Caio


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 この夏、UAE1部のアル・アインからポルトガル1部の強豪ベンフィカへとステップアップを果たしたFWカイオが窮地に立たされている。

 ポルトガル紙『オ・ジョーゴ』によれば、元鹿島アントラーズのウィンガーは来年1月に開く冬の移籍市場での放出の可能性もあるようだ。しかし、本人は12月に父親になるということもあり、移籍するとしてもポルトガル国内に残留することを望んでいるという。

 カイオは今季の公式戦6試合に出場しているが、先発起用されたのはリーグカップとポルトガルカップで1試合ずつ、いずれも国内カップ戦の計2試合のみ。リーグ戦では3試合に途中出場したがゴールやアシストは残せていない。

 前節は招集メンバーに含まれながらベンチ外となった。しかも主力のMFラファ・シウバが負傷していた状況で、先発の座はMFフランコ・セルビに奪われ、ベンチには20歳で正式にトップチームの一員になったばかりのFWジョタが入った。同じポジションには強力なライバルたちがおり、現状は左ウィングの4番手以下の位置づけとなっている。

 30日に行われるポルトガル1部リーグ第9節のポルティモネンセ戦に向けて発表された招集メンバー20人のリストからは、ついにカイオの名前がなくなっていた。これで2試合連続のベンチ外が確定となっている。

 もちろん今後のアピールしだいではベンフィカでの出場機会が増え、残留への道も開けてくるだろう。だが、現時点でカイオにとって初めての欧州挑戦が前途多難なものになっているのは間違いない。

【了】




◆元鹿島のカイオ、名門ベンフィカで窮地に。2試合連続ベンチ外、1月に放出の噂も(フットボールチャンネル)





◆鹿島DF町田、浦和に前回対戦の雪辱誓う 鍵は「先制点」(スポニチ)






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 鹿島は、首位堅守を懸けて臨む1日の浦和戦。左サイドバックで先発予定のU―22日本代表DF町田がリベンジする。

 センターバックで出場した前回対戦時は、背後の浦和FW興梠に頭で同点弾を決められ白星を逃した。「アウェーでは自分のところからやられている。(浦和の)攻撃陣は流動的でやりにくいので、ディフェンス陣全員でボランチとコミュニケーションを取りながらやりたい」と気合。試合の鍵は「先制点」と語り、攻撃でも1メートル90の長身を生かしたセットプレー時の得点に意欲を見せた。


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◆鹿島三竿とレオ・シルバが1日浦和戦で先発復帰へ(ニッカン)






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負傷離脱していたダブルボランチの鹿島アントラーズMF三竿健斗とレオ・シルバが、1日の浦和レッズ戦(カシマ)で先発復帰する見込みだ。

ここ2日間の練習では、主力組に入った。負傷者続出のチームにとって明るいニュースだが、大岩監督は冷静。けが人に代わり奮闘してきた選手をたたえ「何をすべきか、出た選手なりにやってくれた事実は積み重ねとしてある」と強調した。その上で「残り5試合の中で必ず(その力が)生きてくるときがあると思う。全員の力で、目の前の試合に勝っていくスタンスでいきたい」。総力戦でリーグ制覇を狙う。




◆鹿島三竿とレオ・シルバが1日浦和戦で先発復帰へ(ニッカン)





◆鹿島・白崎凌兵の決意。「まずは結果。残り5試合勝てればどんなサッカーでもいい」(GOAL)



白崎凌兵 Ryohei.Shirasaki



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 鹿島アントラーズMF白崎凌兵。ここまでリーグ戦20試合に出場し、5得点(第29節終了時点)。左サイドハーフを主戦場としながら、バランスの取れたプレーでチームに欠かせない選手となっている。今季の鹿島は苦戦した時期もあったが、残り5試合を残した段階で得失点差で首位に立つ。今季、清水エスパルスから鹿島に加入し、自身初ともいえる優勝争いの中にいる白崎に今の気持ちを聞いた。(聞き手・写真:池田博一)


■現実的に我慢することも必要





――リーグ戦も終盤に差し掛かり現在首位。まずはプレーするうえで一番重要視しているところを教えてください。

 この状況で優勝を狙える位置にいます。そういう意味では理想より現実的に我慢するところも必要で、そういうところは意識しています。我慢してやらなきゃいけない試合はこれからも増えてきますし、一番は勝ち点3を取ることですから。

 ただ、そういった中でも思い切ってやることも必要です。そこの使い分けというか。ワンプレーでのチャレンジが成功して勝つ可能性もあれば、ヘタな失い方をして勝ち点を落とす可能性もある。ただ後者だけになるよりは、もうちょっと積極的にやっていくことでさらに勝ちを手繰り寄せられるかもしれないですし。

――開幕当初は試合に出場できませんでしたが、今は先発を続けています。少し抽象的ですが、「鹿島のサッカー」をどう捉えていますか?

