日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年9月11日木曜日

◆内田がバックアップ!香川とすしざんまい(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140910-OHT1T50039.html

 シャルケ04(ドイツ)のDF内田篤人(26)がドルトムントに加入したMF香川をバックアップ―。9日付地元紙ルール・ナハリヒテンなどドイツ各紙は、内田が香川について「きのう、おととい、3日前も、毎日デュッセルドルフに出かけて一緒にすしを食べている」と明かしたと報じた。同じルール地方のライバルチームに加入したブラジルW杯代表の同僚と行動を共にしているようだ。

 普段から、日本代表MF長谷部誠(30)=フランクフルト=らと集まり、食事などで交流しているドイツ、オランダ所属組。国際Aマッチで代表組が帰国し、古巣とはいえ新天地に来た香川にとって、右膝負傷で近くにいる“癒やし系”内田の存在は心強い。

 内田は右膝の状態について、練習に合流しているが「まだ痛みはある」と万全ではないようだ。

◆公式戦復帰へ慎重姿勢崩さない内田「まだ少し痛い」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?146873-146873-fl



 怪我からの復帰を目指すシャルケのDF内田篤人が、復帰に向け、順調な調整を続けている。

 内田は今年2月に右太もも裏の腱を断裂。昨季後半をリハビリ期間に費やし、ブラジルW杯出場にこぎつた。しかしシャルケに戻った内田だが、今度は右ひざの炎症が悪化。シーズン開幕に間に合わすことが出来なかった。

 しかし4日の練習試合でシャルケのユニフォームでは7か月ぶりの実戦復帰を果たした。練習でもすでにフルメニューを消化するなど、公式戦復帰への階段を着実に上っている。ただ公式サイトにコメントした内田は「(練習をこなすことについては)特に問題ないです。でもまだ少し痛みが出る」と話している。

 13日のボルシアMG戦での復帰については慎重な姿勢を崩さない。「治っているとは思うけど、もう少しかな。試合に出るかは監督が決めることだしね。でもちょっと厳しいかな」と本音も漏らしている。

◆U21日本代表・室屋が柴崎に刺激(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2014/09/11/0007318645.shtml



 アジア大会に出場するU‐21日本代表が10日、千葉県内で全日本大学選抜と45分2本で練習試合を行い0‐0だった。

 U‐21代表の中で明大サッカー部所属のDF室屋成(むろや・せい)は1本目に出場し、果敢なオーバーラップで攻撃に絡んだ。

 身近な2人の活躍が、室屋の刺激になっていた。9日の日本代表‐ベネズエラで代表初出場初得点を記録したMF柴崎岳(鹿島)は青森山田高時代の2学年上の先輩。「守備でハードワークしていたし、あの運動量はすごい」とプレーに脱帽していた。

 A代表もう1人の新星、FW武藤嘉紀(FC東京)とは、武藤が慶大サッカー部に所属していた時に直接対決した経験がある。室屋は「よっち君(武藤)のように去年までマッチアップしていた選手がA代表で得点を決めてるというのを見たら、自分だって間違いなく可能性はあると思う」と対抗心を燃やした。

 武藤は慶大サッカー部を退部してプロに転じており、室屋も「チャンスがあるならばできるだけ早くプロに行きたいという気持ちはあります」。22歳の武藤、柴崎がロンドン五輪には出場できなかったが、その下のリオ世代を勇気づけている。

◆武藤、柴崎とNEWヒーローコンビ結成!「わかり合えた」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140911/jpn14091105040003-n1.html

 9日のベネズエラ戦で新体制1点目となるA代表初ゴールを決めた日本代表FW武藤嘉紀(22)は10日、所属するFC東京の練習に再合流。同じく初得点したMF柴崎岳(22)=鹿島=との“ホットライン”を武器に、さらなる活躍を誓った。フィーバーの中でも謙虚なニュースターは「次に結果を残さないと、すぐ(代表から)もれる」と、ブラジル戦も控える10月の国際親善試合2試合へ決意を示した。

 “フィーバー”にも、FW武藤は冷静だった。夕立の中でも、背番号14の青いユニホームを持ったファンがFC東京の小平グラウンドに集結。アギーレ・ジャパンの1号弾でニューヒーローとなった現役慶大生は丁寧にサインに応じ、照れくさそうに笑った。