 うーん…「こうやって次にこうやって」といった決め事といったものはないので。もちろん守備に関しての約束事はありますが、攻撃に関してはある程度自由にやらせてもらっています。だから、自分たちに責任がある。アイデアを出したり、コミュニケーションを密にとって練習からやっていかなくてはいけない。それがうまくいっているときは、すごく良い結果が出ていますね。

 ただ、噛み合わないときはそのままズルズルいってしまうこともある。そういった中でもスタッフや監督に言われて動くのではなく、「自分たちが判断してどうするべきか」をもっと話し合う必要があると思います。良いチームというのは早く気付いて、それを修正できるチームだと思うんです。「なんだかうまくいかないな」ということはみんな感じている。では、「どこが」うまくいっていないのかを感じ取って修正する。その力がもっと付いてきたら、もっと良くなると思います。

――話し合いをしたことによって改善された印象に残るシーンや試合はありますか?

 具体的には覚えていないのですが、(三竿)健斗が出ていたときはよく話をしていました。(今はケガで)離脱しているから、もっとやらなきゃいけないと思います。もちろん自分も含めてしっかり引っ張っていくという意識をみんなが持ってやることが大事。思っているだけではなく、口にしないと。11人でやるスポーツなので。


■山雅戦はうまくいかなかった





――白崎選手のプレーはポジショニングの良さに特徴があると思います。

 前になかなかボールが入らない状況で、自分も含めてみんなが下がってきてしまい、前に人が足りなくなった試合がありました。そこはみんなで話して距離感や立ち位置を変えることで解決される問題だったと思います。例えば松本山雅戦(第29節・1-1/9分に先制される)の前半もそうで、そこを修正できなかった。ハーフタイムにみんなで話して、後半修正できましたが。

 これからより痺れる試合になってきますから、緊迫感や重みという部分でいつも通りのプレーをするのも難しくなってくるはずです。そういった時に、やはりお互いのコミュニケーションや信頼感は大事になってくると思います。

――優勝争いをする中で、「鹿島の勝負強さ」を感じますか? 昨季までは外から見ていて、今は中にいて印象の違いはありますか?

 どうでしょう…。まだ何も勝ち獲っていないので、まだちょっと判断するのは難しいかな。

――では質問を変えて。リーグ戦を少し振り返ると、まずは首位・FC東京と勝ち点4差で迎えた直接対決(第26節・2-0)を制したことも今につながっていると思います。そういう大一番を前にしての変化はありましたか?

 すごく変わった雰囲気はありませんでした。やはり優勝経験のある選手がいて、最後に1位に立つことの意味を分かってる人が多いですから。ここで落としたら最後という感じでもなかったですし。大事な試合だということはみんな言わなくても分かっているので。普通に、いつも通り、毎試合が大事。その一つだと思います。

――白崎選手はその試合で負傷して交代しましたが、結果として首位に勝利しました。

 セットプレーからブエノが前半に点を取りましたが、前半はほとんどピンチがなかったんじゃないかな。でも、後半に入って攻め込まれた。運もあったし、相手のミスにも助けられた。なんとか凌いでセルジ(セルジーニョ)のゴールで試合を決めた。客観的に見たら前半はウチのゲームで、後半はもう東京のゲームだった。課題ももちろんあって1点決められていたらどちらに転んでもおかしくなかった。ただそこで失点せずに2点目を奪えたことが大きかったと思います。

――そういう意味では、最初に話していたように、少し悪い展開でみんなで焦れずに我慢する時間を作ったことも一つのポイントとしてあるのでは?