 「(同僚には)ひたすら、いじられています。もう全員。やむことのない、いじられです」

 チームにはテレビ、雑誌など30件もの取材依頼が殺到。関係者は、13日の神戸戦のチケットにも「いい影響があれば」と期待した。

 だが「両親からいつも浮かれてはいけない、謙虚でいろと言われてきた」という武藤に浮ついた様子はない。「初ゴールは忘れて次に結果を残さないと、すぐ(代表から)もれてしまう」と危機感をあらわにした。

 「次」とは10月の国際親善試合2試合だ。ブラジル戦では、同い年として意識するFWネイマールとの初対決も待つ。次なる大舞台でのゴールに意識を集中させる。

 頼もしい“相棒”も見つけた。アベック弾を決めたMF柴崎とは、合宿でも積極的に対話し「岳(柴崎)の求めることを理解したし、オレのことも理解してくれたと思う。わかり合えたと思う」。ベネズエラ戦でFW本田のFKがポストを直撃した際には、柴崎から「しっかり詰めろ!」とも要求された。同じ1992年生まれ。ホットライン構築へ、遠慮のない関係性に手応えを感じている。

 「騒がれるのは好きじゃない。でも、プレッシャーに負けたくないし、そこでやればヒーローになれる。まずFC東京で結果を出すことにこだわりたい」。新星は、謙虚に貪欲に階段を上る。 (志田健)

◆日本vsベネズエラ 試合後の選手コメント(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?146870-146870-fl



[9.9 キリンチャレンジ杯 日本2-2ベネズエラ 日産ス]

 日本代表は9日、キリンチャレンジ杯でベネズエラ代表と対戦し、2-2で引き分けた。後半7分、途中出場のFW武藤嘉紀が代表初ゴールとなる先制点を決めるが、同13分にPKで失点。後半22分にはMF柴崎岳のデビュー戦ゴールで勝ち越したが、同26分に再び追いつかれ、ハビエル・アギーレ監督就任2戦目での初勝利はならなかった。

以下、試合後の選手コメント

●FW武藤嘉紀(F東京)
―30mドリブルからのシュート。
「たぶん、(GKが)あそこの早めの段階で打つと思わなかったんだと思います」
―ドリブル開始時からシュートのイメージをしていた?
「していなかった。どちらかと言うと、最初の一人目のDFがファウルを狙ってくると思ったので、そこで倒れなければ絶対にチャンスになると思った」
―岡崎、本田へのパスもあったが?
「パスの選択肢もある中で、シュートを打つことで、キーパーも迷うと思っていたので、そこは思い切って打ちました。途中から出場するということは得点を求められていると思うので、今日はそれができて良かった」
―ウルグアイ戦を終えて。
「だいぶ硬さも取れたので、今日はスムーズに入れた」
―前半を見ていて、自分が加えたいと思ったことは?
「1本のパスで深い位置に切り込みすぎていて、真ん中でもらったり間に入るのが少なかったので、自分は間に入って攻撃を活性化させられればいいと思っていた。3トップでやることに迷いはないし、東京でもやっている。どういう形であれ、得点を狙っていかないといけないので、今日はそれができて良かった」
―ゴールの瞬間は?
「時が止まったようだった。歓声が聞こえなかったしたし、ゴールが入ったあとの歓声も聞こえなかった。今まで経験したことのないことだった。僕の場合は、狙って柔らかいボールで巻くというのが得意ではないので、思い切って蹴ろうと思った」
―日本代表への意識は変わった?
「最初に選ばれたときは選ばれたことに喜んでいたけど、今は定着したいという気持ちが強くなった」

●FW本田圭佑(ミラン)
―ミランの3トップとの違いはある?
「システムも一緒で、ポジションも一緒だから、大きくは違わない。もちろん一緒にプレーしている選手は違うけど、僕個人が狙っていることは違わないし、監督が求めていることも大差ない」
―2ゴールともゴール前に走り込んでいたが?
「1点目も2点目も、完全におとりにされて決められた。昔の自分を思い出した(笑)。そこは勝負なので。当然、僕は満足できない」
―昔の自分も結果を出すことでいろんな人を引きずり落としてきたが、彼らが同じようになる可能性は?
「僕は人の足を引っ張ったことは一度もない。自分が這い上がるためにいろいろしてきたけど、自分のポジションにいる人を引きずりおろしたことはない。今後、彼らを意識し続けることがあれば、食われるでしょう。でも、僕はまだまだ意識しないし、もっと上を意識している。その間は抜かれない自信があるし、それを維持できる、もしくはもっと離せるという自信がある」
―2試合連続でキャプテンを務めたが?
「まだ全員そろっていないというか、メンバーもどんどん変わっていく感じでしょ。ころころ変わったときに、ここで変なことを語りたくないし、様子見でいいんじゃないですか?」