 東京戦の後半にしても、もう少しうまくやれた部分は間違いなくありました。だから「しっかり我慢して」が確実にできた試合だったか? と言われるとそうでもない。僕が言っているのは、うまくいっていない時に割り切ったプレーをして相手の裏を取って、ゴールに行きたいけどゴールに行くのではなく、押し込んだところでボールを回す。そういった我慢です。クロスをとりあえず上げて終わるのか、もう一つ奥につないで相手を押し込むのかという判断だったり。

 それが山雅戦は悪かった。特に前半。クロスを上げます、弾かれて相手のシャドーに拾われてガーっと運ばれる。そんなシーンが何回もあった。相手はブロックを組んで、ヘディングが強みのチームなのに。でも、ウチはターゲットが(上田)綺世しかいない。じゃあどうするのか? というところでもっと押し込んで、揺さぶりをかけて…それが後半はできた。そういう「我慢」はやっぱり必要だと思うんですよね。

――松本戦の前のセレッソ大阪戦(第28節・1-0)ではボランチで初めて先発しました。

 正直、セレッソの動かし方がうまくてハマらなかったので大変でしたね。前からのチェイスもほぼほぼハマっていなかった。そこで全部ズレるから、常に相手が前向きでボールを持って、仕掛けてくる状況で。ただ、あの前半はみんなで我慢した試合でした。やられそうなところで最後は体を張って。開始直後に先制点を取れていたのは大きいですね。東京戦にしてもそうで、セットプレーで点が取れて、気持ち的にもだいぶ余裕を持てた。

――前半、前がハメ切れなかった。どういう対応をしようとしたんですか?

 ずっと持たれるのは避けたかったので、自分でハメに行きたかった。でも、ポジションがボランチだったので、変に飛び出したらスペースを空けてしまう。後ろと、(ボランチの相方の永木)亮太くんと話しながらプレーしていました。ボールを握れる展開だったら、もっと自分の良さが出たとは思います。


■今までのサッカー人生でなかったこと





――白崎選手にとっては初ともいえる優勝争いに身を置いての実感を教えてください。

 一番は、自力で何とでもなるというところです。そのチャンスを自分たちは持っている。ただ、(3位の)横浜も勢いはある。ここ最近の成績で言えば、マリノスはかなりいいですから。東京も前回勝ちました。

 勝ち点差も勢いも全然まだこの5試合で変わると思います。だからやはり一試合一試合ですよね。自分たちがやるべきことをやる。やりたいことじゃなくやるべきことをやること。だから変な話、残り5試合いくらボールを相手に持たれようが、全部勝てればいいんです。見ている人が「つまんないサッカー」と思おうが、勝てればいいんです。ただ、勝つためには点が必要で、点を取るためにはリスクも掛けなきゃいけない。そういうところは大事になってくると考えています。

――つまらないサッカーでも勝てればいい。とにかく勝てればいい。そういう考えは今までのサッカー人生でありました?

 なかったですよね。なかったですが、もちろん、つまらなくてもいいとかうまくいかなくてもいいと思っているわけじゃないです、それは。最初に言いましたが、もう理想を追う時期ではない。現実を見る時期です。これが、シーズンの入りだったら、もっとコミュニケーションを成熟させようとか、もっといいサッカーをしようとか考えるかもしれないですけど。

 残り5試合で首位にいて、優勝を自分たちで何とかできる位置にいる。今さら綺麗なサッカーをやろうなんて多分誰も思わないです。今までのことは分からないですけど、別に綺麗にやってきたチームでもないと思いますし。今年に関しても、綺麗でいいサッカーをしてきた訳じゃなくて、何とか必死に「3」ポイントを取ってきた試合もある。そういったものがさらに必要になってくる時期だと感じます。結果が一番ですよね。

――では来たる第30節の相手、浦和をどう見ていらっしゃいますか?

 基本的に対戦相手どうこうで考えないタイプなんですが、あえて言うと、FWに良い選手がいて、今年の対戦でもそこでやられてしまっています。あと(相手)ウイングバックとのミスマッチが起こる。でも、浦和とやったどの試合も後半は自分たちがチャンスを多く作っているんです。後半になると相手が動けなくなってくるイメージがあるんですよね。そこはやはり3バックの脇に走ることはすごく重要。ボールを奪った後のそこへのランニングを相手はすごく嫌がっている。ただ、絶対楽な試合にはならないと思います。

――最後に、残り5節意気込みをお聞かせください。

 自分は今年移籍してきて、いろんな思いがあって、そういった中で今多くの試合に出させてもらっています。多くの人に支えられて優勝を狙える位置にいることは、すごく幸せなことです。後悔のないように自分たちのベストを出して、しっかりタイトルを獲りたいですね。そのために、自分のやれることをしっかりやります。サポーターの方々には、それを最後まで後押ししてほしいと思います。




◆鹿島・白崎凌兵の決意。「まずは結果。残り5試合勝てればどんなサッカーでもいい」(GOAL)

◆鹿島アントラーズvs浦和レッズ 第30節(サンスポ)






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 ・鹿島対浦和の通算57試合では、鹿島が30勝10分17敗と大きく勝ち越している。鹿島にとって浦和は、名古屋(102)に次いで2番目に通算獲得勝ち点の多い相手(100)。

 ・鹿島は浦和戦直近7試合で4勝を挙げている(1分2敗)。今カードでは、これ以前に11試合連続未勝利だった(5分6敗)。

 ・鹿島は現在、同一シーズン内のホーム戦では2013年3月~9月以来の13試合連続無敗(10勝3分)。今節引き分け以上だと、本拠地では1996年3月~11月以来の14試合連続無敗となる(当時15試合連続)。

 ・浦和は直近11試合でわずか1勝(6分4敗)。また、直近21試合で無失点に抑えたのはわずか1試合のみ(1試合平均1.7失点)。

 ・浦和はアウェイ戦直近10試合でわずか1勝(5分4敗)。しかし、敵地ではそれ以前に4連勝を記録していた(2019年3月~4月)。

 ・鹿島は昨季以降、金曜日開催の8試合で無敗(4勝4分)。対する浦和は、同曜日開催の今季6試合で全敗。

 ・鹿島は今季、リードを奪った試合数がリーグ最多タイ(20試合:16勝3分1敗)。対する浦和は、リードを奪われた試合数が今季リーグで2番目に多い(20試合)。しかし、同状況から獲得した勝ち点は今季リーグ最多(14ポイント:3勝5分12敗)。

 ・セルジーニョは鹿島がホームで挙げた直近5得点のうち、3得点を決めている。同期間においてホームで3得点以上決めているのは、リーグでわずか2人のみ(金崎夢生)。

※ファクト内の数字はJ1での成績




◆鹿島アントラーズvs浦和レッズ 第30節(サンスポ)





◆【鹿島 vs 浦和】衰えを知らない鹿島の心臓 レオ シルバ(J's GOAL)






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7月31日、埼玉スタジアム2002。試合終了間際の88分、山中亮輔のクロスにヘディングを合わせ土壇場で同点弾を決めた興梠慎三は、試合後、自らのゴールを誇るのではなく「レオ シルバとか戻ってきたらわからない」と欠場したブラジル人選手の不在を指摘した。

実際、レオ シルバが出場したルヴァンカップ準々決勝では、2試合で3-2と2-2という激しい打ち合いに。その後、9月下旬の札幌戦で右足の肉離れに見舞われると、チームは得点力不足にあえぐようになった。しかし、約5週間という初期診断よりも早く、1ヶ月で鹿島の心臓が戻ってきた。

「違和感なく、痛みなく戻れるように努力してきました。今週やってみて、非常にいい状態です」。

そう言って紅白戦や練習からピッチの上を走りまわった。12月には34歳を迎えるが、いまだ運動量に衰えは見えない。ときおり笑顔を交えながら驚異的なスプリントを見せる。

「サッカーは基本的にはたのしいことです。神様が僕にサッカーの素質を与えてくれました。そのなかで日本に来てビッグクラブでプレーする機会も与えてくれています。幸せな環境にあるので、笑顔でいるのは当たり前のことじゃないですか」。

自身初のリーグタイトルまで残るはあと5試合。

「シーズン当初と終わりの方が変わることは、サッカーの世界ではごく当たり前のことです。いちばん大事なのは、いま最後に残っているメンバーで歴史を作るということを刻み込むこと。それを意識しないといけない」。

まずは浦和戦での3ポイントを視野におさめ、レオ シルバが縦横無尽に走る。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第30節
11月1日(金)19:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ


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◆【鹿島 vs 浦和】衰えを知らない鹿島の心臓 レオ シルバ(J's GOAL)





◆鹿島、Vへ勢いを J1、1日にホーム浦和戦 故障者復帰、攻撃の活性化狙う(茨城新聞)