●FW大迫勇也(ケルン)
「切り替えるしかない。ポゼッションがチームとしてうまくいっていなかった。3ボランチの位置が低かったし、後ろでつなごうとしたとき、タイミングよく絡めなかった。難しいところもあったけど、後半になったら絶対にスペースができるし、違った展開になると思っていた。もう少しやりたかった」

●MF柴崎岳(鹿島)
「ボールタッチを多くしながら、ある程度自分の考えているプレーは表現できたかなと思う。当然、ミスもあったけど、プレーというよりはまず試合に対する心、スタンスを大事にしたいと思っていたので、90分を通してブレずにそれはできたと思う。積極的に動いて、自分でプレーを表現したいと思っていたし、ボールを持っているときも、持っていないときも、どんな状況においても自分の判断やプレーというのを積極的に表現したいと思っていたので、それはある程度できた」
―背番号7のプレッシャーは?
「それはなかった。歴代の選手が代表で長くつけている番号というのは知っているし、メディアがそう見るのは分かるけど、個人としては意識せずにできたと思う」
―後半のFKは本田が蹴ったが、自分が蹴りたかったのでは?
「蹴った弾道のとおり、非常に良かったですし、どちらが蹴ってもよかったと思います」
―試合は後半のほうが良かった?
「プレーがある程度ハッキリした分、後半のほうが良かったと思う。アクティブに動けたのは後半かな。評価するなら良い部分と悪い部分をしっかり評価しないといけない。チャンスが多かったので、後半の方が良かったと思う」
―ゴールシーンについては?
「味方がDFを引きつけてくれたので、通れば打てるタイミングだと思っていた。味方が引きつけて、いいところにスペースを空けてくれたので、合宿の練習の成果だと思う」


●MF細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
「中盤3枚の右の前だったけど、今までやったことのないポジションでもあるので、攻撃では(本田)圭佑のカバーや、守備のところでは速くプレッシャーをかけることを意識して、セカンドボールをメインにやっていけたらいいかなと思っていた。前半、大きなミスをしてしまい、(川島)永嗣さんに助けてもらった。ああいうミスはしてはいけない。自分の課題だと思う」
―柴崎と組んだが?
「(柴崎)岳はもともと前目の選手なので、岳が気持ち良く上がれるようにバランスを取れればいいと思っていた。チームでしっかりと試合に出られるように努力していかないといけない。チームではダブルボランチや今日のフォーメーションのアンカーでやったりする。アンカーになれば今日のように食いつくのは良くない。アンカーになれば、前目のプレーは使い分けないといけないと思う」
―ウルグアイ戦のときはロングボールが多かったが、今日はグラウンダーの縦パスも含めてリズムとテンポが良くなったが?
「監督も、中盤のところはどんどんベネズエラがプレッシャーをかけてくるので細かいことはせず、ミズくん(水本)と(吉田)麻也のところからシンプルに裏や前を狙って、セカンドボールを岳や自分が拾っていくという話をしていた。ただ、ウルグアイのほうが個の強さがあるとは思う」

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
「一番は勝てなかったことがすごく悔しい。監督は『結果はあまり気にしなくていい』と言っていたけど、受け入れがたい引き分け。ミスが重なっているし、リードして追いつかれて、リードして追いつかれた。リードしたあとの戦い方がよくないし、失点の仕方もよくない。(攻撃の)形もそんなにつくれなかった」
―収穫は?
「ポジティブな点は新しい選手がアピールしたことと、武藤が決めたあと、多くの選手が前に行く姿勢を出し始めたこと。新しい選手も今までいた選手も『自分が』という気持ちが出てきた。競争が激しくなるのはプラスだと思う」
―2試合を終えて改善点は?
「ラインコントロールももう少しできたと思うし、前線がプレッシャーに行っても後ろが付いていかない場面があった。行くときと行かないときをもうちょっと後ろから声をかけないといけないし、攻撃の形ももう少しつくらないといけない」
―ウルグアイ戦から良くなった部分は?
「改善しようという意識は見られた。後ろでもボール回しのテンポを上げるとか、相手の嫌なところを突くことを意識したボール回しは全体としてはできていた。長いボールを織り交ぜながら、相手を走らせることを意識した」

●DF水本裕貴(広島)
―中盤でのパスミスからPKになったが?
「(長友)佑都のところに出そうと思ったけど、相手が見えていなかった。中途半端なプレーになってしまったし、もっとハッキリしたプレーをすべきだった。自分のミスだったので、何とか取り返したいと思ったけど、PKでチームに迷惑をかけて申し訳ない。PK自体は引っかかっていないと思うけど、その前のプレーの選択をミスしたことが悔やまれる」
―相手の長身FWとも互角以上に競り勝っていたが?
「どんな相手であれ、先制点を取ってくれたのに追いつかれたのはDFの責任だし、僕個人の責任」
―先制点の起点になるロングフィードもあったが?
「相手はプレスが速いから、縦パスを狙っていくようにハーフタイムに指示を受けた。オカちゃん(岡崎)がサイドに流れたので、中盤を飛ばして、そこに出そうと思った」
―久々の代表戦だったが?
「こういう雰囲気はここでしか味わえない。クラブとは違う緊張感があるし、こういったレベルの高いところで常にやっていきたい」
―またクラブに戻ってアピールする?
「基本はクラブでのプレーが評価されて、こういったところに呼ばれると思うし、クラブでいいプレーをし続けることが代表への道だと思う。今日はここで終わるけど、次また呼ばれるようにクラブでしっかりプレーしたい」

●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
―2失点目は迷いがあった?
「迷ってはないです。ボールがそんなに強くなかったので、手前に落とそうと思ったが、手前でブレた。完全にミスです。若い選手が活躍してくれて、点も取ってくれたのに、逆に自分が足を引っ張ってしまった。若い選手に申し訳ない。チームとしても勝って終わりたかったし、申し訳ない」
―チームとしてウルグアイ戦からは改善された?
「前半は向こうがいい形でプレッシャーをかけてきた。後半は前に行く機動力が出て、プレッシャーもハマって、いい攻撃ができていた。後半のようなアグレッシブさ、前に行く強さが出たのは確実にプラスアルファだと思う」
―自陣でのパスミスが目立ったが?
「前半は消極的なプレーが多くて、横向きや後ろ向きのパスを取られていた。そこは後半うまく修正できたと思う」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

◆柴崎鮮烈デビュー弾 遠藤継承アピール(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20140910-1364285.html



<国際親善試合:日本2-2ベネズエラ>◇9日◇横浜国際

 MF柴崎岳(22=鹿島)が国際Aマッチ初出場初ゴールの鮮烈デビューだ! 1-1で迎えた後半22分、FW岡崎の左クロスに走り込み、一時勝ち越しとなる右足ジャンピングボレー。勝利こそ逃したが、4年後のW杯ロシア大会へ背番号7を引き継いだ男が、代表通算28人目のデビュー戦弾で、アギーレジャパンに初の引き分けをもたらした。

 日本代表の新戦力、MF柴崎が新時代を象徴するような、あいさつ代わりの1発だ。後半22分、左サイドを駆け上がったFW岡崎からのクロスに走り込み、体を倒してワンバウンドしたボールを右足でジャンピングボレー。普段はクールな男が満面の笑みで跳び上がり、右拳を突き上げた。

 「味方が(相手DFを)引きつけてくれ、クロスもいい所に上げてくれたので流し込むだけだった。チャンスをつくることもできたし、ある程度自分の考えているプレーは表現できた」

 プロ4年目でようやく夢のピッチに立った。託された背番号は、長年MF中田や遠藤が背負ってきた、チームの心臓を意味する7。だが「番号は意識していない。たとえ何番だったとしても同じプレーができたと思う」と冷静だった。後半にはFKのチャンスを本田に譲り、右のキッカーを務める場面はなかったが「90分間通してブレずにできたと思う」と振り返った。

 2年越しの代表デビューだ。09年のU-17W杯では10番を背負い期待されたが、A代表は遠かった。初招集となった12年2月の親善試合アイスランド戦はベンチ入りも出番なし。13年7月の東アジア杯は急性胃腸炎で辞退。嘔吐(おうと)が止まらず、細身の体から4~5キロも落ちた。