明治安田J1第30節第1日は1日、首位の鹿島がカシマスタジアムで9位浦和と対戦する。キックオフは午後7時。通算成績は16勝8分け5敗、勝ち点56。

23日の天皇杯ホンダFC戦以降、故障離脱者が続々と復帰。紅白戦は三竿、伊藤、レオシルバ、ブエノ、セルジーニョらが参加し、質の高いプレーを見せた。三竿は「けがをしていたメンバーは、ピッチの外から見たチームに足りないものを感じた。練習からみんな(改善点を)気付けてやれている」とうなずく。

紅白戦は三竿とレオシルバで組む守備的MFが攻撃の起点となり、浦和の3バックを想定した相手守備の弱みを突いた。前線の動きを生かすパス回しもあり、伊藤は「最近は相手どうこうより、自分たち(の動き)が停滞していた。けがから帰ってきた選手は離脱しないようにしつつ、フレッシュさを出せればいい」と攻撃の活性化を狙う。

引き分けた18日の松本戦、1-0のホンダFC戦は不満の残る試合内容だった。だがリーグで首位を維持し、天皇杯で勝ち進んだことは事実。白崎は「(2試合を)ぎりぎりでつなげたことはこれからにつながる。反省点の残る試合があったからこそリーグ残り5試合に生かせたと思えるようにしたい」と言う。

浦和戦は満身創痍(そうい)の状態で戦った経験を無駄にせず、戦列復帰したメンバーの力を示したい。 (岡田恭平)


◆【J1展望】鹿島×浦和|負傷者復帰の常勝軍団、ACLファイナリストはターンオーバーか?(サッカーダイジェスト)






◆◆サッカーダイジェスト / 2019年11月14日号


J1リーグ30節
鹿島アントラーズ―浦和レッズ
11月1日(金)/19:00/県立カシマサッカースタジアム


鹿島――「目の前の試合を勝ち切るイメージ」(小泉)


鹿島アントラーズ
今季成績(29節終了時):1位 勝点56 16勝8分5敗 51得点・25失点

【最新チーム事情】
●負傷していた三竿、L・シルバらが全体練習に合流
●残り5試合の相手は浦和、川崎、広島、神戸、名古屋と難敵揃い。

【担当記者の視点】
 前節の松本戦は1-1でドロー。負傷者続出の影響は拭えず、痛恨の勝点1止まりとなった。それでもまだ立場は首位。浦和を含め、残り5試合はクセのある相手との対戦が続くが、「目の前の試合を勝ち切るイメージ」(小泉)で全勝を目指す。

 松本戦は負傷により欠場の三竿、L・シルバ、セルジーニョ、伊藤らが相次いで全体練習に合流。今季は再発による離脱を余儀なくされるケースが何度かあり、チームは公式戦復帰に慎重な姿勢を見せそうだが、そうは言っていられない順位と対戦相手でもある。大岩監督の判断に注目が集まる。


浦和――ターンオーバーは今節か次節か


浦和レッズ
今季成績(30試合終了時):9位 勝点36 9勝9分12敗 31得点・43失点
【最新チーム事情】
●10月29日の広島戦から中2日、11月9日にはACL決勝第1戦も控えており、ターンオーバーは今節か同5日の川崎戦とどちらか。
●首位鹿島が相手だが、それでも西川はプラス要素として「上位が相手なこと」と話す。
●武藤は右肩関節脱臼で今季絶望。その他のシャドーの奮起が求められる。


【担当記者の視点】
 1-1の引き分けに終わった広島戦から中2日の厳しい日程で迎える今節。また、この鹿島戦後は中3日で川崎戦、さらに中3日でサウジアラビア遠征してACL決勝第1戦になる。連戦を乗り切るためにターンオーバーするとしたらこの鹿島戦なのか、川崎戦なのかで、結果に大きく影響しそうだ。

 このスケジュールに対して興梠は「まずは回復。コンディションを整えて疲れを取らなければ」と話す。一方で西川は「運が良いのは相手が首位で、上位との対戦が続くこと。モチベーションが自然と高まるから」と、精神的な面で落ちるタイミングが来ないことをプラス要素に挙げた。

 18日の大分戦で負傷していた武藤は右肩関節脱臼ですでに手術を実施。全治4か月との発表で、今季中の復帰は絶望。得点源を興梠に頼りがちなチームだけに、ファブリシオ、長澤といった、その他のシャドーの奮起が問われる。


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