 体重が50キロ台になり、部屋をはってトイレに行く日々。悔しさがあふれ出た。「(東アジア杯で)チャンスをつかんだ人がいる。本当に惜しいことをした」。その大会でMVPを獲得したMF山口(C大阪)はW杯でレギュラーとなった。自身は間に合わず。だが、再び巡ってきたチャンスで1発回答してみせた。

 試合後は仲間の輪に加わらず、硬い表情で1人、地面に座り込んだ。「その試合に対する心、スタンスを大事にしたいと思っていた。チームが勝てなくて残念。勝ちたかったというのが本音です」。デビュー戦ゴールの喜びよりも、指揮官に初白星を届けることができなかった悔しさ-。代表の一員として試合に出たからこそ感じた勝利への強い執念は、必ずや柴崎の糧となるはずだ。【福岡吉央】

 ◆柴崎岳(しばさき・がく)1992年(平4)5月28日、青森県野辺地町生まれ。野辺地小2年から野辺地スポーツ少年団でサッカーを始める。青森山田中3年時に全国中学大会準優勝。青森山田高では1年からレギュラーで2年時に全国選手権で準優勝。15歳から世代別代表の常連。12年のアイスランド戦でA代表初招集。J1通算100試合8得点。家族は両親と兄2人。利き足は右。175センチ、64キロ。血液型B。

 ▼日本代表の国際Aマッチ初出場初得点 MF柴崎が9日のベネズエラ戦で達成。13年7月21日の東アジア杯中国戦で柿谷と工藤が記録して以来28人目。アジア勢以外を相手にデビュー戦ゴールは、36年8月4日のベルリン五輪スウェーデン戦での松永行、95年8月6日の親善試合コスタリカ戦での名波浩、97年6月8日のキリン杯クロアチア戦での平野孝に次いで17年ぶり史上4人目。

◆目指すは代表定着!柴崎 デビュー弾も満足せず「まだ第一歩」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/09/11/kiji/K20140911008908800.html

 代表初出場初得点をマークした鹿島の日本代表MF柴崎がチームに合流した。ベネズエラ戦では司令塔として存在感を発揮し、後半22分には豪快な右ボレー弾。それでも2―2の引き分けに終わっただけに、試合後は「悔しい」を連発したが、この日も「一晩たっても悔しいという気持ちは変わらない」と唇をかんだ。

 それでも代表戦出場の反響は大きかった。家族をはじめ、地元・青森の友人や先輩、恩師からもメールや電話が多数あった。この日は代表での疲労を考慮されて室内での別メニュー調整となったが「できる限り目を通して返信しました」と感謝の気持ちを表した。そして「節目というよりも代表キャリアの第一歩を踏み出したという表現が正しい」と代表定着への自信を見せた。

◆柴崎が2番目にパス集中!第1戦から変化(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20140910-OHT1T50178.html

 日本は9日の親善試合、ベネズエラ戦で2―2の引き分けに終わった。スポーツ報知は独自にベネズエラ戦のデータを解析。アギーレ・ジャパンの初勝利はならなかったが、デビュー戦となったMF柴崎岳(22)=鹿島=がチームで2番目のパス受け数47をマークするなど、存在感を示した。

 コロンビア戦の日本の総パス成功数は416。パス受け数は

 (1) 57本 DF吉 田
 (2) 47本 MF柴 崎
 (3) 40本 DF酒井高
 (4) 39本 DF長 友
 (〃) 39本 MF森 重
 (6) 36本 FW本 田
 (7) 35本 MF細 貝
 (8) 33本 DF水 本
 (9) 22本 FW大 迫
 (10)19本 FW岡 崎
 (11)18本 FW武 藤
 (12)15本 FW柿 谷
 (13) 9本 MF田 中
 (14) 7本 GK川 島

となった。5日のウルグアイ戦(札幌ド)は1位が71本のDF吉田、2位が57本のDF坂井、3位が54本のMF森重、4位が45本のDF長友、5位が40本の本田の順。守備的なポジションの選手ばかりにボールが集まり、いかに後ろで回していた時間が長かったかがわかる。それに比べると、MF柴崎が2番目に多い47本が集まったのはアギーレ・ジャパンにとっては前進だろう。

 ◆ネット限定コラム スポーツ報知では今年から「Ball ist rund(ドイツ語でボールは丸い)」と称し、ネット限定でサッカーコラムを連載(不定期更新)します。テーマは世界中のあらゆることについて。話題のネタを扱ったり、時にはデータ分析専門家の庄司悟氏が提供するマニアックなデータで、いろいろなことを検証します。

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